真言宗の解説

真言宗のイメージ写真
唐に渡った弘法大師とも呼ばれる空海によって、密教を理論・実践とも大成させて開かれた宗派で大日如来をご本尊とします。
現在では、高野山真言宗、東寺真言宗、真言宗豊山派や真言宗智山派などの宗派に分かれるものの、主要な16派の18の総大本山を真言宗と呼ぶ事が多くなっています。 大日如来と一体化するための修行を行い、この身のままで成仏(即身成仏)とも目的とすると説かれています。

宗派別解説のメニュー

  • 真言宗の仏壇の選び方
  • 真言宗の本尊・脇侍の選び方
  • 真言宗の仏具の選び方
  • 真言宗の位牌の選び方
  • 真言宗の仏具の並べ方・祀り方
  • 当店オススメの真言宗の仏壇・位牌・仏具のご案内

真言宗の仏具の飾り方・並べ方のイラスト解説

並べ方の確認をしたいお仏壇の種類をクリックすると、それぞれご確認いただけます。

  • 唐木仏壇 上置きタイプ
  • 唐木仏壇 下台付タイプ
  • モダン仏壇 上置きタイプ
  • モダン仏壇 下台付タイプ

【真言宗】唐木仏壇・上置きタイプの仏具の置き方・祀り方


写真をクリックすると、大きな拡大画像が新しいウィンドウで開きます。
祀っている仏具セットはこのページの下でオススメ仏具としても紹介しています

【真言宗】唐木仏壇・下台付き(床置き)タイプの仏具の置き方・祀り方


写真をクリックすると、大きな拡大画像が新しいウィンドウで開きます。
祀っている仏具セットはこのページの下でオススメ仏具としても紹介しています

【真言宗】モダン仏壇・上置きタイプの仏具の置き方・祀り方


写真をクリックすると、大きな拡大画像が新しいウィンドウで開きます。
祀っている仏具セットはこのページの下でオススメ仏具としても紹介しています

【真言宗】モダン仏壇・下台付き(床置き)タイプの仏具の置き方・祀り方


写真をクリックすると、大きな拡大画像が新しいウィンドウで開きます。
祀っている仏具セットはこのページの下でオススメ仏具としても紹介しています

真言宗で準備するおすすめの仏具

基本的な祀り方で必要となる仏具

御本尊 脇侍 位牌 花立 火立 前香炉 仏飯器 茶湯器
御本尊 脇仏 位牌 花立 火立 前香炉 仏飯器 茶湯器
線香差し 高月 おりん
線香差し 高月 おりん

当店オススメの祀り方で揃えておきたい仏具

灯籠 経机 玉香炉 過去帳 見台 常花 仏膳椀 仏器膳
灯籠 経机 玉香炉 過去帳 見台 常花 仏膳椀 仏器膳
マッチ消し 香合
マッチ消し 香合

真言宗の伝統的で本格的に祀る際に必要な仏具

瓔珞 打敷 供物台 木魚 仏前座布団 数珠
瓔珞 卓 打敷 供物台 木魚 仏前座布団 数珠

真言宗のお仏壇の選び方

真言宗のお仏壇選びは、特にどのお仏壇という決まりはありません。
唐木仏壇でも現代風のモダン仏壇でも、どのようなタイプのお仏壇でも基本的に問題ありませんが、主に浄土真宗などで使われる金仏壇は真言宗では使用しません。

お仏壇のデザインについて

宗派によってどういった造りがといった事は特にございません。
ご予算と、後は好みでお選びいただいて問題ございません。

お仏壇のサイズについて

お仏壇には、大きく分けて、上置き(棚などの上に置くタイプ)と下台付き(床に直接置くタイプ)の2種がございます。
お仏壇を置く部屋のサイズや間取りなどにあわせて、適したサイズのお仏壇をお選びいただいて全く問題ございません。

真言宗のご本尊・脇侍(仏像・掛け軸)の選び方

真言宗の場合、ご本尊は大日如来を祀りますが、ご自身が信仰している仏様があった場合は、そちらを祀っても問題無いという事になっています。
事実、真言宗のお寺でも、ご本尊が大日如来ではなく阿弥陀如来を祀るというお寺もあるほどです。
これは全ての神仏は元が大日如来で、大日如来が姿・形を変えた化身と考えているためで、各寺の本尊も観音様、お不動様、お地蔵様と様々です。
一般家庭のお仏壇においては、ご本尊に「大日如来」を祀り、向かって右側に「弘法大師」を、向かって左側に「不動明王」もしくは「興教大師」を祀るのが一般的です。

ご本尊と脇侍のサイズの選び方

それぞれのお仏壇に、最適となるサイズを記載しておりますので、そちらを参考にお選び下さい。
一般的には上段から天井までの長さと掛け軸の長さで選びます。掛け軸の紐の部分等余裕をもったサイズでお選びください。

ご本尊様を仏像にし、脇侍を掛け軸にする際には、掛け軸がご本尊様よりも高くならないようにご注意ください。
ご本尊様よりも少し低くなるように掛け軸の高さを選ぶのが一般的です。

真言宗の仏具の選び方

仏具の基本は三具足(花立・火立・香炉)になります。
続いて、五具足(花立・火立・香炉・仏器・茶湯器)になりますが、それぞれ三具足や五具足をセットにしたもの、三具足や五具足に線香差しやマッチ消しやおりんを付けた仏具を祀るのが基本的な形となります。
仏膳椀は、ご先祖の命日に位牌を本尊の前に祀って供えます。
このページの上にある「【真言宗向け】仏具の並べ方」でも解説しておりますので、そちらもご確認ください。

仏具のサイズについて

それぞれのお仏壇に、最適なサイズを記載しておりますので、そちらを参考にお選び下さい。
一般的に、仏具のセットなどの場合は、花立の高さを基準にして表記されています。

おおよその目安として、上置きタイプのお仏壇なら、高さ65cm程まで、台付なら高さ130cm程までなら、花立の高さが7.5cm~12.0cmのものを選びます。

仏壇の高さが165cm以上ある大型のお仏壇の場合は、花立の高さが12~15cm程の仏具を選ぶのが良いとされています。

真言宗のお位牌の選び方

塗位牌・唐木位牌ともにお選びいただけます。
宗派でどういった形や色のお位牌を用いるといった決まりは特にございませんので、ご予算とデザインの好みなどでお選びいただいて問題ございません。
複数のお位牌を1つにまとめる用に回出位牌を、2名分以上の3名や4名などの名入れをご希望の方向けに巾広位牌もご用意しております。

お位牌のサイズについて

位牌の標準サイズは4.0寸になり、総高さでだいたい20cm程になります。
この時の注意点として、掛け軸や仏像よりも大きくならないようにしなければなりません。

また、ご先祖様の位牌が既にある場合、ご先祖様のお位牌よりも小さくなるようにしましょう。
だいたいの目安としては、掛け軸の長さに対して、7~8割ほどのサイズの高さのお位牌がバランスが良いとされます

真言宗におすすめの仏壇・仏具・位牌のご案内

真言宗向けの仏壇・位牌、仏具のおすすめを厳選して紹介しています。
特に当店でも人気のアイテムを紹介しています。

お仏壇

お位牌

本尊・脇侍(仏像・掛け軸)

真言宗専用の仏具セット

各種仏具