「コマザワワイン日記」は、駒沢ワインクラブメンバーのプライヴェートなワインを中心にした日記です。ワインの評価ではなく感想、食事とのマリアージュではなくて工夫…という、ワインや生活や猫を愛するスタッフの独断偏レポートですので、どうぞご容赦ください。

2007年8月1日(日)


ドゥニ・モルテ  2005 ブルゴーニュ・ブラン

モルテのテーブルワインです。モルテのよいところは、こうしたテーブルワインにまできちんとした心の清潔さがただよっていること。
少し甘さを感じるので、きりっと冷やしていただくのが、いまの季節もよいですね。
京都で買った和久傳の鯛の黒寿司とあわせて。

 




2007年7月28日(土)


ドゥニ・モルテ ジュブレ・シャンベルタン 2005

ドゥニ・モルテが樽詰までは行った、最後のヴィンテージ。フレッシュで力強い香り、シャンベルタンまでいかなくても十分に楽しめます。
ただ、このヴィンテージからラベルが変更になり、以前のほうがよかったかな。モルテファンは、(自分もですが)やはり追悼の意味も含めて、頂くべき1本です。
我が家は和食(家庭の御飯)にどんどんあわせるのですが、ジュブレ・シャンベルタンクラスだと、カバーしてくれる範囲が広くて案外何でもいけます。卵料理とも相性がよいし、 夏の鰻にもばっちりです。
ちなみにグラスの向こうに写っているボトルは、 ジョルジュ・ルーミエのシャンボール・ミュジニー アムルーズ1992。
人気コミック「神の雫」の第一の使途のヴィンテージ違い。これは久しぶりに泣きました。
グラスのエッジには、ほぼ透明の水晶のような縁取りが・・・。澄んだ泉を思わせる、ものすごいミネラル感と甘くむせ返るような花々の芳香。食後に極上の桃とあわせてみましたが、儚い甘さを奏でる素晴らしいマリアージュでした。

 




2007年6月17日(日)


ムートン・ロートシルト 2004

まだ若いかな、と思ったが、閉じた感じは無く軽快な飲み口。
ただ飲み口とは別に香りは開いていない。「新酒!」といわんばかりのフレッシュさだが 全体的なポテンシャルがなく、どちらかというと早飲みの部類なのかもしれない。
目隠しテイスティングをしたらムートンとわからないなあ、と30分ほど経過したところで 甘い華やかなムートンらしい芳香が漂いだした。
年々、ワインが高騰する中でこのお値段が悩みどころだが、ムートンフリークであれば早めの購入で手に入れるべき一本。
これ以上高騰したら、逆に中味とのバランスがとれなくなります。 ラベルは久しぶりに渋いテイストです。

 




7月18日(日)


パートナーがまだ本調子ではないため、オールドヴィンテージのデリケートな味わいや、ガツンと強いポテンシャルを持つヴィンテージは、飲み手が負けてしまうかも。。と、入荷草々の2002年ムートン・ロートシルトをあける。 手書きタッチで沢山の天使の羽が重なったような絵柄のラベルは、結構お気に入りです。
…、が、抜栓して小一時間と少し早すぎたせいか、始めの数口はさらりと軽いものの、その後スパイシーになったと思ったら完全に閉じてしまいました。 早飲みが当り前になった此の頃では、珍しい現象。
ムートンというよりは、サンテミリオンのワインのよう。 まだ、寝ていたかったのね。ちょっと目覚めがご機嫌斜めのようです。仕方ないので半分残し、翌日またチャレンジしてみることに。
暑い夏を彷彿とさせる出来なのかな。 あまり長寿ではなさそうだから、数年で早めに楽しんだほうがよさそうかも。

 




7月17日(土)


