赤味噌と白味噌の違い

赤味噌と白味噌の違い

なぜお味噌の色が異なるの?そんな疑問にお答えします。

◆赤味噌と白味噌

白味噌と赤味噌の違いは、製造工程に寄って異なります。
白味噌の多くは煮てから熟成し、赤味噌の多くは大豆を蒸してから熟成させます。

生き味噌のお味噌は、色によって「白味噌」と「赤味噌」に大別できます。(一般のお味噌も同様です。)

煮大豆

白味噌

淡色のお味噌です。
原料大豆を「煮て」短期熟成させると、あまり色目がつかず淡色のお味噌に仕上がります。
「味噌どころ」信州(長野)地方の信州みそや京都の西京味噌などが代表的です。

赤味噌と比べると、比較的甘めのお味噌が多いのも特徴の一つです。

石積み写真

赤味噌

色の濃いお味噌です。
水に浸した原料大豆を「蒸す」と大豆は赤みを帯びます。
長期熟成されているお味噌は、(お味噌の種類や行程でも異なりますが)比較的、コクが強く、塩分濃度も高めになります。

濃い色(赤系)のお味噌は、仙台や越後(新潟)地方や東北地方の味噌造りで多くみられます。

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