レザーは風を一切通さず、ウールや綿等の天然素材やナイロン等の化学繊維の編物や織物と違い、繊維構造が緻密で防風効果抜群の素材です。

さらに、リューグーレザーズでは創業以来、ライダース製造から培った独自の防風技術により、縫い目やファスナー、襟元、袖口、裾周りからジャケット内部への風や寒気の進入を防ぐ機能が随所に散りばめられています。

保温力を向上させる為に天然素材と化学技術による最高峰の蓄熱素材を贅沢に使っています。
天然蓄熱素材のダウンにおいては通常50〜70%のダウンとフェザーの配合率が一般的なのに対し、「最強」の名に相応しいダウン配合率90％を全てのダウン商品で標準化させ、「軽量化」に加え「保温力」も格段に向上させました。

また、ライダースの一部のインナーには3M社製のハイテク蓄熱素材「シンサレート」を裏地に採用したり、YKK社製の気密性の高いファスナーを使い日本の高い技術力を最大限に融合させています。

ラムの繊維構造上、革の内部にある空気胞が大きく、牛革や馬革と比べ強度は落ちますが、その空気胞のおかげで保温性が高く、軽さと温かさは断トツのNo.1素材です。

また、表面に高級樹脂を薄くコーティングするナッパ加工を施すことで、ラム独特の温かくて柔らかい光沢と、心地よい肌触りと弾力性を保ちつつ一定の強度を持たせています。さらに、撥水性と防風性も加わることで僅かな水滴は弾き、内部の暖かい空気が逃げてしまうのを防ぎます。

ラムレザーはその肌触りや風合いにより、羊の皮の中では最高級と言われています。
生後１年以内の羊の皮をラムレザーと呼び、毛穴が小さく、きめ細かいためしっとりとしていて、まるで折り目の無い布のように滑らかな風合いも魅力的な特徴の一つです。

ダウンとは水鳥の胸に生えている羽毛の事で、雪の結晶のような形で小さな産毛が中心から広がっている綿状の羽毛です。多くの空気を囲い含む事から、フェザーよりも保温性に優れておりますが、ダウンが採れる量は全体のほんの数％しかありません。

そしてダウンの重要な特徴がその軽さです。身近なもので例えると、まるで羽毛布団を羽織っているような軽さです。着心地はすごく軽く、あまり着込んでいる感覚がないのにとても暖かい。実に不思議な感覚です。

そんな貴重な素材であるダウンを、リューグーレザーズのラムレザーダウンジャケットはダウンが９０％も配合されており、内部のほとんどがダウンという事になります。その希少さ故に９０％の配合率を採用するダウンジャケットはあまり見かけません。