富士山の裾野にある「長谷川農産」は、知るひとぞ知るマッシュルーム農園です。無農薬・無漂白でオランダの最新技術のもと作られるマッシュルームは「これが本物のマッシュルーム!?今まで食べたことない味で、ものすごく美味しい!!」という深い感動をもたらしてくれます。それをたっぷり入れたクリームシチューのお供に、オーブリオンのブラン97年ハーフボトルをあけました。
オーブリオンのブランは、近年人気急上昇で、残念なことにお値段も高騰の一途。ですが、しみじみ価値の高いワインです。
97年は「ほんとはもっと寝かせたい!」というくらいフレッシュですが、そのみずみずしさが、この暑い日にはベストマッチです。マスカットや白い桃の味わいが余韻を引き、どこか「モンラッシェ」を彷彿とさせます。
ブルゴーニュの白で、時々出会ってしまう わかりにくさはまったく無く、イノセントなテイストはとっても好み。後を引く余韻が可憐です。
2杯目を飲み終わる頃には「う〜ん、やっぱりもう少し古いヴィンテージがいいかなあ」と、先ほどとは違うことを言ってしまう身勝手な私でした。フルではなくて、ハーフをヴィンテージ違いで楽しむのもいいかなあ、と思いはさらに欲張るのでした。

 




7月16日(金)


ながらくながらく、お休みしてしまった『ワイン日記』。 これというのもパートナーの体調不振。ええ、けしてサボっていたわけでは(汗)…。
まあ、外では時々美味しいワインを頂いていましたが、駒沢ワインクラブ内ではそれにお付き合いし、ちょっとだけ自粛モードだったのです。
おかげ様で回復、全復いたしました! いままでの分を晴らすがごとく、ワイン三昧の日々を送りたいものです。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。

久しぶりのワイン解禁日。しかし、念には念を入れ、まずはハーフボトルで復帰を祝う。
ぺトリュス1979年で乾杯。可愛いでしょ、ぺトリュスのハーフって。これはオークションでゲットした一品です。
オフビン(オフ・ヴィンテージ)のせいか、ややさらっとした喉越しながら、甘い甘い香りがチャーミング。
久々に、五臓六腑に染み入る味わいに、うっとりです。
ゆっくり楽しんだグラス2杯ですが、充分美味しい酔いを頂きました。




11月09日(火)


さてさて、昨年11月に訪問したブルゴーニュ。「これぞ!」と思ったワインを厳選して予約をしたワインがパリより届きました。それに先立ち(ずいぶん遅いじゃないか?)、後半をお届けします。
訪問した関係者皆が、感極まり抱擁して涙ぐんだ、すんごいドメ−ヌ「DENIS MORTET(ドゥニ・モルテ)」であります。


年に数回ごく一部のワイン業者と一部の記者しか入れないという噂の頑固でごく少量の偉大なワインを造るDENIS MORTET。ワインの神様と称されるアンリ・ジャイエが彼の造るワインを絶賛し、一躍時の人に。日本でもほんの少量リーズナブルなラインのものは入っているようですが、微量でなかなか買うのは困難のようです。
以前どこかで飲み「なんてピュアで清らかなワインだろう」という鮮烈な記憶から訪問を希望していたのですが。。当然、断られ、断られ、していたのですが、熱い思いが伝わったのか、ようやく訪問を了解してくれたのですにしても、かなり頑固で難しそうな人のようだし…、昨日のDRCとは別の意味で、大いなる不安とまた期待の入り混じった思いで向かいました。
迎えてくれたモルテさんは堅固な、しかし温かみのあるハートの持ち主。もう、ひとめでさらにファン力倍増です。
「僕が忙しいからなかなか訪問は受けられないといったのは、本当に本当にそうなんだ。小さなワイナリーでワインも少量だけれども、なにからなにまでほとんどの行程を自分ひとりでこなさなくてはならない(自分でしかやらない、というほうが正しいのでしょう)から。本当に余裕が無いんだよ。朝、陽が昇るか昇らないうちに僕はほとんど畑に向かう。もう畑のことが気になって気になってしかたがない。その日、一番の陽の光で畑を見ることが一日のはじまりだね(笑)」
モルテさんに連れられて小さな醸造所に。シンプルで簡素な佇まい。しかし、チリひとつ落ちていない清掃や整備の完璧さ。何もかもが整然とし、ぴんとした緊張感が漂っています。グラン・シェフの厨房のようです。
思わず、お気に入りの中目黒の隠れ家レストランのシェフの佇ずまいを重ねてしまう。

