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レシピ&お菓子フォト
基本のパウンドケーキ
パウンドケーキは生地の配合が、バター・砂糖・卵・小麦粉の4種類の材料が1パウンド(ポンド)ずつで作る
ことから「パウンドケーキと」呼ばれるイギリスのバターケーキです。
フランスでは「カトルカール」とも呼ばれています。
今回は型に合わせた分量の基本配合で、プレーン生地のパウンドケーキを作りました。
慣れてきたら、ドライフルーツを混ぜたりココア生地にしたりとアレンジを楽しんでみて下さい。
ブリキパウンド型 1個分
- 無塩バター:115g
- 砂糖:115g
- 卵:115g
- 薄力粉:115g
- ベーキングパウダー:3g
1. バターと卵は室温に戻す。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
2. 型の敷き紙を用意。33×23センチのクッキングペーパーをパウンド型に合わせて折り目を付ける。
写真のように青いライン4本に切り込みを入れ、型に敷き込む。
3. 室温に戻したバターをボールに入れ、泡立て器やハンドミキサーで混ぜてクリーム状にし、砂糖を加えて白っぽくなるまでよくすり混ぜる。
(空気を含ませて、ふわっと白くなるまでしっかりと混ぜる。
目安:ハンドミキサーで2分程度)
4. 溶いた卵を少しずつ加えて、その都度よく混ぜる(目安:6回〜7回に分けて加える)
*分離しないように必ず室温に戻した卵を使用しよく混ぜる。
*もし分離してきたら・・・分量の薄力粉を大さじ1程度加える。
5. ふるった粉類を加え、ゴムベラで練らないようにさっくりと下から生地をすくい上げるように混ぜ合わせる。
(目安:粉っぽさがなくなりツヤがでるまで、40回程混ぜる)。
6. 敷き紙を敷いた型に生地を入れ、ゴムベラで表面を平らにならす。
型の両端をもち、布巾などの上に型の底を叩くように空気抜きをする(2〜3回)。
20分程、常温で休ませる。
7. 170℃に余熱したオーブンで約50分焼く。
途中20分経過後に一度オーブンから静かに取り出し、水で濡らしたナイフで生地の真ん中に一本の切り込みを入れる。
(深めに切り込みを入れてo.k)
8. 再びオーブンに入れ、残りの時間を焼成する(焼き上がりの目安:竹串を刺し何もついてこなければ焼き上がり)。
型から外して冷まし完成。
- 【ポイント】
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・パウンドケーキの特徴のお山を出して上手に焼き上げるポイントは、ひとつひとつの工程を丁寧な作業で作ることです。
プラス焼成前に20分程生地を休ませベーキングパウダーの働きを良くすることと、焼成の途中で生地に切り込みを入れることです。・分離を防ぐために、バターと卵は必ず室温に戻してから作業して下さい。
・ココア生地などにする時は、工程1で薄力粉などの粉類と一緒に合わせてふるい、工程5で生地にふるった粉類を混ぜ合わせます。
・ドライフルーツなどを混ぜる時は、工程5で粉類を合わせたあとにドライフルーツを加えてさらによく混ぜ合わせます。
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定番のブリキ製のパウンド型は熱伝導が良く、生地への火通りが良いので油脂の分量が多い重い生地のバターケーキに向いている型だと思います。 今回のパウンドケーキもムラなくしっかりときれいな焼き色に、角もしっかりとでて形もきれいに焼き上がりました。 パウンドケーキは作りやすく、2倍分量などで作ることが多いので2個3個と持っているととても便利に思います。とても便利なこの型は長くきれいに使用したいので、使用後は水気をしっかりと取り保管することをお勧めします。