●「戸ぶすま」と「本ぶすま」の違い
- 本ぶすまとは、昔ながらの木組みのふすまのことです。
- 戸ぶすまは、マンションなどでよく使われているベニヤ板にふすま紙を貼りつけて造られたタイプです。
- ふすま紙を貼るときは、本ぶすまは縁を取りはずしますが、戸ぶすまは縁をはずさずに、そのまま貼りますのでより簡単です。
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■用意するもの
ふすま紙・新聞紙・糊バケ・なでバケ・糊・雑巾・バケツ・糊を溶くトレイ(2ケ)・カナヅチ・当て木・カッター・はさみ
●始めに
- 一般にDIYで本ぶすまを貼る場合は、現状のふすま紙の上から新しいふすま紙を貼っていきます。
- 既存のふすま紙の柄が淡色の場合、新しいふすま紙をそのまま貼っていくことができます。
しかし柄が濃色の場合、上から貼ると柄が浮き出てくることがあるので茶ちり紙を下地として貼ってから新しいふすま紙を貼る必要があります。
- ふすまの損傷が激しい場合は建具からの見直しが必要になります。骨組みの補修は別途行ってください。
紙が破れている場合は、茶ちり紙を貼ります。
- 押し入れ等の本ぶすまの裏貼りが破れている時は、雲華紙(うんがし)を貼ります。
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1.番号を付け、縁をはずす
ふすまの順番がわかるように鉛筆で数字を記入してからはずします。縁に番号をつけます。