ブランド事典

フェリージ:素材
Felisi
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バケッタレザー(マテリアル記号:A)


イタリアのトスカーナで古くから伝わる伝統製法により、今も手作業で作られるこの革は、ベジタブルタンニンで鞣された後、植物性のオイルを染み込ませたもので、きめ細やかで、適度な厚みと弾力感があります。
使うほどに艶が増し、しっくりと馴染んでいく特徴があり、オールレザーのバッグや小物で使うほか、ナイロンやキャンバスとのコンビネーションにも使われている、代表的な素材です。



バケッタレザー/シュリンク(マテリアル記号:NK)


フェリージの代表的素材であるバケッタレザー(マテリアル記号:A)と同じ革を用い、さらに、革を大きな樽の中に入れ、12〜16時間回転させ、皺と柔らかさを出す加工を経て、作り上げられた革です。
同じバケッタレザーでも、創業初期から使用するA素材とは異なる表面感や手ざわりをお楽しみいただけます。



バケッタレザー/パルメラート加工(マテリアル記号:PK)


フェリージの代表的素材であるバケッタレザー(マテリアル記号:A)を、現代的に進化させた素材。
ベジタブルタンニンなめしのナチュラルレザーをベースに、縦横につけたシワ加工や、ピュアアニリン仕上げによって、シックな印象をプラスしました。
また、最終段階で撥水加工を施しており、機能性も兼ね備えています。



シュリンクレザー(マテリアル記号:BB)


ベジタブルタンニン鞣しの後、薬品を用いて表面を収縮させる工程を加え、皺模様を作り出します。
原皮や部位によりその凹凸が異なるため、ひとつひとつ表情が違う製品に仕上がります。
柔らかく、そして色艶も深まりやすい、経年変化を楽しむことができるこの革は、クラシカルなデザインのバッグや小物に多く使用されています。



ブライドルレザー(マテリアル記号:AA)


ブライドルレザーは、イギリスの伝統的な製法で作られた革。
数ヶ月かけて、ゆっくりと鞣され、仕上げにグリースを染み込ませています。
耐久性があり、磨きこむほどに光沢が出るこの素材は、昔から馬具やハンティング用品などに使用されてきたもので、世界中のファンに長く愛されています。
使いはじめは、表面に白くグリースが浮き出ることがありますが、ブラッシングで馴染ませることで、光沢が増します。



スムースレザー(マテリアル記号:CP)


ベジタブルタンニンなめしの牛革にアニリン仕上げを施したソフトスムースレザー。



ナイロン(マテリアル記号:DS)


フェリージの象徴的ともいえる、シルクのような風合いをシンセティックに表現したこのナイロンは、きめ細かくなめらかで、上品な光沢を放つ、繊細なファブリックです。
ベーシックなダークトーンからポップなブライトカラーまで、時代を的確に捕えた豊富な色のバリエーションも魅力のひとつです。



ジャカード・ナイロン(マテリアル記号:LG)


楯の中に林檎の木が描かれた、中世から伝わるフェリージ家の紋章を、ジャカード織りで表したナイロン。
定番素材として使用されているナイロン(マテリアル記号:DS)をベースとしており、上品な光沢やなめらかな質感はそのままに、紋章の柄を浮かび上がらせています。



エンボスレザー(マテリアル記号:SA)


フェリージのオリジナル型によるクロコダイル模様を型押ししたエクスクルーシブのこの革は、ベジタブルタンニンで鞣された後に、色付けやコーティングなど特殊な工程を経て作られるため、発色が良く、センシティブな光沢、優美さを備えています。



ソフトクロコダイルスタンプ(マテリアル記号:DU)


ソフトなカーフに、クロコダイル本来の不ぞろいな斑模様を型押しした、軽さと柔らかさが特徴の革。
光沢を出し、細かな傷を防ぐ表面加工を施しています。
鞣しの性質上、使用状況や頻度によって、革の表面が擦り減ることがありますが、このような場合は、色の近いクリームを塗ることで、目立たなくなります。



ウォータープルーフ型押しレザー(マテリアル記号:SX)


エレガントさを表現した、細かな角シボの型押しによるエンボスレザー。
ベジタブルタンニンで鞣された後、特殊な工程でコーティングを施しているので傷が目立ちにくく、最終的に撥水加工を施しているのでタフな一面も持ち合わせています。



アルペンヨーロピアン・カーフ(マテリアル記号:WP)


150年以上続く老舗タンナーで作られる、防傷と耐水における特殊な製法が施された由緒あるアルペンヨーロピアン・カーフ。
革の表面に、ナチュラルで細かな、しぼ模様があるのが特徴です。



コードバン風カーフ(マテリアル記号:CR)


ヨーロッパ原産のカーフを、アニリンを用いた精製クロム製法で鞣したもの。
革の加工段階で、光沢や透明感を与えるワックスが表面にかけられており、まるでコードバンのような印象に仕上げられています。



アンティーク加工レザー(マテリアル記号:IH)


皺のある牛皮の肩の部分を使用した、ベジタブルタンニン鞣しの革。
最後の仕上げとして、手作業によるアンティーク染色を施し、わざと古びた印象に仕上げています。



コットンキャンバス(マテリアル記号:OS)


太い綿糸を平織りした厚手の帆布は、長年使用すると、独特の色落ちがありますが、それは革の変化と同じような味わいとなって、ノスタルジックな印象を与えます。



ドットプリント・キャンバス(マテリアル記号:POS)


フェリージの定番素材である、ざっくりとしたコットンの帆布(マテリアル記号:OS)にドット柄をプリントしたもの。
キャンバスとドットの配色も多彩で、かわいらしくポップな印象に仕上げています。
※ドットプリントの幅(直径):約5mm



ボーダープリント・キャンバス(マテリアル記号:RJ)


フェリージの定番素材である、ざっくりとしたコットンの帆布(マテリアル記号:OS)にボーダー柄をプリントしたもの。
ナチュラルな生成りのキャンバスに、ネイビーやミリタリー色のコントラストは、さわやかなマリンテイストを感じさせます。
※ボーダープリントの幅:8mm/ベース(下地)の幅:13mm



シーコットン(マテリアル記号:CX)


縦横の糸の色を変えてニュアンスを出したジャカード織りのコットンキャンバスの表面に、防水性を高め、摩擦によるキズを軽減するコーティングを施しました。
機能感と高級感を追求した光沢のあるキャンバスは、ON/OFF問わず、あらゆるシーンに対応します。



’50sプリント・ナイロン(マテリアル記号:SP)


定番素材として使用されているナイロン(マテリアル記号:DS)に、’50sをイメージした、ドット、レオパードの柄をプリントで表現しました。
フェリージが得意とするナイロンの、軽快さや上品さはそのままに、いつもの定番とはまた違う味わいをお楽しみいただけます。



カモフラージュ・ナイロン(マテリアル記号:CF)


定番素材として使用されているナイロン(マテリアル記号:DS)に、ダメージ加工風のカモフラージュ(迷彩)柄をプリントしたもの。
フェリージが得意とするナイロンの、軽快さや上品さはそのままに、いつもの定番とはまた違う味わいをお楽しみいただけます。



ゴブラン(マテリアル記号:GN)


2013年春夏新作コレクションのレディースバッグに使われているコットンのゴブラン織り。
一般的に多彩な色の糸が使われるゴブラン織りのイメージを、大胆に新解釈し、現代風に蘇らせました。
フラワーとフルーツの大きな模様をジャガード織りで表現し、その後染色することで、美しいグラデーションが生まれています。



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