ふすま紙の貼り方「アイロンで貼るタイプ」(動画つき)

紙のウラ面に熱接着性のノリが付いています。高温のアイロンで表側からゆっくり、しっかりと圧着!熱に弱い「発泡スチロールふすま」には貼れません。

用意するもの

あると便利な道具

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注意事項

  • コードレスタイプは適時充電をして下さい(温度が低いと接着不良をおこす場合があります)。
  • アイロンの温度設定は「高温(スチームタイプは高温スチーム)」でお使い下さい。
  • アイロン底部の樹脂コートがはがれているものや、樹脂コートされていないものを使用する場合は当て布をして下さい。
  • 貼る面に破れや穴がある場合は、補修して下さい。
  • 貼る面のホコリや油汚れはよく拭き取って下さい。
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手順

  1. 手順1
    1引手をはずす

    鋲抜きの柄先部分を引手とふすま紙の間に差し込み、こじあげるとクギが起きあがります。
    鋲抜きを使ってクギを抜き、引手をはずして下さい。

  2. 手順2
    2破れた箇所を修復

    貼る面に破れや穴がある場合は、襖補修紙を穴や破れより大きめに切り、紙の周囲に糊を付けて貼って下さい。
    骨が見えるくらい破れが大きい場合は、襖補修紙の全面に糊を付け2〜3分のちに穴をふさいで下さい。

  3. 手順3
    3アイロンを準備する

    使用するアイロンは、ドライ又はスチームタイプのどちらでも可能です。
    アイロンの温度設定を高温(スチームの場合は高温スチーム)にセットします。
    アイロンの底部の汚れは、きれいにふき取っておいて下さい。

  4. 手順4
    4マスキングテープを貼る

    糊が枠に付かないようにするため、枠の内側に沿ってマスキングテープを貼って下さい。(枠にふすま紙が接着しても、マスキングテープと共にはがせます。)

  5. 手順5
    5裁断と柄あわせ

    柄の天地と位置に注意しながら、枠を付けたままのふすま本体の上にふすま紙をのせ、本体と同じ大きさに裁断します。

    ※柄の位置や高さが同じになるよう注意。
    ※本体にそって、余分な紙を切り落とします(ふすまにピッタリのサイズが目安)。

  6. 手順6
    6圧着する

    まず、ふすま紙の位置がずれない様に注意しながら、矢印の方向に1〜3の順に圧着します。
    2・31の中心から始めます。アイロンの重みだけでゆっくりと滑る様に動かして下さい。目安は1の長さを約10秒。
    スチームの場合はスチームの出る先端が前に進むように動かし、逆方向や横向きに使用しないで下さい。
    終わったら、コードレスの場合は、充電して下さい。

    次に、Aの部分を中央部から矢印の方向に枠の手前まで、当て残しのないようムラなく圧着して下さい。
    Aと同様に中央部からB〜Dの順に圧着していきます。
    方向をかえる場合は必ず一度アイロンを持ち上げて下さい。

    ※コードレスの場合はA部分が終わったら充電してからB部分へ。
    以下C〜Dも同様に充電しながら圧着します。

  7. 手順7
    7余分な紙をカットする

    スミ(角)をアイロンのふちできめ込みます。
    さらに竹べらなどできっちりときめ込んだ後、定規(カッティングメジャー)を当てて余分なふすま紙を切り取ります。
    最後にマスキングテープをはがします。
    ※カットするときは、下の紙を切らないよう、刃を枠のほうに向けて切って下さい。

  8. 手順8
    8仕上げ圧着

    四辺や四隅をアイロンの角できめ込みながらしっかりと圧着します。

  9. 手順9
    12引手の取り付け

    最後に引手を取り付けます。
    図のように引手穴にカッターで八方に切り込みを入れ、引手をはめ込み、上下をくぎで止めます。

    ※引手のクギの打ちつけに便利な「柄付き引手釘打ち」を使うと作業がしやすいです。

  10. 手順10
    10アイロンふすまのはがし方

    アイロンで熱を加えながらゆっくりとふすま紙を持ち上げながらはがしていきます。

貼り方動画