太久保酒造の焼酎一覧
蔵元訪問記 ■太久保酒造株式会社
■曽於郡大崎町横瀬1252-2番地
<事務所と瓶詰工場>
<事務所の隣にある関連会社-中山信商店>
太久保酒造の前身は、1910年(明治43年)創業の久保醸造です。
1990年(平成2年)サツマイモの問屋をしている中山信商店があとを引き継ぐ形で太久保酒造が設立されました。
蔵は曽於郡大崎町横瀬の田園地帯にあります(瓶詰工場・事務所は志布志市尾野見 所在)。
太久保酒造のこだわりは原料のサツマイモです。
本体の中山信商店が大手のサツマイモ問屋で、厳選したサツマイモを提供してくれます。
また、仕込み水は霧島山系の伏流水を汲み上げて使用していますが、割り水には志布志の自然湧水「御前の水」を用いています。
「御前の水」は薩摩の代表的な山城として知られる志布志城址麓の玄瑞観音のもとに湧き出る清水で、どんな旱魃でも涸れることがなかったと伝えられています。島津の殿様が志布志を訪ねた際献上されたことから「御前の水」と呼ばれているそうです。
蔵は、タンクローリーで汲みにいっています。
この芋と水を使い、蔵は甕壷で仕込んだ丁寧な焼酎造りをされています。