第55回:讃岐弁講座

「はじかい


 大阪府にお住まいのN・A様よりリクエスト戴きました。



 はじっこかい?・・・・ではありません。(^o^☆\(-_-;;バキッ


  「このセーター、はじかいがな!」


 訳しますと


  「このセーター、むず痒い!」


 あmた、ちょっと違ったニュアンスでも使います。


  「花粉の季節は、喉がはじかいな!」


 訳しますと、


  「花粉の季節は、喉がイガイガしますね!」


 です。



   訳:むず痒い、チクチクと痛痒い、イガイガする



 語源は、広辞苑によると麦などのイネ科の植物の花の外殻にある針のような
 突起を「芒(はしか)」というそうで、そこから来ているものと思われます。

 調べると福岡県南部、飛田、富山などで殆ど同じ意味で使用されている様です。

 どこからか伝わってきたんでしょうけど、どうしてこんなに使われている
 地域が飛び飛びなんでしょうね。
 方言って調べれば調べるほど面白いですね。

 あ、正直、この「はじかい」標準語にして戴きたいです。(笑)

 だってすっごく便利なんですもん。




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