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ヨーロッパに行って、まず気がつくのは、鏡がやたらに多いことです。 特に「家」の中で使われている鏡の多いこと。 玄関、廊下、階段、居間、寝室、キッチン、トイレ…どこにでも鏡があります。 それも日本で通常見かける板鏡や、申し訳程度の細いフレームがついた鏡ではなく、それぞれ個性があって、他の調度と一体になって しっかりと「家」の個性を 構成しているインテリアミラーです。 又、住宅以外でも、オフィスや美術館のコリドー(廊下や回廊の事)にも鏡がかけてある所が多い。 ![]() 一方で日本ではどうかというと、通常、洗面所、姿見、ドレッサーぐらい。 いずれも姿を映すための道具で、ヨーロッパのようにインテリアの重要な要素として「家」の個性をつくりあげるようなものではありません。 日本にある鏡は、一般的に、デザイン性も乏しく、あのキラキラするクリスタル感がないものが多い。 ヨーロッパで良く見かける鏡のイメージは、上にペンダントライトがついており、下にはコンソールがあって、アンティークなオブジェが置いてある。 光が鏡やオブジェに反射してまるで光の芸術。この光の美しさがこれまでの日本にない文化の一つ。 ![]() ところで、日本でそんなインテリアミラーはどこにあるの?と思って探してみるとこれが結構大変です。 ヨーロッパのようにデパートに鏡の専用売り場があるわけではなく、インテリア売り場の壁にわずかにかけてあるが、没個性の商品ばかり。 たまにゴージャスなものもありますが、きまって輸入品と称して立派な価格がついています。 それでもあるだけましで、今では鏡を販売していないデパートがほとんどです。
このページに掲載している写真は当店のミラーを購入された麻布のT邸。 |
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