上野アメ横で創業62年になる老舗マルキン商店が現オーナーの蓬莱博史氏に代替わりをしたのを機にドイツ刃物を中心とした家庭用品店から日本で初のナイフと革製品の専門店となったのが1975年。

革においては、原宿のgoro'sのハンティングバッグや小物を通じて、ハードレザーの魅力を紹介し、その後は、goro'sから独立した職人 たちと、レッドクラウドやオリジナルブランドであるワイルドフォレストといった商品の企画に注力し、グレードの高いハードレザー製品を追い求める日々が続くこととなる。

1990年代には、ナイフシースの第一人者であった中川氏とフリーダムブランドで丁寧な手作りの製品を数多く世にリリースしていく。

2000年代に入り、中川氏の精神を引き継いだ中村氏と共に開発したSEFIAは、細部に拘り、ユーザーの満足度を最大限に追い求めたブランド"Leather field SEFIA"として誕生することとなる。

"Leather field SEFIA"では、中村氏本人が、素材の選択から革の裁断、縫製、仕上げにいたる妥協をしない作業に時を惜しまず丁寧な仕上げ里の製品を作り上げていく。革を扱う職人は数多くいるが、中村氏はナイフ及びナイフシース(革製のナイフケース)の制作から多くの革小物の分野に派生していく経緯のなかで、コバ「革の裁断面)の磨き仕上げにおいて右に出るものがいない技術を有している。

"Leather field SEFIA"で制作される作品は、ミシン縫いが出来るところを除きハンドメイドを基本に制作される。故に生産量は絶対的に少なく、量産品のようなプロモーションも出来ないのが現実である。にもかかわらずハードレザーに魅せられた数多くの常連様から支持を受け、途切れることのないオーダーが品質の証である。

ロングウォレット(長財布)

現在のラインナップはオイルドレザーとブライドルレザーの2型

オイルドレザーウォレットの特長は厚みのある革を使用し、シンプルなデザインで、その耐久性から長く愛用頂けることを目指した作品である。ハードレザー好きにはたまらない革本来の丈夫で使うにつれ変化するエイジングが楽しめる逸品である!

ブライドルレザーウォレットの特長は英国SEDGWICK社製最高級ランクのブライドルレザーを使用し、デザインはオイルドレザーと同じでありながら、革をオイルドレザーより薄くしたユーロテイストな製品である。ブライドルレザー自体の強度が非常に強いが故、実現できた薄く丈夫な作品で、外側の革から内側の革、さらに仕切りまですべてのパーツを最高級ブライドルレザーを使用した非常に贅沢な逸品である。

二つ折りウォレット

現在のラインナップはオイルドレザーが5型とブライドルレザーが1型

オイルドレザーの特長は丈夫で型崩れの少ないこと。厚みのある革を使用することにより、気軽にパンツの後ポケットに入れられるハードレザーならではの丈夫な作品となっている。

タイプにより内側のパターンが異なり、コインポケット付き・両面カードポケットと好みに合わせてお選び頂くことができる。

ブライドルレザーの特長は二つ折りウォレットで一番人気の両面カードポケットモデル。強固な革の特性を生かし薄く仕上げたフォーマルラインで、こちらも全てのパーツを最高級ブライドルレザーを使用している。

コインケース

現在のラインナップはオイルドレザー仕様で大きさ違いが2型

"Leather field SEFIA"で一番の人気モデル!レッドクラウドの頃より長年愛用しているヘビーユーザーが多く、ベルトに付けらるのでポケットが嵩張らずスマートでお洒落なデザインが魅力。