短い会話を交わしなら、いよいよ、樽飲みに。驚くことに、モルテさんは、同アペラシオンのいくつかの樽から少しずつワインを掬い取り、それをブレンドして私達に差し出します。「いま一番のコンディションにしたいから」と、いうことは、今日この日にベストな状態の樽を調べていてそれを自分の納得の行く割合でブレンドしているということ。
どのワイナリーでも、ここまでの完璧さで試飲を勧めてくれたことはありません。
そのパーフェクト・マインドに感服しつつ、試飲。
「おお!これはいったい!?どうして、こんなに!?」というくらいに、純粋、清らか、崇高な精神を感じるワインなのです。そして独特のチャーミングさ。
マルサネのようなアペラシオンにおいても同じテイストは変わらず。しかも、アペラシオンごとの個性が見事なほど凛として浮き彫りにされています。
シャンベルタンやクロドブジョ、シャンボールに至っては、そこに透明感のある複雑味が重なっていきます。
しかし、やはり飲み比べて素晴らしかったのは安価な畑のワインにも淀みない愛情が注がれ、雑味や迷いや誤魔化しのまったくないイノセントな味わいのワインが生み出されているということだ。ワインへの純粋な精神性を色濃く反映したワイン。こんなワインを造る人間がいるんだ、ということに物造りの崇高さ、偉大さを改めて感じ、本当に涙でした。
「いつかは、アペラシオン別じゃなく、たったひとつの[ドゥニ・モルテのワイン]というのを造るのが夢さ」と偉大なるワインを造る若き醸造家の頬は、ほんの少し上気していました。





11月08日(月)


気持ちよい秋晴れの朝。一路向かうは、世界一高名なワインのつくり手「ドメ-ヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」!!
そうです、あのロマネコンティで2003年を試飲させていただくのです!
世界一高名で高額なワインの造り手とは思えぬシンプルなたたずまい。にこやかに出迎えてくださったのが、DRC社長のアルバート氏と醸造長のベルナール氏。社長は写真でみたとおりの真面目で几帳面そうな方でしたが、その反面、醸造長ベルナール氏のなんともチャーミングなこと。案内していただく時も試飲の時も、フランス流エスプリの効いたジョークで私たちを終始楽しませて下さいました。
ああ、この人の愛情と真剣さ、そしてお茶目さが、ワインのエッセンスなのだ!と感じるひと時。ほんとうにワインは、人間が造り出す、偉大な産物です。
もと修道院だったところに、2003年猛暑に見舞われ大変難しい年だったといわれた、そのワインが樽の中で静かに眠っていました。それを樽からそっと静かに掬い取り、全身全霊で試飲していきます。次はベルナールさんのテイスティング・コメントです。

☆エシェゾ-「いつもより酸が少なく、そのために甘味が増した。ちょっとまったりしたコクがあるね」
☆グラン・エシェゾ-「四角くエッジが効いている。そこからストーンと落ちるようなシャープさが面白い。霧が晴れた後、湿った森の中で木々の香りを嗅ぐような風味。あ、森を散歩しているのは恋人達だよ」
☆ロマネ・サンヴィヴァン「とても陽気で明るいチャーミングな女性が、幸せに微笑んでいるよう。ぱあっとした華があるね」
☆リシュブール「芯がしっかりしている女性、けれどまだまだこれから豊かに成熟していく時だね。鉄の手なのだけどビロードの美しい手袋をはめているような。ちょっぴりキャリアウーマンかな(え?私を見て言うのは何故?鉄の手えぇぇ?爆)」
☆ラターシュ「いろいろな高さの美しい塔が重なるように建っているように、複雑さや凝縮感がそれぞれ際立っているね」
☆ロマネコンティ「清らかでたいへん美しい人が横たわっている。だけど、まだしっかりとドレスを着込んできちんとしているようだね。きちっとしている様子もまだまだ、堅そうだぁ(ウィンク)」

…などなど、とても素敵に詩人のようにお話をされます。2003年をひととおり堪能した後、樽の蔵を離れ、瓶熟させているストックのセラ-へ移動。「アペラシオンと年代を当ててご覧」と、社長が古い一本をあけてくれます。う〜ん、でもまだまだ硬い感じ。けれど、この様々な複雑味は。。。「ら?た〜しゅ?…?え?正解!?」ということで年代はわかりませんでしたが、正解でした。嬉しい!
けれど、ベルナールさんはこの年代の選択に納得いかない様子。飲み頃じゃないといわんばかりに頭を振ってもう一本今度は自分が下げてきました。トレビアン!!
皆の期待が高まります。
次に抜かれたワインは、先ほどとは異なり、さらに深い色、豊かで素晴らしい熟成香が立ち上ります。素晴らしい喉越、エレガントなブーケ、永い永い余韻…。
さて?なんだろう?それにしてもじっくり熟成したDRCのオールドヴィンテージの素晴らしいこと!!
ワインが何を囁くか…。さっきのベルナールさんの表現がゆっくりと画像で蘇ります。美しい塔が幾重にも重なるように建っている。いつの時代の建物か。午後の光が傾斜した屋根にあたり、様々な複雑な影を造っている。「これも、…ラターシュ?先ほどのよりさらに古い…」
ベルナール氏が、にっこりと微笑みました。

