代表的な煎茶を例に述べますと、基本的に、お茶の品質は、価格に比例します。 上 級 茶、中級茶、下級茶に分けると、一番茶、二番茶、三番茶になります。 しかし、一番茶でも、茶摘する時期、品種、茶園(土壌)、天候により二番茶より劣 る品質のものは、低価格です。したがって、二番茶の高級品は、一番茶の下級品より 高く流通します。



茶は、農産物ですので毎年新茶が出来ますが、微妙に作柄、収穫量は変わり相場変動 します。そこで、ブレンド技術で、色、味、香りを均一した商品(定番売場)を作り ます。その最終検査は、官能検査です。同量の茶葉を、同量の湯温、湯量で同時間で 抽 出し、同じ条件で水色、味、香りを検査します。その時の、品質の上下が、価格に反 映されます。 業者間取引では、ロット、原価率、その他の取引条件で価格が変動す る のは、他の商品と同様です。



一般的に茶の場合は、酒のように一級・二級、きゅうりのようにS・M・Lというグ レードや、サイズの規格はございません。A社とB社の同価格のお茶においても、おい しい、まずいは存在します。安い価格のお茶でも、お好きな味、お好みの味はおいし くいただけます。



わたくしどもからお勧めしたい商品はいくつもありますが、これでなければ美味しく ないというものではありません。お茶はあくまで嗜好品ですので、お気に入りのお茶 がおいしいお茶といえるでしょう。伊藤久右衛門の目指すおいしいお茶とは、いつで も変わらぬ味と香りをお届けしたいという事です。そのために、肥培管理の行き届い た茶園の生産家と契約し、農薬も可能な限り減らし、温湿度管理を徹底した品質管理 と衛生的な安全清浄茶です。何杯飲んでも飲み飽きない味が一番おいしいお茶ではな いでしょうか。