杜氏に質問!

女杜氏に質問!



世界唯一の地下坑道内焼酎仕込蔵で働く 女杜氏 たちは、
トロッコに乗って会いにいけます。
時間が合えば、もろみの攪拌作業や蒸留をご覧い頂くことも。
『みなさまのお越しをお待ちしております!!』
Q1.年齢は何歳くらいですか?
  20代〜40代です。
Q2.皆さん仲良しですか?
  切磋琢磨で頑張ってます!
Q3.皆さん焼酎を飲めるんですか?
  そうとも限りません (´ー`A;) 「練習中です。」(←Fさん)  
Q4.金山蔵の焼酎好きですか?
  もちろんです (*'ー'*)ノ
Q5.なぜ女杜氏になったのですか?親類の方ですか?
  金山蔵の杜氏の中に、親類は一人もおりません。
  では、なぜ杜氏になったのか…正直、「絶対に焼酎を作りたい!」
  ということでは無かったみたいです。
  あえて理由を付けるなら「そうなる運命」といったところでしょうか。
  今となっては”生まれながらの杜氏”のように、毎日麹と戯れています。
Q6.杜氏の仕事で嫌な事はありますか?
  杜氏の仕事自体は嫌じゃありません!
  でも、金山蔵の仕込蔵は地下坑道内にあるので、一日中太陽を見ない日も。
  やはり人間は太陽の光をあびないといけませんね。
焼酎について質問!
Q1.なぜ薩摩金山蔵の焼酎は美味いのですか?
  原料を厳選しているのも1つの要因だと言えます。芋は契約農家から良質な
  黄金千貫(さつま芋)を大量に確保しています。
Q2.アルコール度数は発酵の度合いによってだんだんとアルコール度数が上がっていくと思うのですが、
   これを意図的に低い度数でとめてしまうと、どんな味がするのでしょうか。
   もし味はあまり変わらずにアルコール度数が下がれば、下戸向けのお酒になると思うのですが。
   一般的な焼酎は、2回の仕込みによって作られます。「一次仕込み」「二次仕込み」と言います。
  一次仕込みでは、(種麹菌を米や麦などにまぶし育成させたもの。ここで米を使っていると”米麹”と呼ばれ
  ます)と、酵母を加え発酵させます。この時点ですでにアルコールが造られています。
  そして二次仕込みでは、一次仕込みで出来たもろみ(一次もろみ)に材料(芋焼酎の場合は芋)と水を加え
  て通常8〜10日間発酵させますが、アルコールは仕込んで3日目あたりまでに70〜80%生成され、そ
  こからはゆっくり度数が上がります。
   また、発酵することによりつくられる香りや味があり、これが焼酎の美味しさとも言えるわけですので、もし
  二次仕込みを2日間で止めてしまった場合、10日間きっちりと仕込まれた焼酎に比べ、味が落ちるのは
  当然だと言えます。ちなみに反対に仕込み期間が長すぎても、役目を終えた酵母によって味が落ちる様です。
   焼酎のアルコール濃度は、通常 @蒸留 A割水 によって調節します。「ハナタレ」と呼ばれる度数の高い
  焼酎は、蒸留したての度数の高い部分だけを製品化しているのです。また、25%の焼酎などは、原酒に割水
  をして25%にしています。
Q3.酵母と麹は何種類くらい常備しているのでしょうか?
  酵母の数は、残念ながら企業秘密です。焼酎蔵にとって、酵母は味を左右する
  大切な「秘伝」のものだからです。
  しかし、例えば「福金山」と同じ味を他の蔵で真似しようと麹や酵母・作り方など
  全て同じにしても、同じ味にはなりません。それは「蔵つき酵母」の仕業です。
  うなぎのタレと同じ(?)で、その蔵で同じ焼酎を造り続けているおかげで、その
  蔵独特の風味になるのです。金山蔵商品で使用している麹は3種類。『白麹』
  『黒麹』と『黄金麹』です。『黄金麹』は今現在薩摩金山蔵でのみ使用されてい
  る、大変珍しい麹です。この麹は、しつこさが無く、栗を蒸したときの上品な風味
  が特徴です。
Q4.日本酒にはお肌をすべすべにする効果があると聞きましたが、杜氏の皆様もすべすべなのでしょうか?
  検証した訳ではないのですが、お肌に良い成分はモロミに含まれていると思われます。焼酎はモロミの蒸気
  を集めていますので、お肌に良い成分は焼酎を採ったモロミ粕に凝縮されていると言えそうです。
  実は、薩摩金山蔵には温浴施設がありまして、『焼酎風呂』という、モロミ粕を入れたお風呂はお肌がつるつる
  になるとお褒めの言葉を頂戴しております。
  金山蔵の女杜氏にも訊いてみました→「麹を触った直後は手がサラサラです。」というふうに、麹に触れる
  ことは肌には良さそうです。