チェコの地方都市ピルゼン(Pilsen)で醸造されていたビールで、大手メーカーのビールもほとんどがこのタイプです。ホップを効かせたキレのある淡色系の下面発酵ビールで、苦味はやや強めです。ゴクゴク飲めるすっきりテイストで爽快感があり、どんな料理にもよく合います。 |
ベルギーにあるヒューガルデン村で醸造されていた白(White)ビールが元祖とされています。原料に小麦を使用し酵母を取り除かないことから白色に近い麦藁色で、小麦特有の香りと酸味、高炭酸が特徴です。原料にスパイス(コリアンダー&オレンジピール)を使用し、苦味を抑えた、フルーティーでさわやかなビールです。 |
イギリスのバートン地方で醸造されていたタイプの明るい(Pale)の上面発酵ビール(エール)です。イギリス産のエールモルトとホップを使い、ハーブを思わせるおだやかな香りとエールモルトの醸しだす深い味わいがビールの世界を広げます。 |
もとを正せば古典的なイギリスのエールで、アメリカの意欲的なブリュワリーやホームブルワーが伝統的なこのエールをアレンジして復活させました。米国ホップのあでやかな柑橘系アロマと、フルーティーなアロマが醸す個性的なエールで、これぞ地ビールといったタイプです。苦味は強く、しまりがあり、しっかりしたモルト風味とカラメルフレーバーが特徴です。 |
ドイツ南東地方で醸造されていたタイプの黒(Schwarz)ビールです。黒ビールによくあるカラメルモルトの特徴(甘味)を抑え、ホップを控えめにすることでローストモルトの風味を引き立たせました。その黒い色からは想像できない、苦味と甘味のバランスが取れた飲みやすいタイプの黒ビールで、ローストフレーバーの香ばしさと苦味が特徴です。 |