■■■ お手入れ方法Q&A ■■■

●素材の特徴・用語解説につきましては「コチラ」をご参照下さい。

毛皮について良くあるご質問にお答えします。
普段使いなのですが、どこに保管すれば良いでしょうか?
普段どのようなお手入れをすれば良いでしょうか?
裏地にアイロンを当てたいのですが、大丈夫でしょうか?
雨や雪などで、濡れた場合はどうすれば良いでしょうか?
においが気になるのですが。
寝てしまった毛を起こす方法はありませんか?
毛皮はクリーニングに出せるのですか?
シーズンが終わったらどこに保管しておけば良いでしょうか?


Q.

普段使いなのですが、どこに保管すれば良いでしょうか?

A.

保管は外からホコリの入りにくい洋服ダンスの中にかけます。
前後にかけてある他の衣類に押されないように十分に間隔をとってかけましょう。
毛皮が押されると毛並みにクセがついてしまいます。
また、毛皮の衣類は必ずハンガーにかける事が大切です。
ハンガーは首が長く、幅が広くて厚みのある毛皮専用のものをお使い下さい。
細いハンガーですと、肩が抜けて型崩れしてしまいます。
専用のハンガーが無いときは、肩幅に合った分厚い木製のものに
布やストッキングなどを巻いて手作りしても良いでしょう。
中にはポプリなど、匂い付きのハンガーもありますが、
匂いを吸いやすい毛皮があるので使わないで下さい。


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Q.

普段どのようなお手入れをすれば良いでしょうか?

A.

外出した後に、よく振ってホコリを払い落としましょう。
逆さにしてバサバサと振れば、ほとんどのホコリは飛んでフワっとした感触が戻ります。
毛皮はホコリを巻き込みやすいので、外出後は必ずホコリを払いましょう。
手入れを怠ると、抜け毛や変色の原因になります。
簡単な汚れは固く絞った蒸しタオルで、手早く毛並みに沿って拭きとり、
ハンガーにかけて陰干ししておきます。


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Q.

裏地にアイロンを当てたいのですが、大丈夫でしょうか?

A.

毛皮は熱には大変弱いものです。絶対にアイロンなどは当てないでください。
アイロン以外にも、ドライヤーやストーブにも注意してください。
ストーブのそばを通っただけで毛先が焦げたという話もあります。
また、光にも弱く、長時間光にあたり続けると色やけしたり艶が落ちてきます。


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Q.

雨や雪などで、濡れた場合はどうすれば良いでしょうか?

A.

軽く振って湿気を飛ばし、乾いた布かタオルで毛並みに沿って優しく拭き、
風通しのよいところで陰干しして自然乾燥させて下さい。
クーラーやヒーターの近くでの乾燥は止めましょう。
皮の部分に達するほどびしょ濡れになった場合、
できるだけ早く専門のクリーニング店に持って行って下さい。
皮は水分を含むと伸びるので、型くずれを起こし、
乾くとゴワゴワになってついには破れてしまいます。
そうならないうちに早めに処置をしましょう。


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Q.

においが気になるのですが。

A.

毛皮はにおいを吸収しやすく抜けにくい性質をもっているので、
においが残ることがあります。においが気になるからといって、
香水やスプレーを直接に毛皮につけるのは禁物です。
シミや黄変を招く事があります。
毛皮の異臭は陰干し等で和らぐ事はありますが、
完全に無臭になる事はありません。


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Q.

寝てしまった毛を起こす方法はありませんか?

A.

寝てしまった毛を起こすには、まず十分に振ることです。
それでもダメなら、毛先の部分に軽く霧を吹いて陰干しで自然乾燥させ、
乾いてからもう一度振ってみます。
これを何度か繰り返せば緩和されます。


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Q.

毛皮はクリーニングに出せるのですか?

A.

毛皮取り扱い可のクリーニング店が御座います。
汚れで毛に弾力がなくなり、ベトついた感じになってきた場合には、
クリーニングに出さなくてはなりません。
特に白や淡い色はこまめにクリーニングに出すべきです。
汚れがひどくなると、クリーニングしても元の美しい色に戻らなくなる事があります。
毛皮には特殊なクリーニング法があります。パウダー法と呼ばれるもので、
揮発性の溶剤を染み込ませた細かい木の粉を毛皮にまぶし、
特別な洗濯機で回転させて汚れを粉に吸着させるのです。
汚れをとると同時に粉に含ませた栄養剤を毛に与えますので、
毛皮は栄養補給されてむしろ長持ちします。


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Q.

シーズンが終わったらどこに保管しておけば良いでしょうか?

A.

一般的には、カバーをかけて洋服タンスの中につるします。
もちろん、防虫剤を直接毛皮に触れないように紙などにくるんで一緒につるします。
よくある例ですが、着物のようにキチンとたたんだり、
ビニール袋に入れるのは折り癖ができたり通風がなかったりで、
毛皮には最悪の状態になります。
理想的な保管状態は、室温摂氏10度前後、湿度50〜60%です。
マンションなどの場合は、洋服ダンスを時々空けて風通しを良くしましょう。
その他注意する点は、保管している間に虫干しや土用干しをしないことです。
かえって虫がつく恐れがあります。保管前の陰干しも、
虫の多い季節は逆効果になってしまうことも。
仕舞う日は3〜5月の湿気の少ない、天気の良い日がベストです。
乾燥剤は、毛がパサパサになるので、入れない方がいいでしょう。


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