瀬戸内海に浮かぶ、詩情と伝説に包まれた島「姫島」 風光明媚な地形と美しい海が育んだ姫島の海の幸 ふるさとから遠くはなれているあの人に お世話になったあの人に 姫島の車海老を贈りませんか?

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姫島について

伝説と神秘の島「姫島」

 瀬戸内海国立公園として、豊かな自然に恵まれ、神話や七不思議など、様々な伝説に包まれた神秘の島「姫島」。
 古事記によると、伊邪那美命、伊邪那岐命の紙が「国生み」の際、大島を生み、次に女島(ひめじま)を生むとあり、この女島が姫島のことを指します。 また、日本書紀によると、垂仁(すいにん)天皇の時代、意富加羅国(おぼからのくに・今の韓国南部)の王子、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が白い石から生まれたお姫様と結婚しようとしたが、お姫様はそれを逃れ、海をわたって姫島に辿り着き、比売語曽(ひめこそ)の神となった、と記されています。姫島の名の由来はここから始まります。
 姫島は瀬戸内海で唯一の貴重な黒曜石を産地であることから、縄文時代には瀬戸内海を通じて東九州を中心に中国地方や四国地方などととの交易がおこなわれていました。

風光明媚な地形と自然のめぐみ

 風光明媚な地形と豊かな自然に恵まれた姫島は、渡りをする蝶「アサギマダラ」の休息地としても知られています。姫島に自生するスナビキソウの蜜を求めて、毎年5月上旬頃から6月上旬、南から飛来し、休息してから涼しい北へと飛び立ちます。
 10月中旬頃には世代交代した蝶が再び北から南へ向かう途中、姫島に生えているフジバカマの花の蜜を求めて休息します。

姫島七不思議

 伝説の島と呼ばれる姫島には数多くの言い伝えがあり、姫島七不思議として語り継がれています。

  • 拍子水(ひょうしみず)

    お姫様がおはぐろをつけた後、口をゆすごうとしたが水がなく、手拍子を打って祈ったところ水が湧き出したので拍子水といいます。

  • 仙人堂(せんにんどう)

    観音崎に馬頭観世音を祀った小さなお堂があります。大晦日の夜、債鬼に追われた善人を千人かくまうことができるのでこの名があります。

  • 阿弥陀牡蠣(あみだがき)

    灯台の下の海蝕洞窟内の海面から上2米位の所に「牡蠣」が群棲し海水につかることがなく、食べると腹痛を起こすといわれています。その牡蠣が阿弥陀三尊の形に似ているので、この名があります。

  • 浮洲(うきす)

    沖合の小さな洲に漁業の神様、高倍様を祀っており、高倍様と鳥居は高潮や大しけの時でも決して海水につかることがないというのでこの名があります。

  • かねつけ石(別名おはぐろ石)

    お姫様がおはぐろをつける時、石の上に猪口と筆をおいたところ、その跡ができたといわれています。

  • 浮田(うきた)

    大昔、池に大蛇が棲んでいた。誤って、この大蛇を埋めてしまったため大蛇の怒りで田が揺れるといわれています。

  • 逆柳(さかさやなぎ)

    お姫様が使った柳の楊枝を土中に逆さまに挿したところ、芽を出したので逆柳といわれています。

姫島盆踊り

 「国選択無形民俗文化財」に選択された姫島盆踊りは、鎌倉時代の念仏踊りから発展したものといわれ、伝統踊りと捜索踊りがあります。
 伝統踊りには、キツネ踊り、アヤ踊り、銭太鼓、猿丸太夫があり、子どもから大人まで地区の人々によって長く踊り継がれてきました。
 毎年8月14から16日までの3日間開催され、踊り手は中央広場と各地区にある盆坪を廻って踊り歩きます。

姫島は食財の宝庫

 瀬戸内海国立公園に位置する姫島はは周防灘を望み、豊かな海の幸に恵まれた絶好の漁場です。
 たい、たこ、すずき、姫島かれい、姫島車えびをはじめ、活きのいい魚が水揚げされています。

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