輸入壁紙の貼り方

輸入壁紙の種類、施工方法について

輸入壁紙は、本舗から壁紙の裏に糊付けをしてお送りしている国産壁紙と異なり、糊を塗ってから貼るまでの時間が長く取れない性質なので、ご自分で糊を塗ってその場で貼って頂くことになります。
壁紙の種類により、壁紙に糊を塗って施工する方法(糊付け貼り)と、壁に直接糊を塗って貼る施工法(向こう糊貼り)があります。



また輸入壁紙は、壁紙を壁面に順次貼っていく際、隣の壁紙とのジョイント部分を重ね合わせてカットする国産壁紙の施工法と異なり、輸入壁紙の場合は、隣に貼る壁紙を突き合わして貼っていく施工法をとります。つまり、隣どおしの壁紙をくっつけて合わせるだけでダブらせず、その分カットはしません。(突き付け貼り)これは素材の違いに関わりなく、すべての輸入壁紙はこの方法を採ります。

欧米では壁紙を貼るDIYは個人で盛んに行われており、簡単な造りになっています。従来の国産の壁紙施工と異なり、施工法としては簡単で初心者の方にもお勧めできる方法です。


強力な糊を使用

さらに今回は、「超強力タイプ 重ね貼り用のり」を使用することで、従前の古い壁紙を剥がさず、その上から重ねて新しい壁紙を貼るという「重ね貼り」の方法をご紹介します。


重ね貼りの条件

重ね貼りが可能なのは、今貼ってある古い壁紙の表面に織り柄などの凹凸があまりなく、比較的平らな壁紙が望まれます。また汚れ防止機能(撥水機能)付きでない必要があります。ビニールクロス、紙製、不織布を問いませんが、古い方の壁紙が糊を吸収する性質かどうか、圧着した時に新しい壁紙に柄がでにくいかどうかがポイントです。
重ね貼り用のり
不織布の輸入壁紙の貼り方



【のり付け加工】してお届けした商品については、糊付け作業は不要です。
●超強力タイプ 重ね貼り用のりをトレイに入れ、ローラーバケで壁面に塗ります。



●糊は均一に薄くまんべんなく塗り込みます。



●ローラーで糊を伸ばします。 



●糊が塗れたら速やかに新しい壁紙を貼ります。
手で全体に伸ばし、ヘラで中心から端の方に空気を抜いていきます。



●ヘラやローラーで淵や密着しにくいところをよく圧着します。



●隅の部分は、竹べらで癖付けをしてから、ヘラを定規としてカッターを沿わせ余分な部分をカットしていきます。 



●2枚目の壁紙を貼る場合は、柄がある場合は柄を合わせながら、1枚目に突き合わせて貼って行きます。



●糊が強力ですが貼ってからでもある程度手でずらせるので軽く貼ってから、1枚目にうまく突き合わせてずらしながら貼っていきます。



●壁紙との境目はローラーやヘラで入念に圧着します。糊がにじみ出したら素早く乾いた布で拭き取ってください。
基本的な壁紙の貼り方の簡単ガイドはコチラ
不織布でない輸入壁紙の貼り方についてはコチラ
●壁紙貼りの計画から詳細な貼り方については、コレならできる劇的リフォームをご覧ください。



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