ウェッジウッド

ウェッジウッド
ウェッジウッドは、「英国陶工の父」ジョサイア・ウエッジウッドによって創設されました。




ジョサイア・ウエッジウッド

ジョサイア・ウエッジウッド  後にイギリス陶芸の父と称されるジョサイア・ウエッジウッドは、代々作陶に携わってきた家に1730年に生まれました。
14才で作陶を始めた彼は、めきめきと頭角を現し、1759年に独立。
ウエッジウッド社のスタートとなります。

◆ ジャスパーウェア

1765年硬質陶器クリームウェアが完成。光を受けると美しく透明に輝くクリーム色はシャルロッテ王妃に愛され、「クィーンズ・ウェア」と呼ぶことを許されます。
1774年には、ウエッジウッドの名を一層高めた「ジャスパーウェア」が完成します。
「ジャスパーウェア」は、長年の研究と試行錯誤の末に生まれた作品で、青・紫などの素地自体に色素を含む土台に、ギリシャ神話や花などのモチーフを張り付けて作られます。
この手法で古代ローマの壺を再現した「ポートランドの壺」は屈指の名作と、あまりにも有名です。


ファイン・ボーンチャイナ

やがて、後を継いだ息子のジョサイア2世は、原料の半分以上を牛骨灰にするという画期的な方法で「ファイン・ボーンチャイナ」を完成させます。
ぬくもりのある白色・堅牢さ、などが人気を呼び、ウエッジウッドの名を不動のものにしたのです。
また、
ウェッジウッドの作品には、商品や年代によっても多少違いはありますが、皿や壺などの裏に独自のマークとポーランドの壺の絵とロゴが必ず入っています。


◆ 人気シリーズ の ご 紹 介

ウェッジウッド ジャスパーウェア ジャスパー

ウエッジウッドの創立者、ジョサイア・ウエッジウッドが3年以上の歳月をかけて完成した作品です。
磁器に近いストーンウェアを下地にして、顔料を素地に混ぜることによりいろいろな色に出き、 ギリシャ神話や花をモチーフにした、カメオ細工のような飾りを張り付けるのが特徴と言えます。


ウェッジウッド ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリーが発売されたのは1965年ですが、そのデザインの原画は19世紀初頭からあったというロングセラーシリーズです。
ウェッジウッドには数少ない総柄で、ビクトリア調の愛らしい野苺の花や赤い実があふれそうに描かれています。


ウェッジウッド ナイト&デイ

ナイト&デイ

ミニマリズム・デザインが新鮮な「ナイト&デイ」シリーズ。
フルーテッド(縦溝)とチェックの模様も美しく、明るいシンプルシックな食卓を演出します。


ウェッジウッド ピーターラビット

ピーターラビット

ビアトリクス・ポターの名作・ピーターラビット。
毎日のティータイムはもちろん、お子様など可愛いお客様用としてもおすすめ。ギフトとしても人気の高いシリーズです。
かわいいうさぎ、ピーターが、世界中の子供たちに夢を与えています。



◆ バックスタンプ 一口メモ 

〜ワイルドストロベリー ティーカップ&ソーサーの場合〜

バックスタンプ

現在生産されているバックマークには、Wマークの中にウェッジウッドを世界的に有名なブランドにした一因ともなった「ポートランドの壷」のシルエットがデザインされています。 (左写真:ポートランドの壷 ウェッジウッド物語 日経BPより/右写真:ワイルドストロベリーティーC/S(デルフィ)のバックスタンプ

ソーサーの裏面には、Wild Strawberryの文字の他、Bone China(白さと独特の透明感を出すために骨粉を含有した、イギリスを代表する高級磁器)という文字が入っています。

バックスタンプ 金彩

また、裏面にときどき金の小さな線のようなものが入っている場合がありますが、これは金彩の際に職人が筆先を整えるために描かれたもの。 手がけた職人の好みにより、付いていたり、いなかったりします。(左下写真)

その他、無色の小さな数字の刻印も見かけることがありますが、これは、多数の窯を持つウェッジウッドの整理番号のようなもので、こちらも必ず入っているとは限らないそうです。
ウェッジウッドのティーカップには、シリーズ名が入っているので、洋食器入門者には、ありがたいブランドでもあります。

