第74回:讃岐弁講座

「うちんく


 雑学のことでしょ!・・・それはうんちく!(^o^☆\(-_-;;バキッ


  「疲れたやろ?お茶でも出すけん、うちんく寄っていきまい。」


 訳しますと、


  「疲れたでしょ?お茶でも入れるから、私の家に来たらいいよ。」


 という意味になります。



  訳:私の家、我が家



 語源を調べたのですが、一人称を表す「うち」と場所を表す「処(く)」を
 所有を示す「ん」で合体させた言葉のようです。
 古語の処は「く」の他に、住処(すみか)の「か」や、
 何処(どこ)というように、「こ」とも発音します。
 ほへーーー。

 そういわれて思い出したのですが。
 小さい頃に「うちんこ」っていう発音も聞いたことがあります。
 「うちんき」っていうのも聞いたことがあります。

 活字にすると、なんだか恥ずかしいんですが、
 それもちゃんとした由来があったんですね。
 なるほど〜。



 これを調べてて一つ障害が出てきました。
 「うんちく」を見ても「うちんく」に見えて来ちゃいましたね。(笑)



   ○| ̄|_




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