第75回:讃岐弁講座

「きん(きに)


 やっぱり何だかんだつったって「金」だよね!(^o^☆\(-_-;;バキッ

 あ、もちろん「金」は香川でも「きん」です。(^_^;ゞ


  「あの子はおっきょいきん、なんやかんや得やな」


 訳しますと、


  「あの子は大きいから、何だかんだ得だね」


 という意味になります。
 検索していたら、別サイトで面白い例が載っていました。


  「かかんきんこん、こんきんかかん」


 訳しますと、


  「書かないから来ない、来ないから書かない」


 です。
 鐘の音みたいですね。(笑)



  訳:〜だから



 ちなみに高松や東讃地区は「〜けん」といいます。
 また、中讃地区でも(私も含めて)「〜けん」を使う人が多く、
 人口的には「〜けん」の方が多いと思われます。
 だからあえてここでは「〜きん」にしました。
 その昔は土器川(一級河川)を隔てて東では「〜けん」西では「〜きん」を
 多く使っていたそうです。(どのくらい昔かは解りませんが)

 平安時代までさかのぼって、土器川より西の善通寺出身とされる
 弘法大師(空海)は「〜きん(〜きに)」と言ってたんでしょうかね。




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