続いて、ウェッジウッド バックスタンプ集をご覧下さい。


◆ ウェッジウッド バックスタンプ集

こちらでは、ウェッジウッドのバックスタンプの歴史をご紹介いたします。

1759〜69年、バースレムでジョサイア・ウェッジウッドによって使われたと推定されるもので、多分、最初のマーク。

非常に数少ないマークで、1764〜69年にベル・ワークスで使用
1759〜69年頃からいろいろなサイズで使用
内枠と外枠のない円印で、さらに「エトルリア」の文字も入ってないが、おそらく1769年のウェッジウッドとベントリーの最初の印
このマークは、「エトルリア」という文字があって、古いバサールトの壺の基底の内側の隅に付いている。時として、胸像や大きな肖像の台座に見られる。1769〜80年。
内と外に線の入ったこの印は、常にバサールトや「エトルリア」の壺のスクリューの周りに押されている。しかしジャスパーには見られない。1769〜80年
独特な手描きのマーク。ウェッジウッド=ベントリー。1769〜80年。
ウェッジウッド=ベントリーのインタグリオに付されている。それぞれに大きさの異なったカタログナンバーがついている。1769〜80年。
非常に小さいインタグリオには、時々W&Bとカタログナンバーのみが付されている時もある。1769〜80年。
チョコレート色と白色の印章用インタグリオにのみ見出される、珍しいマーク。光沢のある縁取りが付き、二重の粘土層ででき上がっている肖像である場合が多い。
このマークはいろいろなサイズがあり、胸像、グラニット、バサールトの壺、人形、飾り板、メダイヨン、カメオに見出される。極めて大きな陶板から小さなカメオにいたるまで付されている。1769〜80年。
大きさはいろいろあるが、このマークはベントリーの死(1780年)後のものとされる。おそらくジョサイアの死(1795年)後しばらく用いられたものであろう。
1790年に短期間使用された、珍しいマーク。
ジョサイア・ウェッジウッド2世のマーク。おそらく事業における新しい協力関係あるいは変化があったことを示す。いくつかの三脚付バサールト製香合にのみ見出せる。この日付は、1805年にこのデザインが最初に登録された年を意味するのであろう。”Feb.2"の代わりに"2nd Feby"となっている時もある。
このマークは1812〜22年間に製作されたボーンチャイナや陶器に見られ、常に赤または青か金でプリントされている。
1769年から今日まで、この印はクィーンズウェアの本体にじかに刻まれているか、色でプリントされている。最近では、「エトルリア」と「バーラストン」という言葉、さらにパターンの名称が、多くの場合トレードマークと共にプリントされている。1780年から装飾用ジャスパー、ブラックバサールト、ケーン、テラコッタ、クィーンズウェアにはこの印が常に記されている。1891年「イングランド」という名称がこれに加えられた。
これらのマークは、非常に高級品にまれに見られる。1840年頃に用いられたがごく短期間使用されたのみである。
このマークは、1878年、ボーンチャイナの製造が復活した時に採用された。さまざまな色彩でプリントされている。
これは、「マッキンレー税関法」として知られているアメリカの関税規則にそうため1891年ウェッジウッドというマークに追加されたもの
1878年のマークから開発されたマーク。1974年に円の中に書かれたRが、バックスタンプに追加されたが、これは、"Wedgwood"の名が登録商標であることを示すものである。

この印は、色でプリントされ、今日、クィーンズウェアに付されているが、1940年から始まっている。円の中のRの意味は同上。

1998年中頃から使用されるようになったマーク。「ポートランドの壺」がデザインされている。
グラス&フォークのマークは、ヨーロッパにも日本で言うところの「食品衛生法」があり、EU規則に基づいて「その検査を受けました」「食品検査合格」ということを表すマークとなります。
2005年から義務付けされたため、同じシリーズでも製造の時期によってマークの有る・無しがあります。
このマークにより、WEDGWOOD製品は、安全性も優れていることが確認できます。
 
※陶芸の美(京都書院)1特集ウェッジウッド-イギリス-より



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