最後にはモンラッシェの2001年をいただき(しかも、何杯もお代りを頂けました)、夢のようなテイスティングは終わりました。その後、ベルナール氏に畑まで案内してもらい、幸せにDRCを後にしました。
もう、もう、言葉を失います。幸せすぎる時間、今年の収穫の葡萄がワインになるために、また彼らはどのようなことをワインから聴いてゆくのでしょうか。
「いままでで、印象に残っているのは75年かな。この年もすごく難しかった時。でもそんな時こそ、自分たちがワインを助けなくてはならない。どれだけ真摯にワインの言葉に耳を傾けられるか。すべては、ワインが教えてくれるからね」「ロマネコンティの土壌だけは、このDRCの畑の中でも格別だよ。例えば、雨が足りない時には、わずかに降った雨水を自分で蓄えようと貯蔵する。逆に雨が多い時には、どんどん水はけをよくしてしまう。あの畑だけは、まるで生き物のようだね。自分の力で最高の状態を造り出してしまうんだ」ベルナール氏の印象深いお話でした。

コマザワワインクラブ DRCコーナーはこちら



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11月07日(日)


K氏の手がけるワインの試飲に同行することになり、朝早くからK氏の友人Tさんの運転する車に便乗し、シャブリへ向かう。シャブリはとてもかわいらしい街。K氏はここで、生産者に「まるでシャブリらしからぬシャブリ」と言わしめた、めちゃ旨いシャブリを自分ブランドで造っている。いろいろ樽を飲み比べてみると面白い!ひと樽ごとに本当に味わいが違う。「君たちもやってみなよ」という言葉に後押しされ、駒沢ワインクラブ・オリジナル・ワインの夢が頭をかすめる。そのうちに、実現するかも!?です。

午後3時頃、K氏とTさんと別れ、我々は別の車でベズレーへ向かう。ベズレ-の3つ星レストラン『エスペランス』で夕食をとりその後、ボーヌまで移動の予定だ。
エスペランスはオーベルジュにもなっているとても美しいレストラン。「アンリジャイエ」など大好きなワインが、やはりかなりお値打ち価格で飲むことができる。迷わず『アンリジャイエ』を注文。料理は今風に軽めではあるが、やはり私たちには塩気が強くて、少し残念。
しかし、ワインは、もう本当に完璧な状態!コルクを開けた時から香りが毀れだす。彼のワイン特有のチャーミングな愛らしい香り、一口含んだときのやさしい深み。こんなに幸福な気持ちにさせてくれるワインを造るなんて、きっと彼は毎日のあらゆる出来事に感謝して、幸福に生きてきた人なのだろう。
完璧なアプローチと余韻に包まれ、明日から訪問するワイナリーの話で盛り上がる。



 

11月06日(土)


日本のワイン仲間(!?)で師匠でもある友人K氏とパリで落ち合う。なんと偶然、K氏もワイナリー巡りでこちらに来ているとのこと。パリの大手ワインショップ「LAVINIA」で合流。とにかく大きなワインショップでありとあらゆる銘柄がそろう。地下にはグランヴァン専用の大きなカーブがあり、何故か「シャトー・ディケム2000」が陳列されている。あれれ、まだ瓶詰めされていないはずでは??お店の人に聞いてみるが疑問は解決されなかった。おかしいなあ。

さて、夕食はK氏も交えてホテルクリヨンの「アンバサデュール」へ。こちらは、最近シェフが代わり、今最も勢いがある店と評判だ。噂通りの、洗練されたスマートなサービス、魅力的なメニュー構成!
食いしん坊&飲兵衛な我々は、シャンパンを楽しんだ後、白ワインに『ムルソー1997年』、その後『オーゾンヌ1970年』をセレクトした。
それにしても、恐るべし、オーゾンヌ。ガーネットの美しいそれは、同席したK氏を髣髴させるごとく、驚くほど若いワインでした♪古酒としての複雑味、奥行きを持ちながらも、溌剌として力強いキレがある。しかも余韻は何処までもスウィート。ボルドーらしさを堪能した1本でした。
食後にいただいたアルマニャックもすごいヴィンテージぞろいで素晴らしい!ブラボーなレストランでした♪



