アンニュース vol.6
 
正しい乳がん用ブラジャーの選び方


Point6
ブラジャーの素材は各メーカー共ほとんど一緒であり、

アレルギーでない限り一切気にする必要はありません。



イラスト


現在市場に出回っているブラジャーの素材のほとんどが、ナイロン・ポリウレタン・その他の表示のものが多く、一部、綿が入っているもの、シルク(絹)が入っているものもありますが、いずれにしてもブラジャーとしての機能”寄せて上げて”・づり落ち・づり上がりを防止するためには、生地の横糸として使用されるポリウレタンは”伸びる糸”として使用され、重要な機能の役割を果たしています。

時々綿100%・シルク100%がセールスポイントとして使われる場合があります。糸の編立てによって工夫された生地もありますが、基本的には伸びない糸のため、アンダーバストのゴムの伸びやカップ回りの伸びるレース使いで調節しているものが多く、着用時にゆとりがなく合わせづらいためゆとり優先のものづくりとなっています。

確かに綿・シルクは他の繊維と比べると吸汗・速乾性が高く着用感もよく、現在肌にあたる部分が綿100%で伸びがある糸とすると、ポリウレタンの糸に綿糸を巻きつけた糸、コアヤーンブロードという生地があり、この生地であれば肌にやさしく機能性もあります。伸び率は若干低くなりますが、綿にこだわるお客様にはおすすめの生地です。

--次号は--

正しい乳がん用ブラジャーの選び方Point7として、ブラジャーの肩紐(ストラップ)についてお話ししたいと思います。

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