オキアミについて
万能エサともよばれ、ほとんどの魚に効果があるとされているのが「オキアミ」です。
値段も安く冷凍保存することもできるので、愛用されている方も多いのではないでしょうか。
今回はオキアミについて詳しくご紹介します。
オキアミとは
釣具店などで販売されているオキアミは、正式には「南極オキアミ」という大型アミエビです。
見た目はエビのように見えますが、エビの仲間ではなく動物性プランクトンに分類されています。
南極オキアミという名前が示す通り、南極海に生息しています。
日中は太陽光を避けて水深30〜100mの海中を浮遊し、夜になれば表層に浮上してケイ藻類を捕食します。
オキアミ漁は1月〜4月(南極では夏から秋にかかる時期)に行われ、白いオキアミは7月(南極では冬にあたる)に漁が行われます。
体長は3〜6cmほどで、付けエサ用のものはサイズ分けされて販売されていることが多いです。
オキアミの長所
・高蛋白で魚の食いつきが抜群に良い
・万能エサと呼ばれるほど魚種を選ばない
・比重が軽いため沈下速度が遅い
・他のエサよりも価格が安い
・冷凍保存ができるので、年中手に入れることができる
オキアミの黒色化
オキアミは自身が持つプロテアーゼとよばれる消化酵素によって、黒く変色を起こします。
黒色化すると身崩れを起こすため鉤に刺しにくくなります。
使用する場合は使う分だけを取り出し、残りはクーラーボックスで保管しましょう。
また、ボイルされているものは酵素自体が死ぬため黒色化しにくいです。
冬の低温時には酵素の活性が低いため黒色化や身崩れが起こりにくいですが、日光に当てると黒変を起こすことがあります。
黒色化したオキアミに対する魚の食いつきは、新鮮なものと比べると落ちますが、黒色化したオキアミも食べられるので問題はないようです。
当店では、オキアミを種類豊富に取り扱っております。
希少な2Lサイズのオキアミや、溶かして刻む手間のかからないオキアミもございます。
つりエサを購入される際には、ぜひ当店をご利用ください。