【 アパレル用語集 】
☆ 読んで損ナシ!お買い物の際にイメージし易くなりますよ。 ☆
【ヘリンボーン生地】

縫い立てた生地の模様が魚の骨の様に見える為にヘリン(ニシン)ボーン(骨)と呼ばれています。

ヘリンボーンを使用したパンツをはくと、デニム生地に比べるて柔らかい履き心地がします。
【ジャガード生地】

プリントや型押しではなく、生地を織込んで柄を作った素材。

生地を織込んで作っている為、表面のオウトツが光の加減で模様が浮かび上がる様に見える。
【サーマル/ワッフル生地】

縦と横に走るラインのオウトツで、ワッフルの様な格子状(#)の模様を表現した生地。

最近では縦と横に走るラインではない部分に、違う色の生地を使ったツートンカラーのワッフル生地も見かけます。かなりオシャレです。
【メルトン生地】

縦/横糸に太い糸を使い、生地を十分に詰まらせて表面を少し毛羽立たせた生地。

生地の目が詰まっている為、保温性があり冬の商材、特にスタジャン等に使わていれます。表面が毛羽立っている為、糸の目は見えません。
【ナイロン生地】

一般的によく見かけるナイロン性の生地です。

ナイロン自体に保温性があまり無い為、中綿を入れて保温性をUPします。保温性の必要が無い春や秋の商材は生地そのままの状態で加工される事が多いです。
【リップストップ生地】

細いナイロン糸で編み上げ、一定間隔で格子状になる様に太い糸で編み上げています。

普通のナイロン生地に比べ耐久性があり、破れても太い糸で止まり易いと言う特徴もあります。よく軍パンに使われています。
【ダック生地】

太い糸を平織りする事によって、厚みのある強い生地になっています。

ワーク系のジャケットやショルダーバック等にも使われているのをよく見かけます。

【コーデュロイ生地】

一定方向に溝を作る感じでオウトツがあり、トツ側を毛羽立たせています。

手触りも良く、溝に暖かい空気が溜まる為、手を当てていると暖かく感じます。見た目と手触りから冬の商材に使用される事が多いです。
【キルティング】

生地と生地の間に軽く綿を挟み、菱形になる様に縫い上げた生地。綿が挟んである為、菱形が盛り上って見えます。

菱形の模様をアーガイル柄とも言います。
【パイル生地】

ループ状になった細い糸の集合体の生地。

タオル地も同じ構造ですが、一般的にアパレルで言われるパイル生地は太い糸が使用されています。トレーナーなどの裏地に使われる際は裏毛とも言われています。
【メッシュ生地】

生地の表面に穴が沢山開いている生地で、一般的にはナイロン素材の物が多いです。

通気性があり、ジャケットの裏地やメッシュキャップの放熱部、その他夏の商材に使われる事が多いです。
【パンチングメッシュ生地】

こちらは後から機械や工具を使ってパンチングして穴を開けた生地です。

縫製した生地をパンチングすると断面からホツレてしまう為、殆どの場合はフェイクレザー等のナイロン系や本革素材の生地にパンチングを施す事が多いです。
【レザー/本革】

動物の皮を使った素材です。耐久性に優れていますが長く使っていると、梅雨時にはカビが生えない様にしてやる等のメンテナンスも必要になってきます。牛革などの場合はミンクオイルを塗り込んでやる事によってシナヤカさを保つ事ができます。
【フェイクレザー/PUレザー】

人工的に作られたレザーです。本革に比べ、安価なうえに手入れの必要が無いのも特徴です。

本革に比べると耐久性は劣り、薬品系や熱(火)には弱いと言うデメリットもあります。
【フェイクスゥエード】

フェイクレザーの一種ですが、表面が細かく毛羽立っている為、ファッション性が高く、手触りも良いです。

最近は本物と見分けができないくらいの素材感の物まであります。
【ヌバック】

ヌバックと言えばTIMBERLANDブーツのイエローヌバックが代表的です。

表面がとても細かく毛羽立っている為、指でなぞると毛が倒れた方向に跡が付いて見えます。
汚れても専用のクリーナーを使うと容易に落とし易いです。
【ラバープリント】

その名の通り、ゴム素材が入った塗料を使用したプリントです。

伸縮性に富んでおり、生地への乗りも良い為、ヒビや剥がれが出にくいのが特徴です。注意としては漂白剤系に弱い為、漂白剤が入った洗剤等を使うとヒビ割れ等の原因になります。
【昇華プリント】

