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髪のQ&A
頭髪が気になりだしたらTIME TO CARE OF YOUR HAIR
髪はなぜ抜ける?
手のひらに無数の抜け毛が!
頭髪は健康な状態でも一日50〜80本程度は抜けます。もちろん洗髪時の抜け毛がすべてではなく、ブラッシング時にも抜けてしまいます。
また、二日に一度のペースで洗髪する人の場合、洗髪時に100本くらい抜け毛があったとしておかしくはありません。髪にもそれぞれに寿命があり、10万本あるといわれる髪の中で、1日に抜け落ちる(その後生えてくる)数は推定で50〜80本程度とされているためなのです。
問題なのは、思わず、「えっ!?」と驚くほど抜けてしまっているケースです。
また、どうみてもフサフサしていない(10万本もない)にもかかわらず、1日に50本以上抜けるといった場合も要注意です。
まだまだ若いにもかかわらず白髪になるのは、やはり注意信号。
「髪が細くなってきた気がする」「地肌がなんとなく透けて見える」と体感するのであれば、髪からのSOSシグナルだと思う必要があるのです。
髪の変調は、肉体的な苦痛はまずありません。最近ではAGAといって男性型脱毛症のテレビコマーシャルを頻繁に見るようになっています。
男性型脱毛症には男性ホルモンと遺伝子がかかわっていると多くの研究者がみなしていますが、完全な解明ができているとはいえません。
たとえば、男性ホルモンがつよく分泌される年頃になると、男性にはわき毛、ヒゲ、胸毛・陰毛が生えてきます。同様に女性の陰毛が生えるのも、男性ホルモンのなせるわざなのです。この場合は、男性ホルモンが発毛に影響していると考えられます。
その一方で、頭髪の場合、男性ホルモンの分泌ゆえに脱毛現象が起きるのです。
男性に多い、血液中のテストステロンという男性ホルモンは、毛根の細胞にある5αリダクターゼという酵素によって、5αジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。これは脱毛を起こす男性ホルモンで、男性型脱毛症のもとになります。
それでは、思春期になるとなぜ、男女とも、陰毛やわき毛が成長するのでしょうか。
これには「5αジヒドロテストステロン(DHT)とはことなる男性ホルモンが作用している」のだという見方があります。薄毛にはならない、髪を生えさせるホルモンが別にあるという見方です。もちろん、この男性ホルモンは女性にもあると考えられています。
この、男性ホルモンのテストステロンをより強力な脱毛作用をもつDHTに変える5αリダクターゼは、毛髪の成長の母体ともいうべき毛根の中の毛乳頭というところに多いのです。
髪はこれから飛躍的に
進歩しそうなテーマ
脱毛をうながすホルモンを生み出す酵素が、髪を伸ばす毛母細胞の、さらにそのもとというべき毛乳頭になぜ多くあるのでしょうか。残念ながら現在のところひとつのナゾとなっています。
しかも、毛乳頭には、増殖因子といって、毛母細胞に対して髪の成長をうながす物質のあることが発見されました。いつ、どんなタイミングで発毛のシグナルを送るのでしょうか。
男性ホルモン、酵素、増殖因子、遺伝子・・・これらの相互関係を統一する理論はまだありません。
このように、髪については、その成長についても、脱毛についても、メカニズムの解明はまだ充分ではありません。それゆえ、完璧な育毛の方法論も確立しておらず、その対応策も発展途上にありますが、よくいえば、日進月歩の研究分野といえます。




