包丁全般について

Hikari Hochouの商品は店舗でも購入できますか?
ほとんどの商品が、楽天のみで買えるECサイト限定商品です。実店舗で取り扱いがあるかどうか、事前にお問い合わせいただくことをおすすめします。
さびにくく、切れ味が長持ちする包丁はありませんか?
和包丁は鋼の包丁を使用される方が少なくありません。しかし、最近はさびにくい材質の出刃包丁や刺身包丁も取り扱いも増えています。おすすめの鋼材は「銀紙3号」や「SG2」です。硬度が高く、長持ちする切れ味が特長です。
家庭用包丁の寿命はどれくらいですか?
家庭用の包丁は、角砥石で研ぐため、ほとんど減りません。10年経過して、刃渡りが10mm~20mm、幅も5mmほど短い場合は、しっかり研いでいると言えるでしょう。大事に使えば30年、40年、50年と使えます。大切にメンテナンスできるように、当店も全力でサポートします。
ステンレス系鋼材の特長を教えてください。
實光の「銀三」は職人が鍛造して製造しているため、切れ味とさびにくさを両立させた扱いやすい鋼材です。その切れ味の良さから、最近では和食の板前のみなさんにもご支持いただいています。
魚屋さんはもちろん、さびでお困りの方におすすめです。ぜひご検討ください。
牛刀を片刃に研げますか?
両刃の牛刀を、和包丁のような片刃に研ぐことは難しいですが、片刃風には研げます。
和包丁の片刃包丁は、刃の表にしのぎがあり、裏面には裏スキがあります。

両刃包丁の片刃風とは刃先を8:2くらいに研ぎ、シノギを少し付けます。反対側はほとんど研がずにかえりを取る程度で仕上げます。※裏スキはありません。

片刃風に刃付けできる牛刀は、1枚構造の包丁に限ります。3枚構造の包丁は、片刃風の刃付けが不可能となります。
刺身とタコ引きの違いを教えてください。
刺身包丁は切っ先が尖がっていますが、タコ引包丁は四角い形をしています。また、刺身包丁の刃先はアールが付いていますが、タコ引き包丁は直線的な形です。そのため、切り方に若干の違いがあります。また、その他にも異なる点があります。

【相違点】
●タコ引きの方が幅が狭い
●タコ引きの方が厚みが薄い
●タコ引きの方がハンドルが細い

現在、ほとんどの方が刺身包丁を購入されます。当店のラインナップの約9割は刺身包丁です。関東地方中心に今でもタコ引きをご注文いただきますが、以前よりもかなり少なくなりました。
自分専用の包丁は作れますか?
カスタマイズが可能です。カスタマイズの詳細についてはお電話で店舗まで直接ご相談ください。包丁の名入れもおすすめです。自分の名前が入った世界に一つだけの包丁なら、大事にお使いいただけるはずです。
包丁を選ぶ時の基準は何かありますか?
包丁選びのポイントは材質です。切れ味を一番重視したい方は「鋼」、さびにくく使いやすい包丁がいい方には「ステンレス」をおすすめします。

当店では三徳包丁の場合、鋼は「青紙スーパー」、ステンレスは「VG10」、「SG2」をおすすめしています。
左利き用の包丁はありますか?
出刃包丁や刺身包丁など「片刃」の場合、左利きの方は左利き用の購入が可能です。他店と比較しても多くの左利き包丁を取り扱っています。また、三徳包丁や牛刀など「両刃」包丁の場合、刃が左右均等ですので、左利きの方でもそのままご使用いただけます。
洋包丁と和包丁の違いを教えてください。
洋包丁とは牛刀、三徳、筋引などの包丁に代表され、ほとんどの場合「両刃」です。一方、出刃、刺身、薄刃などの和包丁は、ほとんどの場合「片刃」です。洋包丁は万能タイプの包丁が多く、和包丁は食材にあわせて多種多様な種類が揃います。