デジタルプリントの一種で、インクジェット方式で印刷する為、写真などの細かい表現が可能ですが、生地に塗料を染み込ませる為、光沢が出ません。
光沢を出したい場合は、転写プリントと言って、アイロンなどの熱で写真などを転写するプリント方法もあります。
【フロッキープリント】

プリント塗料の表面を静電気で毛羽立たせたプリントです。

手触りはキシキシした感じで、個人的には黒板をツメで引っかいた時を思い出します。(笑)
【切り替えし/切り返し】

生地を縫い合わせる事によってラインを入れたり、違う色同士をつなぎ合わせる事によってデザインを表現する手法です。

デニムやジャケット、ジャンルを問わず使われているデザイン方法です。
【パイピング】

生地にループ状にした生地や丸いヒモを縫い付けてラインを入れた表現方法です。

こちらもジャケット、キャップ、デニムと様々なジャンルに使用されています。
【文字刺繍】

刺繍でも文字を表現したもの。

プリントとは違い、立体感が表現できます。
超立体の文字刺繍の場合は、発砲素材やゴム素材の上に刺繍している場合が多いです。
【総刺繍】

絵やグラフィックを全て刺繍で表現した物。

総刺繍は手間(時間)とコストが掛かる為、ハイエンドなモデルに使用される事が多く、値段も高くなります。使用されている色数が多い程、手間が掛かっています。
【箔プリント/ハクプリント】

金箔の様にプリント表面に光沢のある処理を施したプリントで、高級感がありますが強く擦ると剥がれます。自然に剥がれていくと、独特の風合いが楽しめます。
似た色のプリントで、塗料にラメを入れたゴールドプリントやシルバープリントがありますが、こちらは剥がれません。
【ラインステッチ】

刺繍などではなく、1本縫いで模様を表現したデザインの事。

太い糸を使用しますので耐久性があり、刺繍の様に盛り上がっていない為、引っ掛けたりする事が少ないのでデニムの後ポケットのデザインにも使用されています。
【ピスネーム】

小さなタグにブランド名やロゴを入れたものです。よく首周りや肩口に縫い付けられています。
【ブランドタブ】

LEVI’Sに代表するレッドタブが有名です。

生地を二つ折りにしてブランド名などをプリントし、縫い付けます。服の側面の継ぎ目や、デニムのボディー生地とポケット生地の間等に挟んで縫い付けられています。
【フラップポケット】

ポケットの上に布状のフタが付いているポケットの事。

物が落ちない様にする為の物ですが、デザイン性もアップします。☆
【ラスタカラー】

レゲエを代表するカラーリングの事。
『赤』『黄』『緑』の3色の組み合わせをラスタカラーと言いますが、3色のうち2色の組み合わせのデザインに、残りの1色をコーディネイトで差し色する事によって上級者の着こなしになります。☆
【スタッズ】

小さな金属製の鋲の事で、丸や四角、ピラミッド型など様々な形があります。

パンクやロックのイメージが強いですが、最近では色々なジャンルの服に取り入れられています。
【ラインストーン】

ダイヤモンドカットが施されたプラスチック製の小さな人工石。
ラインストーンの上位版として、キューピックジルコニア(ジルコニア)があり、硬度は劣るがダイヤモンドとほぼ同等の光の屈折率を持っている。その為、人工ダイヤや模造ダイヤとも言われています。
【メタルストーン】

ラインストーンの一種で、薄い金属製の板が使われています。
こちらもラインストーンと同じく、ボンドやレーザーによって接着されますが、強くこすると取れてしまいます。服に使用されている場合は、熱でボンドが溶ける為、乾燥機を使用してはいけません。
【ワッペン】

ボディーに直接加工するのではなく、別で作ったデザイン生地を縫い付けた物。

主に刺繍でデザインされる事が多く、マジックテープで着脱可能な物もあります。
【リアルファー】

ジャケットのフードや衿元に使われる動物の毛の事で、本物の毛を意味します。

簡単な見分け方としては、1本抜いて火をつけると髪の毛と同じ焦げた臭いがします。
【フェイクファー】

フェイクファーは人工の毛になります。

リアルファーに比べると手触りが悪いですが価格的にも安価で、水洗いできるものが多いです。
【ファー】

リアルファーやフェイクファーを総称したもの。

主に冬の商材に使われる事が多く、種類も星の数ほどあります。
【ボア】

羊の毛の様にモコモコしたワタの集まりです。

ジャケットの裏地に使われる事が多く、保温性に富んでいる為、寒冷地用のジャケットにも使用されています。