第36回:讃岐弁講座

「めんどい」

 雌鳥(めんどり)・・・じゃありません。(^o^☆\(-_-;;バキッ


  「昨日のテストめんどかった」

 訳しますと

  「昨日のテスト難しかった」

 です。
 もひとつ意味があります。

  「ウチのお母さんめんどいけん、そんなんしたらいかんで」

 訳しますと

  「ウチのお母さん気むずかしいから、そんなことしたらダメだよ」

 です。


    訳:難しい、気むずかしい


 どうやら「めんどい」も古語でもあるようです。
 面倒なという漢字がありますが、これは実は当て字らしく、
 語源は「めだくな」(=目にするのも無駄なという意味らしいです)から
 来ているそうです。
 そこから「めんだうな(古語)」という言葉に発展し、
 当時は「体裁が悪い、見苦しい」を意味していたそうです。

 これが徐々に「困難な」という意味を持っていったと考えられるそうです。

 「めんどい」はストレートにその意味で、
 そのルーツから考えると「面倒くさい」も困難っぽいという
 言葉から気が進まないニュアンスが伝えてたのを現代はそのままの意味で
 使うようになったのかも知れません。
 面白いですね。



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