アンニュース vol.8
 
正しい乳がん用ブラジャーの選び方


Point8
乳頭の位置を、2頭身目と肩口からおへそまでの線上と
交わった位置にすること



イラスト



上記のことは患者さんに限らず一般の方にも該当することですが、ブラジャーの位置がもっとも美しく見える位置です。
下にさがっていると、実年齢より老けて見え、上にあがっていればさらに不自然に見られます。

患者さんがパットを使用するときも、重い・軽すぎるだけでなく、乳頭の位置をしっかりと頭に入れていただき、まずは左右対象になっているかどうか、左右対称でない場合は底面積の広いパットの上にさらに小さいパットを補充することも必要になってくると思います。

日本人の体型は、乳房が横に広がっている方が多く、それを中心に寄せる機能が脇のボーンでもあり、カップのはぎの力であり、乳房を持ち上げる力がワイヤーであることは間違いありませんが、さらにこのことを頭に入れて着用してみてください。

ただし、ボーン入りやワイヤー入りのブラジャーの術後すぐのご使用は避けていただき、お医者さんのOKをいただいてから使用していただきたいと思います。

美しいバランスのとれた形は気持ちも明るく爽やかになれます。元気で頑張っていただければと願っております。



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