シワのないシャツを着るのは気持ちいいものですが、毎日アイロンを掛けるのは面倒ですよね。そこで、便利なのが、衣類をハンガーに掛けたまま、手軽にさっと使える、ハンディガーメントスチーマー「DV8610J1」です。

　どれだけ簡単に衣類のしわ伸ばしができるのか、試してみました！

　左上から、計量カップ、収納バッグ、取扱説明書。左下に移って、アタッチメントブラシ、本体です。取扱説明書は使用方法をイラスト付きで解説していますので、非常に親切だと感じました。

　水は付属のカップはもちろん、タンクは取り外せるので、水道から直接水を入れることも可能です。ただし、直接水を入れると加減が難しいので、付属のカップをご使用いただく事をお勧めします。

　思ったより軽いという印象です。筆者の手は女性でも小さい方らしいのですが、しっかり収まっています。

　一回トリガーを引いただけで、こんなにスチームが出ました。驚きです。立ち上がりまではわずか70秒くらいなので、忙しい朝や、さっと使いたい時に重宝します。

　スチームを当てるだけで、見る見るうちにしわが取れていきます。これだけでもきれいになるのですが、ちょっと引っ張るようにして当てると、さらに綺麗になります。

　アイロンでプレスしたものに比べると若干物足りなさを感じますが、スチームだけでここまできれいになるのであれば十分に感じました。

　アイロンをかけるとどうしてもふんわり感がなくなり、アイロンがけを躊躇してしまうワンピースも、ハンディガーメントスチーマーの手にかかれば、ふんわりしっかりアイロンがけ出来ます。これから春に向けて活躍すること間違いなし!!

　かけ面が熱い時は使用できませんが、アタッチメントブラシを使用するとブラッシングをしながらスチームを当てることが出来ます。コートのお手入れにピッタリな付属品です。

　アタッチメントブラシを付けてコートのアイロンがけをすると、どんどん取れる糸くず・埃たち…綺麗に使用しているつもりが汚れは日々ついていて、これが毛玉になっていくわけですね…これは出来れば毎日でも使いたいと思います。

　かけ面が非常に熱くなるため、机などにそのまま置くことが出来ないのですが、スタンド金具を使うことで、かけ面が机などに触れません。スタンド金具のシリコンの玉がくっついていますが、このシリコンの玉は耐熱性なので、かけ面に当たっていても大丈夫です。

　ハンディガーメントスチーマーを使ってみて、ハンガーにかけたジャケットや、アイロンをかけた後にちょっとしわが付いてしまったシャツなどのしわをとるには、アイロン台をわざわざ出してくるまでもない、非常に便利な製品だということが分かりました。本体グリップのおしりがフック掛けできるようになっているので、収納も便利です。コンパクトなわりに大量のスチームが出るので、まとめてかけるときには補充用の水を用意しておくといいかもしれません。メインで使用するアイロンとは別に1台あれば便利な一品です。

2016. 4.2.公開（りんご）