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紀州「南高梅」はいつ誕生したの?
江戸時代田辺藩下において竹や梅しか育たぬやせ地は免租地となることから、農民は重税を免れる意味もあって梅を栽培した事が本格的な梅栽培のはじまりと言われています。
梅の栽培が急激に増加したのは、明治40年以降で、これは、日清(明治27年〜28年)・日露(明治37年〜38年)戦争による兵糧食としての梅干需要の増加によるものでした。
当地方ではこの時期、現在の南部川村晩稲の内中源蔵翁(1865〜1946)が不毛の地を開墾して梅を植え加工場を設けて画期的な事業を起こしたと伝えられており、この製法が周辺に広がり南部地方を中心として一大産地になったと言われています。
内中源蔵翁は梅栽培の中興の祖と言われ毎年2月11日にはその功績をしのび、梅まつりが行われています。
南高梅(なんこううめ)は、昭和30年代前半に当時、県立南部高校教諭であった竹中勝太郎先生が生徒と一緒に品種改良し生まれました。「南高」という名はその育ての親ともいえる南部高等学校の名前からとられたものです。

南高梅の特徴
・肥沃な土壌で育ち、栄養分が豊富である。
・植物繊維、鉄分が豊富に含まれている。
・皮が絹肌のようにやわらからかで美しい。
・肉厚で種が小さい。


熱・咳・のどの痛みといった風邪のあらゆる症状が起きた時、焼いた梅干をお茶に入れて飲むと、症状がやわらぐといった言い伝えがあります。
全身の細胞が活性化し、新陳代謝が活発になるために風邪に効くと言われているわけです。
一度試してみてください。

---梅干が出来るまで---

1.収穫
梅の花は厳しい寒さも忘れさすかのように二月頃に小さな白い花をつけて春の訪れを待ち、六月に新鮮な実がなり、完熟した実を収穫します。
2.洗浄・選別
一粒一粒、丹念に手もぎによって収穫された良質の梅だけを厳選し、洗浄選別します。
3.漬込み
選び抜かれた梅たちを天然塩だけで約一カ月半漬け込みます。
4.土用干し
一カ月半漬け込まれた梅は、梅雨明けと共に七月下旬から自然の恵みの中で三日三晩、天日干しし、梅ぼしとなります。
5.調味・漬込み
時代と共に移り行くニーズに応え、より低塩化に、また、かつお節こんぶ、しいたけ等により、食べやすく喜んでいただける味覚に調味し、漬け込みます。
6.包装・検品
厳重な衛生管理の元に仕上がった梅を検査し、良質な梅だけを容器に一粒一粒、思いを込めて詰めていきます。
7.出荷
心のこもった梅を全国のお客様に迅速に且つ安全にお届けします。