【特集】「土の王様」珪酸塩白土ソフトシリカの秘密を探る！
バラや草花などのガーデニング、家庭菜園の愛好家の皆さんから
定期的にご注文をいただいている商品の中に「園芸用ソフトシリカ」があります。
もともと知名度も高い商品というのもありますが、定期的にご注文いただくには必ず理由があるはず！！
ということで、今回は「園芸用ソフトシリカ」を特集してみました。
園芸用ソフトシリカの袋に印刷されている原料表示には、
高度珪酸塩白土 と書かれています。
では、この珪酸塩白土っていうのは、そもそもなんなのでしょうか？
メーカーのHPには、こんな風に書かれています。
珪酸塩白土は我が国で唯一、秋田県横手市八沢木地区でのみ産出される白い粘土です。
珪酸塩白土は、その正式地質名称を軟質多孔性高度珪化珪酸塩白土 (２対１型モンモリロナイト粘土鉱物) と言い、「土の王様」とも称されます。
おぉ、「土の王様」ですか。
なんか凄そうですが、うーん、いまいち何のことやら(^_^;)
では、その特徴から探ってみましょう…
●ケイサン、ミネラルの補給
珪酸塩白土には生物の生命と生長に必要な「珪酸」や「有効ミネラル16種類」も含まれています。十分なミネラルを与えられた植物は光合成と代謝が促進され、強い生命力を持つようになり、ガッチリした健康な体に育ちます。
ふむふむ、ケイ酸の含有率が多いということは、葉や茎がしっかり育つということですね。。
●肥料効率のアップ
珪酸塩白土のコロイドは、植物の根が分解・吸収できない形で固定されたリン酸アルミニウムなどの化合物からリン酸をいったん切り離し、吸収されやすいリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムなどの化合物に変えるように作用します。すなわち、固定しやすく、また、失われやすいリン酸成分を取り込み、保持するという珪酸塩白土特有の機能により、リン酸の効きが良くなります。
珪酸塩白土は土壌中（水中）の過剰なアンモニウムイオン（NH4+ チッソ成分）を吸着・貯蔵する一方、不足してきた時に土壌に還元するという機能もあるため、チッソの効き過ぎを防ぎます。
このような、リン酸やチッソをコントロールする珪酸塩白土の機能により、チッソの効き過ぎによる障害は緩和され、植物の花着きは良くなり、また、果実の食味が向上します。
うーん、ちょっとややこしいですが、要するにリン酸の効きを良くする効果と、チッソの効き過ぎを防ぐということかな。ということは、肥料を多く上げがちな家庭菜園とか草花、特にバラなんかにはおススメということですね。
●古い土の再生
珪酸塩白土は土壌中の不良ガスや不純イオン、雑菌などを吸着・除去し、酸度を調整、また、土壌を団粒化してやわらかくし、ミネラルを補給することによって、健康な土によみがえります。
おお、鉢替えするときなんかにいいですね。
なるほど、こうやって見ると、珪酸塩白土の凄さが改めてわかってきました。
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ソフトシリカの良さはわかったけど、実際どう使えばいいのか…ということで、簡単にまとめてみました。
●露地で栽培する場合（ガーデニング・家庭菜園）
1平米あたり ソフトシリカ 300gをまいて、深く耕して使用してください。
●鉢・プランターの場合
土や培養土によく混ぜてご利用ください。
| 規格 |
サイズ |
土の量 |
ソフトシリカ |
| ３号鉢 |
9cm |
0.25リットル |
25g |
| ４号鉢 |
12cm |
0.6リットル |
60g |
| ５号鉢 |
15cm |
1.0リットル |
100g |
| ６号鉢 |
18cm |
2.1リットル |
200g |
| ７号鉢 |
21cm |
3.3リットル |
300-350g |
| ８号鉢 |
24cm |
5.1リットル |
500g |
| ９号鉢 |
27cm |
7.3リットル |
700-750g |
| 10号鉢 |
30cm |
8.4リットル |
800-850g |
| プランター |
65cm |
12.0-13.0リットル |
1kg-1.5kg |
●野菜・花卉での使用（農業生産）
| 使用場所 |
ソフトシリカの使用量 |
備考 |
| 播種床 |
用土の15％量を混ぜる |
|
| 育 苗 |
床土の10％を混ぜる |
|
| 本 圃 |
200-300kg(10-15袋)
を混ぜる |
10アール当たり |
| さし芽の土 |
用土の15％相当量を混ぜる |
|
| 鉢植えの土 |
用土の15％相当量を混ぜる |
|
| 鉢 花 |
用土の5％を混ぜる |
特にピートモスを使用した用土
では緩衝力を高めます。 |
| 水 耕 |
用土の5％を混ぜる |
ロックウール(粒状)、砂、れきを
使用したベットに10％を混ぜる |
※本圃の場合、土質や栽培する作物で投入量が変動しますので下表をご参考にしてください。
|
葉菜類 |
根茎・そ菜類 |
果菜類 |
果樹・庭木類 |
畑地・普通の
ハウス土壌 |
６袋(120kg) |
８袋(120kg) |
９袋(180kg) |
10袋(200kg) |
| 砂質土壌 |
８袋(120kg) |
９袋(180kg) |
10袋(200kg) |
12袋(240kg) |
| 普通温室の床土 |
10袋(200kg) |
12袋(240kg) |
12袋(240kg) |
15袋(300kg) |
| 普通温室の床土 |
15袋(300kg) |
18袋(360kg) |
18袋(360kg) |
25袋(500kg) |
農薬・重金属に
よる汚染土 |
上記の20〜30％増 |
重症性
欠陥体質土 |
(主に永年使用のハウス・温室や老果樹園) 20-30袋 |
●果樹での使用（農業生産）
| 使用内容 |
ソフトシリカの使用量 |
備考 |
| 果樹園 (10アール) |
160-200kg (8-10袋)を表面散布 |
収穫後半、春先半量 |
| 苗木の植え込み |
植え込みに400gを混ぜる。 |
活着、根郡育成 |
※ソフトシリカは天然の粘土鉱物であり、肥料ではありません。
※使用量はあくまで目安ですので、実際の使用量は前後しても問題ありません。
プロ農家さんだけではなく、ちょっと大きめな家庭菜園や、鉢数が多い園芸関係の方にも十分にご利用いただける商品だと思います。
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この「園芸用ソフトシリカ」、注文と同時に問い合わせも多い商品だったりするんですよね。
当店では、問い合わせいただいた内容を、今後の商品ラインナップなどにつなげるため、
質問内容を定期的に見直ししているのですが、先日、あることに気が付きました。
通常いただく質問のほとんどが、
「バラの花に使いたいんですけど、どのくらい使えばいいですか？」
「10坪の畑だと、いくつ必要ですか」
といった、使用方法についての問い合わせが多いのですが、
なぜかソフトシリカだけは違うんです(^_^;)
一番多い問い合わせが、
『なんでこんなに安いんですか？？』
うーん、この質問、回答に困るんですよね（笑）
でも、まあたぶん、安いと思ってもらえる理由はこんな感じかなぁと思います。
こんな理由で、当店では「園芸用ソフトシリカ（２０キロ入り）」をかなりお得な価格でお届けすることができております。
興味のある方は、ぜひ一度、お試しください
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