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レシピ&お菓子フォト
パネットーネ
イタリアの伝統的なクリスマスの発酵菓子であるパネトーネ。
バターと卵がたっぷり配合されたリッチなブリオッシュ生地に、洋酒に漬けた香りのよいドライフルーツを贅沢に混ぜ込んだ、ふんわりと甘い、風味豊かな発酵菓子です。
本来はもう少し大きめのパネトーネカップで焼かれることが多いパネトーネですが、背の高いポップオーバー型で焼くと、美しいシルエットに焼きあがりました。
ドライフルーツはレーズンを始め、お好きなものを選んでいただければ、オリジナルのパネトーネが出来上がるのも手作りならではだと思います。
リッチな配合の生地は焼いている間から、とても良い香りがオーブンから漂い、幸せな気分に浸れます。
クリスマス前ならではのオーブンから漂う香りをご家庭で味わえるのも、手作りならではの醍醐味です。
- 強力粉:170g
- 薄力粉:30g
- 砂糖:45g
- 塩:3g
- パネトーネマザー:15g
- 牛乳:90g
- 水:25g
- 卵黄:40g
- バター:65g
- レーズンの洋酒漬け:60g
- クランベリーの洋酒漬け:40g
- オレンジピールの洋酒漬け:30g
- 粉砂糖:適宜
- 【下準備】
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・ポップオーバー型にスプレーオイルを振っておく。各種ドライフルーツの洋酒漬けは大きなものは刻み、余分な水分をキッチンペーパーで除きます。
1. 強力粉と薄力粉に砂糖、塩、パネトーネマザーをボウルに入れ、牛乳と水、卵黄を混ぜ合わせたものを人肌に温め、粉類の入ったボウルに加えます。
2. はじめはザクザクとカードで混ぜ合わせ、粉けがなくなりひとまとまりになったらこね台に出してこねていきます。(約10分程度)
3. 表面が滑らかになってきたら柔らかくしたバターを加えてよくこねていきます。はじめは混ざりにくいですが、カードを使いながら徐々になじませていきます。
4. 表面がつるりと滑らかになるまでこねたら、こね終わりです。(約15分程度)
5. こね上がった生地を四角に伸ばして、ドライフルーツを一面に散らし、上下左右を畳みます。もう1度、四角に伸ばして上下左右をたたんだらドライフルーツが混ぜ込めます。
6. 生地をボウルに入れて、ぴっちりとラップをして、室温で約2時間、一次発酵をとります。室温が低い場合はレンジの発酵機能を利用します。(30度)
7. 約2倍になったらこね台に出して両手で優しくガスを抜き、5分割します。
8. 綺麗に丸めたら、固く絞った濡れ布巾をかけ、約20分、ベンチタイムをとります。
9. 軽く丸め直して型に詰め、電子レンジの発酵機能を利用して、60分の二次発酵をとります。(35度)
10. 型のフチよりも少し下まで発酵したら、十文字にクープを入れます。
11. 200度に余熱したオーブンを180度に設定し直し、20分焼きます。
12. 焼きあがったら型ごと落とし、型から取り出して冷まします。
13. 冷めたら粉糖を振り、できあがり。
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ポップオーバー型は、垂直に立ち上がった円柱の独特の形が面白く可愛らしい型です。 カフェでは既に定番となった、ポップオーバーを作るにはもちろん、マフィン生地やパン生地を詰めて焼けば、普段とは違ったシルエットに焼きあがるので、これまでと少し雰囲気を変えてみたい時に使ってみたら、とても可愛らしく焼きあがります。 背の高さも特徴で、とても可愛らしいシルエットに焼きあがるので、記念日のテーブルやおもてなしの際に活躍する型ではないかと思います。 素材はパン焼きに適した、熱伝導の良いアルタイトなので、釜伸びも抜群に良く、ぐんっと伸びてくれます。クープから盛り上がる生地の姿もとても美しく、生地もふんわりと焼きあがります。