また、「和包丁タイプ」はハンドルに包丁を差し込むタイプ、「洋包丁タイプ」はハンドル部分をピンで金属に留めているタイプをいいます。
包丁の鞘のみを購入できますか?
可能です。包丁の種類と刃渡りサイズが分かれば、鞘を選ぶことができます。ただし、和包丁は手作りの範囲が広く、刃のサイズや形、厚みなどが微妙に異なるため、入らないことも少なくありません。そのため、鞘と包丁を同時に購入することをおすすめしています。

柄(ハンドル)について

和包丁はハンドル交換できますか?
料理長から弟子、そのまた弟子と3代にわたり、30年以上も当店の和包丁を使い続けているという料理人も少なくありません。和包丁を20年、30年と大事に使うためのサポートは当店にお任せください。

和包丁のハンドルは交換可能です。「ハンドルが痛んできた」「そろそろハンドルを交換したい」とご要望の際は、ぜひ当店までご相談ください。ハンドルの付け替えだけで、新品のように生まれ変わります。

※和包丁は刃よりもハンドルの方が早く痛みます。ハンドルを交換することで10年、20年と長期間の使用に耐えられます。
水牛の部分が白い包丁のハンドルはありますか?
一部の料理人に絶大な人気がある「水牛の部分が白いハンドル」。「個性的かつ特別な一品」とお問い合わせいただくと、このハンドルの商品をおすすめします。 黒い色のハンドルが一般的ですので、デザイン性の高さやこだわりを感じる包丁です。
包丁のハンドルは交換できますか?
和包丁タイプの差込式の包丁はハンドル交換可能です。洋包丁タイプの包丁はハンドルの交換ができかねます。
ハンドルからの異臭は問題ありませんか?
木材の種類により、使い始めに香ることはありますが、そのままお使いいただいて問題ありません。ハンドルが古く、生臭い臭いがする場合は「ハンドルの交換」をおすすめします。

使い方について

家で使う包丁はどれくらいの頻度で研げばよいのですか?
プロのように毎日研ぐ必要はありません。切れ味が落ちたと感じるタイミングで十分です。「急に切れにくくなった」「研いでも切れ味が戻らない」という場合は、プロの職人研ぎをご依頼ください。
包丁には目で見て分からない歪みやねじれが発生することがあります。こうした場合にこそ職人の技術が本領を発揮します。
食洗器で包丁は洗えますか?
基本的には食洗器や乾燥機の利用は控えてください。刃が鋼の場合は、さびる恐れがあります。また、ハンドル部分が木製ならば、温度変化により膨張と収縮を繰り返すため、傷みが早くなります。

使用した包丁は手洗いした後、タオルでしっかりと水気を拭き取り、保管場所に戻すことをおすすめします。

どうしても食洗器を利用したい方は、ステンレス製のハンドル商品を選んでください。オールステンレスでもおすすめできませんが、刃やハンドルの痛みが少ないため、食洗器を利用して洗うこともできます。
包丁を長持ちさせる秘訣を教えてください。
包丁はメンテナンスが必要な道具です。鋼の包丁の場合なら、使用後にすぐ手洗いし、水分をしっかりとふき取ってから、刃に薄く油を塗りましょう。ステンレスの場合も水分はしっかりとふき取るようにしてください。

1〜2年に1度は研ぎ修理をプロに依頼してください。目で見て分からない包丁のゆがみも調整され、切れ味も復活。ご自身でも、研ぎやすくなります。

メンテナンス・修理について

砥石の保管方法を教えてください。
使用後に水で丁寧に洗い、壁に立てかけて保管します。基本的にはこれだけで十分です。 砥石にヒビが入りやすい製法はマグネシア製法ですので、特に気をつけましょう。

