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レシピ&お菓子フォト
お正月のおもてなしに!ねりきり餡で作る『梅』
家で作るのは大変だと思われがちな和菓子ですが、細工棒ひとつでプロ並みのねりきりが作れちゃいます。
今年のお正月は和菓子でワンランク上のおもてなしにチャレンジしてみませんか。
- 白餡:200g(水分を取って計量)
- 寒梅粉:5g
- 水あめ:3g
※ご使用の餡の水分量によって出来上がり量に違いが出ます
『梅』1個分
- ねりきり餡:18g(紅梅は赤で着色)
- 中餡(お好きな餡):15g(ここでは小豆餡使用)
※中餡の水分が多い時は餡玉に丸められるくらいの固さに電子レンジで水分を飛ばしておく
- ・白餡の水分が多い時は予め晒し布巾の間に挟んで水分を除いておくと作業性が良くなります。
目安は餡玉にした時表面にツノがたたないくらい。
1. 耐熱皿に白餡を広げ、寒梅粉を加えて
2. 粉気がなくなるまでゴムベラでよく混ぜる
3. 電子レンジ(600w)に1分30秒かけたら一度取り出してゴムベラでよく混ぜる。この作業をあと2回繰り返す。
※火取りの状態は餡の水分量やご使用の電子レンジによって違います。
ベタッとしていた餡がモチッとしてくるまで乾燥させます。
柔らかい時は様子を見ながら少しずつ時間を足して下さい。
4. 水あめを加えてよく混ぜ、30秒レンジにかける。
5. ゴムベラで小さく切り、
6. かたく絞った晒し布巾を被せて粗熱を取る。
7. 粗熱が取れたら布巾の中で揉み混ぜる。
※手で触れるくらいに熱が取れたら素早く揉み混ぜることでなめらかな生地に仕上がります。
8. 5. 6. を繰り返し、今度は冷めたらよく揉んでひとまとめにする。ねりきり餡の完成です。
※乾燥すると口当たりが悪くなるのでラップに包んで保存すること。
9. ねりきり餡『梅』1個分の材料を用意する。
※紅梅を作るときは赤く着色して下さい。
10. ねりきり餡を円形に伸して中餡を置き、包む。
11. 閉じ目を下にして形を整えたら、手の平で押さえて少し傾斜をつける。
※画像は横から見ています。傾斜をつけることで立体的になります。
12. 三角押棒の角を使って中心より少し下に軽く印(中心線)をつける。
13. 人差し指を使って5か所に軽く窪みをつける。
※等分にするのではなく、下の2箇所を少し小さめにすると花びらに立体感が出ます。
14. 窪みに沿って三角押棒の一本線で中心線に向かって筋をつける。
※実際にはねりきりを左の指先にのせた状態で右手で三角押棒を持って作業して下さい。
15. 三角押棒の先を使ってしべをつける。
16. 余ったねりきり餡を黄色に着色して小さく丸め、しべの中心にのせる。
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三角押棒は和菓子の細工にはなくてはならないお道具です。手に馴染みやすく扱いやすい形は手彫りならではで、使い続けるとどんどんフィット感が増してくるはずです。特にしべは手彫りならではの細かい模様が魅力的!和菓子作りを始めるなら最初にお勧めするお道具です。この1本があれば様々な意匠が作れますよ。