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11月05日(金)


バルセロナから一路パリへ。ワイン店を下見し、古いヴィンテージで欲しかったワインを物色。それにしても、ユーロが高くて涙です。

夜は三ツ星の『ルドワイヤン』へ。パリには珍しく一軒戸建のレストラン。グランメゾンらしい設えは素敵なのだけれど、料理の方はパリ特有で、塩が強過ぎている。ソムリエもたくさんいるが、レベルにかなりのばらつきがある。リストをじっくり楽しんでいるのに「やれ、どうするの」と煩しい。ただし、フランスのレストランは、日本と違ってワインが安く飲めるのが嬉しいところ。日本では市販価格の倍以上の値段でリストに載せられているが、こちらでは、市販価格よりも割安。特にグランメゾンでは、以前に仕入れたままの価格で古いヴィンテージが楽しめることもあって、百科事典のようなリストも、そんな価格を眺めるだけで楽しい。ああ、このワイン買って帰りたい!
ソムリエは煩わしかったが、それを気にせず、ワインは『ボーヌロマネ1998年』を楽しんだ。



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11月04日(木)


バルセロナ最後の夜、たまには食堂でなく、ちゃんとしたレストランに行ってみようということになり、ガイドブックに小さく載っていた写 真を見て、すっきりと無駄のないインテリアに「ピン」と第六感が動いたため予約をする。駒沢ワインクラブらしく、美味しいスペインワインなど開けたいものだと言いながら、店に着く。
早くも密かな期待が実感に変わりそうな嬉しい予感。シンプルでモダンな内装だが、リラックスさせてくれる心地よい空間。全員若いスタッフだが、きびきびとした気持ちのよい応対で、心地よい緊張感を漂わせている。食前酒に辛口と甘口のお薦めシェリーが用意されていた。それをひとつずつ頂きながら、小さなポーションの季節の素材によるコースを選んだ。
さすがにワインリストも充実。ここ数日お目にかかっていない晩品ぞろいだ。やはりスペインの美味しいワインが飲みたくなり『ウニコ1991年』をオーダーした。
こっくりとした情熱的な色合い、華やかな香り、幾種類ものべリー系の果実が凝縮された味わいの一本で、コンディションも文句なし。ウニコは、個人的にも好きなワインです。そして、料理も絶品で、星三つ付いても不思議でないクラス。デザートの塩味のアイスクリーム・ミルフィーユ仕立て、の意表をついた一皿に感激!



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11月01日(月)〜11月3日(水)


11月1日に成田からフランクフルト経由でバルセロナへ。バルセロナでは、ワイン関係ではないのだが、他の仕事の関係で、様々な建築物の見学・調査を行いました。バルセロナといえば、アントニ・ガウディのサグラダ・ファミリア大聖堂で有名ですが、仕事の関係からガウディの建造物も隈なく視察。本当に素晴らしい体験でした。大聖堂もさることながら、ミラ邸やバトリョ邸など、ガウディが建てた住宅の素晴らしさ。
生誕150年を過ぎているというのに、まさに、時間・空間を超越している。その前衛的でモダニズム溢れる世界に酔いしれてしまいました。
バルセロナは、期待以上に素晴らしいところ。ピカソ、ダリ、ミロなどの個人ミュージアムも充実しているし、街の至る所にアーチストの足跡が。そして、食べるものも抜群に美味しい。街の食堂でいつも御飯だったのだが魚介をシンプルに調理するだけだが、めちゃ旨い!パエリアの概念もすっかり変わりましたね(笑)。こちらのパエリアは、リゾットのようにちょっとお米がアルデンテ、しかもねっとりと出汁のソースが濃厚にからまって、もうワインが進みます。
毎食、ムール貝の蒸し物、アスパラガス、パエリア…、と同じメニューをあちこちの店で連ちゃんする。



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9月06日(月)