【砥石のNGな保管方法】
保管方法を誤ると、砥石にヒビが入るため注意が必要です。普段のメンテナンスは日陰に置いておいてください。

●直射日光で乾燥させる
●急激な温度変化
●乾燥している場所での保管
●温度の低い場所での乾燥
包丁の買い替え時はありますか?
「包丁の買い替え時、捨て時はいつですか?」と質問されることは少なくありません。購入された金額にもよりますが回答としては「包丁の構造上、これ以上使えないという所まで使える」です。

上図の刺身包丁は、業務用としてマグロをさばいている職人さんの包丁です。もともと刃渡り450mmありましたが、刃の長さが1/2以下、横幅も1/3ほどになりました。ここまでは使用可能です。
ちなみに、ここまでにかかった時間はたった3年!
大量のマグロを毎日さばくため、1日に何度も機械式の砥石で研ぐため、ここまで短くなるのです。包丁は大事に使えば、何十年もご愛用いただけます。
刃がかけた場合はどうすればいいですか?
ご自身で研ぐことが難しい場合は、当店まで修理をご依頼ください。

欠けた部分のみを研ぐのではなく、欠けた部分に合わせて全体を研ぎます。欠けの範囲や深さで調整するため、その分だけ包丁が短くなることをあらかじめご了承ください。
包丁の刃が欠けたら買い替えるべきですか?
包丁の刃は欠けても、研ぎなおしをすれば引き続きご使用いただけます。例えば、10mmほど歯が欠けても、刃が欠けていないところまで研ぎなおします。幅は狭くなりますがご利用可能です。

研ぐ必要がないパターンや、研ぎなおした方がいい場合もあります。当店にご相談いただければ、買い替える以外の最善の方法をご紹介します。刃の欠けた包丁を買い替える前に、ぜひ一度相談ください。
包丁のさびを落とすには、どうしたらいいですか?
クレンザーを刀身につけ、優しくこするようにさびを落としてください。
また、当店では消しゴムのようなタイプのさび落としも販売しています。消しゴムを使うようにこすれば、簡単にさびを落とせます。
包丁の修理は、どのように依頼すればいいですか?
当店を運営する株式会社實光のホームページ内「アフターサービス」からご依頼ください。ハンドルの交換もこちらからご依頼いただけます。
※三徳包丁の場合は両刃です。
店舗でも研ぎ直してもらえますか?
研ぎ直しやハンドル交換は、実店舗でも受け付け可能です。
お預かりする期間は約1週間を目安にお考えください。包丁の状態がひどい場合は、もう少しお時間をいただくこともあります。

お預かりする際に、修理完了日をお伝えします。もし引き取りが難しい場合は、郵送もご利用いただけます。
ただし、別途送料が掛かることをあらかじめご了承ください。また、修理はインターネットでのご注文受け付けてています。

※包丁を持ち運ぶ際は、刃先が飛び出さないように新聞紙などで十分に包装してください。

プレゼント・購入について

プレゼント包装に対応していますか?
プレゼント包装をご用意しています。ご注文時に指定してください。ラッピング代金は無料です。
名入れサービスとはどういうものですか?
包丁の刃に名前を入れるサービスです。
世界でたった一つの包丁として特別感があります。また、ギフトとしてもお喜びいただけます。
名入れをすると発送までに時間がかかりますか?
名入れ注文いただいても、通常なら2〜3日で発送可能です。
お急ぎの場合は、お電話で直接ご連絡いただければ、即日発送にも対応します。※名入れ職人の在席時のみ

また、実店舗までご来店いただくと、その場で包丁に名入れができるため当日のお持ち帰りも可能です。※名入れ職人の在席時のみ

お急ぎの時は必ずお電話ください。
包丁にメッセージは入れられますか?
はい、レーザー彫刻(別途費用2,200円)で対応します。
ご氏名や日付、「いつもありがとう」と言ったメッセージなど、ご要望通りに入れられます。

母の日や父の日など、特別なプレゼントとしていかがでしょうか?
当店のお客様による「包丁を受け取られたお母さまが感動のあまり涙を流した」というレビューもたくさん届いています。