ここでは、お客様から寄せられたご質問にお答えしていきます。
特に、不安や疑問の多い放射線関連の事柄を中心にご回答いたします。

【情報更新日:2011.10.24】


レビューの投稿された商品 【訳あり】でも新鮮★タイムセール品数量限定【送料無料】新米☆23年福島県産コシヒカリ白米 10kg(5kg×2) ※沖縄・全ての離島へお届け不可【白米5キロ×2袋】【smtb-TD】【tohoku】【東北復興_福島県】 価格: 3,380円 税込,送料込 へのレビュー
お名前 購入者さん
評価 4.00
投稿日 2011年11月27日 米自体はいつもの普通の米です。
ご質問

Q;ご質問

ただ気になるのはやっぱり放射能。メールでNDばかり並んでるのを見ると「もうNDをコピーペーストしてるだけなんじゃないか」と思うくらい綺麗なNDが出ています
1kgで検出できないなら10kgならどうなのか?震災前の基準では1bq以下のものもあったはずなのでなにかしら測定の手段はあると思いますが。
容量的に10kgが測れないなら基準値超えや関東への汚染の話がされる中なぜここの米はNDなのか育成法?保管法?測定法?
そもそも稲自体に放射能吸収能がないから?汚染されているという話自体が実害ではなくデマ、風評であるから?
仮説でも、根拠を示さないとこの不安はぬぐえません。

A;回 答

お問合せ誠にありがとうございます。
購入者さんが不安を感じるのは無理もない事だと思います。

1.検査結果がNDになるのは、下の図のように、精米日ごとに検査をしているのが理由のひとつだと思います。
また、お買上げ頂いたコシヒカリの産地は、福島県郡山市・須賀川市・白河地区や石川郡など、中通り中部~南部のお米が中心です。



20111105_検査体制図600pix.jpg



2.検体の重量ですが、当店で使用している測定器の標準検体量が1kgですので、これに従っています。

機器は シンチレーションスペクトロメーター機器分析法に準拠した、米国Capintec社製 CAPTUS 3000 放射能分析装置です。
当店では、以上のような流れでお米の原料入荷~検査~製造~検査~出荷を行っています。
これらの仕組みで検査した出荷時検査の結果を、メールでお伝えしています。また出荷時検査は、品種ごと、かつ精米日/玄米調整日ごとに実施しています。

購入者 さんの不安解消のお役に立てれば幸いです。

Q;ご質問
昨日、下記商品を申し込みました。しかし、福島市のお米から規制値以上のセシウムが検出されたとの報道を受けて不安に感じております。
そちらでは自主検査をされており、検査も公表されているので大丈夫だとは思いますが今回購入した商品は、福島県の中でもどのあたりで生産されたものなのでしょうか?
検査結果は希望してませんでしたが、お送りいただけますか?

(お名前;愛知県Oさん 投稿日;2011年11月17日 メールより)

A;回 答

この度は当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。

お問い合わせいただきました【福島県産コシヒカリ】の産地は福島県郡山市・須賀川市・白河地区や石川郡中通り中部~南部のお米が中心です。
ご連絡いただきました放射線検査結果通知の送付を承りました。

商品発送後、当店からご案内致します【本日発送のご報告】メールに検査結果を記載させて頂きますのでご確認を宜しくお願いいたします。

また当店では、上の図のような流れで検査をやっています。そして、公開し、また先ほどのようにご希望で結果をお知らせしている出荷時検査結果はこちらです。表の中の「ND」は、測定器の検出下限値未満を意味します。ほぼ毎日(精米した日、玄米調整をした日)更新しています。ご覧のとおり、検査は8月からスタートしています。

お客様ご自身で安全度をご判断いただけるよう、これらを取り組んでいます。

Q;ご質問
放射能NDというので買ったのですが近所に出来た検査するところで測ったら反応ありました。比較的低い数値でしたので大人で消費しようとは思いますが、子供には別なお米を買うことにします。 全部の検査はできないのはしかたないですがやはり少し怖いですね。

(お名前;購入者さん 投稿日;2011年10月15日 レビューより)

A;回 答

放射能というと、得体が知れないけど不安を覚えるという方は多いと思います。
少しだけよく見ていただきたいのですが、近所に出来た検査所では、どんな単位で測ったのでしょうか?
またどんなメーカーの何という測定器で測ったのでしょうか?

なぜかと言いますと、これから書くように、単位、測定器の精度などでいろいろ見方が変わるのです。 どんな検査をしたのか、反応とはどんなことだったのか、逆質問になってしまいますが教えていただけたら幸いです。

当店では、放射線対策としてトップページリンクを設けているとおり、 シンチレーションスペクトロメーター機器分析法に準拠した、米国Capintec社製 CAPTUS 3000 放射能分析装置 を使用しています。
セシウム137、セシウム134、ヨウ素131を、合算ではなく個別に測定し、それぞれが基準を超えているかどうかを判定しています。
これも放射線対策にありますが、当店がお米の放射線測定に使っている単位はベクレル(以下Bq)です。
1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線が放出されれば1Bqとなります。
さらに、この放射線量が、お米の重さに対してどれだけ含まれているかということで、1kgあたりのベクレル量、Bq/kgを使っています。
当店の場合、分析装置の性能や測定誤差も踏まえて、測定器の検出下限値未満だった時は未検出つまりNDとしているわけです。

ちなみに、これ以外でよく聞かれる放射能の単位として、シーベルトというのがありますね。
こちらは、「生体の被曝による生物学的影響の大きさ(線量当量)の単位」です。ベクレルは食品など出す側の数値、シーベルトは人体など受ける側の数値という違いがあるとも言えます。

お米は食品ですから、食べた後の影響を気にする必要があります。
経口摂取で体内に吸収されたあとの被曝量は、元素の種類によって違います。たとえばヨウ素131の100ベクレルとセシウム134の100ベクレルが体内に入っても、被曝量は違うわけです。
その違いは、ベクレルからシーベルトに換算するときに使う「係数」にあらわれます。
また、元素によって半減期---放射能が弱まっていく時間の目安---が違うので、長期にわたるとさらに影響の度合いが変わってきます。

いっぽう、シーベルトという単位は元素の種類に関係なく、受ける側の影響を数値にしています。
わかりやすい一方で、食品のもつ放射線量を測る方法としては、体内に入ったらどうなるかなど、具体的な影響を調べるには不向きかもしれません。

さいごになりましたが、検査は精米日/玄米調整日ごと品種ごとに行っています。
つまりお米を出荷する日はほぼ毎日検査しています。また玄米タンクの中で攪拌される(混ざる)ので、測定サンプルも偏りのないものになります。

Q;ご質問
ちょっとだけ疑問  福島のお米の国の発表の結果を見ると結構放射能がでてるのだけどもこのお店の調査では今まで一度も出ていない。 どういうことなのだろう?

(お名前;購入者さん 投稿日;2011年10月15日 レビューより)

A;回 答

当店では、調査としまして自主検査を出荷時に行っています。
トップページリンクで出している測定結果は出荷時検査にあたります。出荷前に検査をしているので、すべてND(5bq/kg未満)になります。