駒沢ワインクラブでも、大々的に販売することになった
2001年5大シャトーといろいろ。さっそく状態確認をせねば。で、やっぱり好きなムートンを頂きました。
生ハムとアスパラガス、牛ロースの網焼きをお供に。
はじめの一口は、2000年と比べると、軽いテイスト。2000年はファーストインプレッションがあまりに強すぎるくらいの印象でしたが、2001年は明るくライト。ちょっと物足りないかな、と思いきやデキャンタして時間がたつにつれ、しっとりとした甘いテイストが現れてきました。飲むにつれ、濃厚な甘さ。やっぱり美味しいですね。また、いつも新しいその年の顔を見せてくれるのが、ワインのすごいところ。早飲みでもいけますが、できれば少しデキャンタをしてあげると、らしさが感じられるのではないでしょうか。



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今年のラベルは、ムートンの名前もアーチストの書き込みです。
8月末日頃


ムートンがたまにマールをつくるらしい。
綺麗な刻印がされた木箱に納められていてなんとも美味しそうだったので、何本か購入してみた。これは「カシス」です。すごいよ。このカシス。これで、カシスソーダを作ると皆一様にびっくりする。果樹園にいるような芳醇さ、華やかな香りと味わいが鼻腔を刺激する。大人のカシスソーダです。なんていうか、もう それだけで 世界一のバーテンダーになれると思う。
どこかで見つける機会があれば、これはお薦め。一本を何回でも楽しめるし、極上のカシスソーダはお休み前の一杯に最適です。



8/末日頃 ボトルの形も綺麗。シリアルナンバー入り。
8月22日(日)


駒沢ワインクラブ在住の豹柄コート猫が、世界の同じジャンル(ベンガル種)の猫の中で、3位に輝いた。猫の美しさを競うキャットショーに出ているのです。で、かなりの美猫さんであります。
そのお祝いにいただいたシャンパンで乾杯する。主役には猫缶「ささみ&おかか&チーズ」。
ピンクでした。ピンクシャンパン♪しっかりした味わいで、料理にも馴染みます。ロゼのシャンパンって幸福な感じが漂っていて、幸せ感がさらに増すマジックがあると思う。
Cさま、ありがとうございました。ご馳走様〜!



8/22 シャンパンって、夜だけでなく、緑や太陽とも相性がいいと思う。で、緑を探して撮影。
8月11日(水)


ああ、、、時すでに去りし。
あっ!!と言う間に今は8月です。
「最近日記はどうした!」のお声に「ゴメンナサイ。毎日暑くて白ワインばっかりで、(ならそれを書けばいいじゃないか!)、、、いや、ワインというよりつい焼酎サワーや、ミントのカクテルや、さっぱりものに手が伸びてしまって、、、」と苦しい言い訳をしながらも 復活です。
それにしても、日記って、すこ〜しサボるとすぐ「浦島太郎」状態になってしまうのですね。

某氏のお誕生日。いくつになっても、誕生日はいいものだ。誰の誕生日であったとしても、美味しいワインのご相伴にあやかるチャンスは大である。で、あけましたよ、ムートン1944年!彼は1944年生まれでも、44歳でもないのだけれど(近しいけど)、駒沢ワインクラブのストックの中 ひそかに狙っていた一本なのです。
写真をごらんください。ムートン家の羊が2頭で向き合っているレアなものです。かなり古酒だし、名ヴィンテージと誉れ高い45年の前年なので どーかな〜と、覚悟はしていたのですが、、、抜栓して驚き!なんとオリジナルコルク、状態抜群。で、期待は一気に高まります。溌剌としたムートンらしいチャーミングなテイスト、豊かな甘い香り、古酒に傾かないぎりぎりのところで見せる喉越しの果かなさ、、、
すごいですよ。ちょっと もう 天国な感じでした。
ひとくちことに いまの状態と表現しようと試みるのですが、某氏も私も、なんと まあ、ボキャブラリーの乏しいこと(爆)。なんにしても44年のおかげで最高のお誕生日になりました(私の誕生日ではなかったですが)。



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羊が向き合った44年。羊が背中合わせのものもあるそうです。
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ムートンのラベルはアーチストシリーズ以前のものも、色々変わっていて興味深い。
5月8日(土)


