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漆器のお手入れ・お取扱いのご注意


漆器のお取り扱いは 決してむずかしくありません!!

ごく普通に食器用洗剤とスポンジで洗っていただけます。
さらに上手に扱えば、美しいまま長持ちする点は、 陶磁器やガラスと同じです。
そんなポイントをいくつかご紹介します。


洗い方のポイント
1. 長時間湯水に浸けておかないこと。
2. スポンジはやわらかめで、力をいれてのこすり洗いは避ける。
3. 洗ってからやわらかい布で水気を取り、もう一度乾いた布で曇りを拭いておくと、
美しさが長持ちします。


 湯呑・茶托などの軽い汚れ
油分を含むものを入れていなかった場合は、さっとぬるま湯で手洗いするだけで充分綺麗になります。
お湯の温度は40度くらい、お風呂の温度とほぼ同じです。
気持ちよく洗えて、汚れも良く落ちます。  
 弁当箱やご飯の入っていた器
数分間、器にお湯をはっておきます。他のものを洗っている間くらいがちょうどいいかと思います。
ご飯のこびりつきが、緩んで綺麗に浮き上がります。
その後普通にスポンジで洗えば簡単に落ちます。
 スープや油汚れの場合
食器用洗剤を使っても大丈夫です。
洗剤を含ませたスポンジで優しく洗います。
シチューなどを盛って、こびりつきがある場合は、
ご飯もののときと同様、少しお湯をはっておいてから洗えば綺麗になります。
 
 
漆器の敵
 “敵”などと大げさに書いてしまうと、ちょっと構えてしまいますが、
 漆も木も生きもの。やはり苦手があります。
 人間の肌に良くないことは、漆器にもよくないと思えば良いのです。
直射日光と高温多湿 長期間おくことによって、変色・変形・カビの原因になります。
タワシ・クレンザー キズ・塗装皮膜の劣化につながります。美しい艶を保つためのポイントです。
直火・オーブン・
電子レンジ・蒸し器・
食器乾燥機
木製品ですので直火やオーブンはもちろんですが、
電子レンジも破損や火災の原因になります。
蒸し器は高温多湿、食器乾燥機は高温による変質を招くことがあります。
 
 
その他こんなことも知っておかれると便利です
新しい漆器のにおいが気になる場合は・・・
 1.風通しのよい所に数日間置く。
 2.2〜3回湯通しする。
 3.薄めた酢で軽く拭く。
 4.米びつの中へ数日間入れておく  などをお試し下さい。
 
油が滲み出ていたり、指紋などがついてしまった場合は・・・
柔らかい布や紙で拭き取ります。石けんで洗った手で扱えば、ほとんど指紋が付きません。
 
たまに使う大切な器は、柔らかい紙か布に包んで箱に納め、乾燥しすぎないところに保管します。
 
拭くときは、軽く塵を払い落としてから拭くとよい艶が長持ちします。
 

普段使いの漆器や漆塗の家具などは、室内でも紫外線を浴びるので、どうしても少しづつ劣化してしまいますが、食用油を小量しみこませた柔らかい布でたまに磨くと、かなり防ぐことができます。
一年以上経ってから、からぶきの要領で磨き上げていただくと、つやが出て長持ちします。
ただし、化学ぞうきんは禁物です。
 

漆は、塗られてから約1年くらいで固まってゆきます。 その間はていねいな取り扱いを心掛けて下さい。
1年を過ぎるとその後はかなり堅くなりますので、他の食器等と同様に扱っていただいても大丈夫です。
 

上手に扱って、どうぞ永くご愛用下さい。