今回のテーマは『救急法について 9』


 前回に続いて止血法を取り上げました。

3)止血帯法
四肢の出血のみに用いられる方法で、直接圧迫止血法、間接圧迫止血法、あるいは両者を併用しても止血できない場合や、搬送時に止血帯を用いなければ止血できない場合のみに用いるものです。
つまり、最終的に用いられる方法であり、安易に用いられるものではありません。
用いる止血帯は幅5cm位のものを使います。これは止血帯が細いと皮膚にくいこむことがあるためです。
sまた、止血帯は問題がない限り上腕や大腿にします。

@止血帯と短い棒を用意する
A止血帯を緩めに結び、出血部位にガーゼなどを当てる
B棒を入れ、出血が止まるまで棒を静かに回す
Cゆっくり締め、止血できたらその時点で止める
D棒が動かないようにしっかりと固定する
E止血を開始した時間を記録しておく(できれば止血帯に貼り付けたり書き込むのが確実である)

※止血帯を締め始めると、まず静脈の血流が止まり、それに続いて動脈の血流が止まります。つまり、一時的に静脈の流れのみが止まるので、動脈から血液が流入するだけの状態になります。この状態のときは止血開始時よりも出血量が多くなりますが、引き続き締めていくと動脈の流れが止まるので止血できます。
止血帯を締め始めると出血量が増えるのはこのような理由ですから、あわてないでください。

※止血帯を30分以上続けなければいけない場合は、末梢の組織の壊死を防ぐため30分に1回止血帯を徐々に緩めて血流の再開を図ります。ただし、再開時間は1〜2分で、出血部位から血液がにじみ出る程度にし、この間は直接圧迫しておきます。

4)呼吸停止、心臓停止、意識障害を伴う出血
呼吸停止、心臓停止、意識障害が認められる場合は一刻も早く心肺蘇生を必要としますが、大出血を伴う場合は止血を優先させなければいけない場合もあります。
つまり、傷病畜の心肺蘇生と止血のどちらを先に行うかはその時の状態によります。
難しい問題になりますが、その場で判断してください。

■コラム執筆 ヒノキ特別顧問竹内先生 →先生のプロフィールはこちら!
最終更新日:1月27日
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いろいろなものを食いちぎります。
【飼い主さん】ピア様   【ねこちゃんのお名前】マックスくん  【性別】オス
 猫がいろんな物を食いちぎります。食べるのではなく、ちぎって捨てを繰り返しています。
特にダンボールを食いちぎるのが好きです。他にはトイレットペーパー12ロールの袋を食いちぎり中からトイレットペーパーを出して食いちぎったり籠バッグをボロボロにされたり。

なぜこんなことをするんでしょうか。やめさせる方法はありますか?

獣医師の竹内先生がお答えします!
 質問の行動についてその理由は簡単に説明できないと思います。
単に楽しくてしていることも考えられれば、ストレスから異常行動を起こしていることも考えられます。

ただ単に楽しんで行動している場合は、原因となるものを手の届かないところに収納していただくしかありません。
もし、ストレスという言葉に心当たりがあるようでしたら、まず10分程度時間をつくって猫ちゃんと遊んであげてみてください。出来るのであれば、猫ちゃんが満足するまで遊んであげるのが一番ですが、毎日続けて相手をしてあげるのが大切です。
相手にして欲しくて問題行動を起こすパターンがやはり多いので、無視してないよという意思を示すことで、徐々に治まるのではないでしょうか。

■今回の回答 ヒノキ特別顧問竹内先生 →先生のプロフィールはこちら!
最終更新日12月17日
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■竹内先生のプロフィール


ヒノキ特別顧問 竹内 裕司(タケウチ ヒロシ)先生

日本アーユルヴェーダ学会評議員、大阪伝統医学研究会代表、小動物鍼灸漢方医学研究会会長、NPO法人日本アーユルヴェーダ協会理事、NPO法人日本いきいきらいふ協会副理事長、竹内犬猫病院院長。
1986年麻布大学大学院修士課程修了、その後1989年まで鳥取県庁に勤務。開業見習時に東洋医学と出会い、1992年にアメリカで獣医鍼灸学、インドでアーユルヴェーダとチベット医学の研修を受け、大阪市内で竹内犬猫病院を開業。

現在、遠方から東洋医学治療を求めての来院者も多く、診療の傍ら多くの学会や研究会で東洋医学セミナーの講師として活躍中。その他、学校の講師も務めている。

■資格
獣医師の他に衛生検査技師、第一種衛生管理者、心理相談員、公害防止管理者、一般毒物劇物取扱者、医療環境アドバイザー、食生活アドバイザーなど。

■著書
訳本:初歩のチベット医学(東方出版) DVD:小動物東洋医学DVDシリーズ触って覚える鍼灸穴位1〜3(インターズー) ポスター:犬の鍼灸経絡図(インターズー)、小動物のための東洋獣医学(インターズー)、犬(ワン)ポイント難経(デジタル書房)、こころの病(デジタル書房)

■特技
気功 四柱推命学

■趣味
合気道(三段)、囲碁(二段)、天文観測、最近居合を始めました。 現在、診療活動の他、学会やセミナー等での講演や執筆活動で休日返上の多忙な日々を送っているにもかかわらず、各種試験に挑戦中。まだまだガンバリます。


20年の知識と技術すべてをマン・ツー・マン・システムで生徒に伝えていくことで、他の有名マンモス校では到底できない細やかな指導が行われています。

商品知識から接客マナーにいたるまでの実践的な知識や技術とペットに関する専門的な知識や技術を習得。ライセンス取得テスト合格者にはP.S.G発行のライセンスが授与され、卒業生は、トリマーや動物病院などで活躍しています!


【P.S.Gとは?】
近畿を中心にペットショップのオーナーが集合し、農林水産省近畿農政局より1971年に認可を受け、誕生した組織が“協同組合ペットサービスグループ(P.S.G)”です。そのP.S.Gがよりプロフェッショナルな人材育成のために発行しているライセンスを、コスモ動物総合学園ではライセンス取得テストに合格した学生に授与。このライセンスは商品知識から接客マナーにいたるまでの実践的な知識や技術とペットに関する専門的な知識や技術を習得した者に認定されます。

【P.S.G公認のライセンス】
トリマーズライセンスB級・C級、動物看護士認定証、家庭犬しつけ訓練指導士認定証、
小動物健康管理士認定証、小動物栄養管理士認定証、ペットアドバイザー認定証
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