辛くて旨いカレーができた。具もほとんど形がない状態に漉したやつです。焼き鳥をつまみに「LES FORTS DE LATOUR」のミニをあける。焼き鳥屋さんで食べる時は、いつも「しお」だけど、家に買って帰るのは「たれ」。これが思いのほか、ワインに合います。もっか、レバーと皮の「たれ」がお気に入り。東○百貨店の地下の焼き鳥屋さんにある「レバーのワイン煮」はかなりいいです。きんかん(まだ、卵になる前のおなかの中にできてる卵)と一緒に煮てあります。っと、いけない。ワインの話をしなくては!
!!好きです。無条件に これ。うまあぁぁぁい…!!
いま十分美味しく飲めるし、自分的には2000年よりよくないかい?という感じ。それにしてもラトゥールのセカンドはほんとに偉い!5大シャトーの中でも群を抜いてますね。夜遅くにナイトキャップとしてのミニボトルは、とても重宝。セカンドならお値段も手ごろだし、もっと買っておこう!の一瓶でした。そそ、カレーはワインの後、スープのようにそれだけを少しいただきました。ナイスな食べ方♪



5/8 にゃんともいい香り。ワイン好きの猫、豹柄コートの持ち主です
5月6日(木)


駒沢ワインクラブでも売り出すそうです。「LafiteRothschild」2000年。で、今夜はパスタにしました。うに数の子の瓶詰めを和えるだけなんですが、これがまた美味しい。トマトとほうれん草をバターソテーして卵をからめたもの、引き割り納豆とオクラと貝柱を辛子醤油マヨネーズであえて海苔で巻くもの、の2種を前菜に、しろいきましょ、きりっと冷えた白。ということで「POUILLY FUISSE」1999年を。
いいですね、この手の白はほんとうに心地よく喉を通過して、あっという間にあいてしまいました。おなかもまだ十分でないので、冷凍してあった海老マカロニグラタンをオーブンに、そして先述のラフィット・ミニボトルがオープンされました。だけど、ほんとに どうして2000年ってこんなにすぐ飲めちゃうくらいこなれているんでしょう。なんだか、そんなに長熟させなくていいんじゃないの?という感じで今から楽しめます。初々しさが香るけれど、中ほどはかなりしっかりとしてきます。これからの夏の日には、こんな風に少し硬みのある赤もいいのかもしれません。早めに空けてみる一本にいかがでしょう。



5/6 ミニボトルでも存在感は負けません
5月3日(月)


ゴールデンウィーク、なのに ちょっとしたハプニングで家の中を片付けに走っている。しょんぼりな気分。
駒沢ワインクラブでは、オリジナルのワインラベルもおつくりしています。これは、東京キャットクラブさんという由緒あるキャットクラブの25周年記念用におつくりしたものです。4月17・18日にクラブ主催のキャットショーがあり、参加した皆様に記念ボトルとしてお配りになったものです。お洒落な計らいですよね。駒沢ワインクラブにも猫が2頭います。猫とワインってすごく相性がいいと思う。う〜ん、もちろん犬も好きだしいいんだけれど。(犬好きな人ゴメンナサイ)やっぱ、ネコにワインだなあ。



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オリジナルデザインボトル。お子様のお誕生日や結婚記念日などにいかがでしょう。どんなデザインも承ります。
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オリジナルデザインボトル。お子様のお誕生日や結婚記念日などにいかがでしょう。どんなデザインも承ります。
2004年5月2日(日)〜3日(月) 深夜


駒沢ワインクラブで「駒沢ワイン日記」を書くことになりました。と、いうことでトップバッターは、やはりこれでしょう。
堂々のロマネ・コンティ2000年。実は3日はアニバーサリーだし、もう日付変更線な時刻だし、お店もオープン記念で売っているし、だから一度は飲んでおかないといけないし。いい訳を山のようにつけて(爆)のロマネ・コンティであります。2000年なんて若いヴィンテージ開けちゃ駄目だ!とお叱りをうけそう。実際ロマネ・コンティの若いヴィンテージをいただくのは初めてで(ボトル開けるの)、期待と緊張の瞬間。
いや〜、もんのすごく いいですよ(感嘆)。
若いロマネ・コンティは、それはそれで、きっと今しか味わえないフレッシュで華やかな香りと、心地よく喉を滑り落ちる躍動感に満ちて、しかし、少しばかりの時間とともに ちらほらと別の顔がのぞき始めるなんとも悪戯でチャーミングな味わいでした。



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ロマネ・コンティ2000年シリアルナンバーは010101!
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記念日なのでワインの感想をボトルの裏に書いてます

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