傘屋さんへ行こう!

心斎橋みや竹 kasaya.com 傘屋さんへ行こう! HANWAY六本木ヒルズ店(東京都港区)  




Shop Data
 Shop name :HANWAY六本木ヒルズ店
 Place :東京都港区六本木6‐10‐1
     六本木ヒルズウエストウォーク4F 
 Tel :TEL:03‐5786‐9600
 Established year :2003年4月

六本木ヒルズにあるスペシャリティストア “音が楽しめる傘”にリピーター急増中

HANWAY六本木ヒルズ店


2003年4月。六本木ヒルズの開業とともに、ウェザーアイテムのスペシャリティストアとしてHANWAY(港区六本木6‐10‐1六本木ヒルズウエストウォーク4F TEL:03‐5786‐9600 運営:ムーンバット)はオープンした。「ヒルズ人気も手伝い、開店当初の平日の来店客数は一日1000〜1500人で、土日は2000人超。3年経った今も、平日でも数多くのお客様が来店。その内の多くに店員が一対一で丁寧に商品の説明をし、何人かに実際にご購入いただく」と、店を取り仕切る小池貢マネージャーは多忙を極める毎日を語る。

客足が好調なのは、リピーターが増えていることが大きな要因だ。中心価格帯が約2万円という高級傘を購入した客が再来店し、さらに2本、3本と買っていく。自家用に留まらず、友達や知り合いのギフト用にも購入する。

2本目、3本目を購入したくなる人気の秘密、それはひと言で言えば「傘のクオリティの高さ」である。「HANWAYの長傘は親骨と生地の間に指が入らないほどしっかり張られている。従って、雨音がパラパラと非常に軽く、聴いているだけで雨の日が楽しくなる。また、傘を開くときの最後の一押しで上はじきにカチッと入ったときの音、逆に外したときのボッという重低音も最高」と、小池さん。つまり、HANWAYの傘は“音が楽しめる傘”なのだ。

長傘のオーダーメイドサービスも傘好きを引き付ける一因。HANWAYが予め用意する傘の骨、生地、ハンドル、その他のパーツの中から好きなものを選び、オリジナル傘を作れる。その組み合わせは1000通りにも達するそうだ。オープンから今まで1000人以上が利用し、販売本数は多いときで月間50本以上にものぼる。

また、アーティストとのコラボレーションによる傘をリリースしたり、本格的な素材と技術を用いた高級子供傘を販売するなど、新しい試みにも果敢に挑戦。ラインナップの拡大でさらなる人気の拡大や新たな顧客層の開拓に努力している。

一方で、店員の質の高さも注目される。「私たちはいわば傘のコンシェルジュ。お客様とは傘の話以外にも住む場所や洋服の趣味などの話も交わし、求める傘のイメージを引き出して、それにできる限り近いものを提案する。そういった会話を楽しみに2度、3度と足を運ぶお客様も少なくない」(小池さん)。

全国各地のみならず海外からも客が訪れるHANWAY。最近はメインの女性客に加え、男性の姿も目立ち始めた。「HANWAYはまだ生まれたばかりの無色透明に近いブランド。10年後、20年後の成長が楽しみ」と、小池さんは未来に思いを馳せている。

  



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