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その昔、海苔は天然に自生してるものだけで、高価なため一部貴族階級の人だけに食べられている贅沢品でした。
庶民にも手が届くようになったのは、天然採苗が出来るようになったためです。 それは徳川家康が将軍家の御膳に魚を 献上するよう命じたことから始まります。
庶民は悪天候の時も鮮魚を欠かさないため、浅瀬に枝竹で生け簀をつくりましたが、 この柵に海苔が繁茂するのを見て海苔が天然採苗できることを発見。その後、急速に海苔の天然採苗が普及したのです。
泰平な江戸時代にあっては庶民のグルメ指南も高まっていたため、「江戸前寿司」に代表されるように海苔は庶民の間でも もてはやされる存在となったのです。


海苔は江戸時代に天然採苗の方法が発見されたとは言え、採れる量もわずかで海苔はまだまだ気軽に食べられるものでは 有りませんでした。

現在のように海苔が養殖され気軽に食べれるようになったかげには、実は一人のイギリス女性の研究 の成果があったのです。

キャサリン・メアリー・ドリュー女史(1901〜1957年)。彼女はイギリスで紅藻類の研究 をしている学者でした。

第二次世界大戦中のある日、干潮時の海岸を歩いていて偶然見つけたカキ殻に薄黒い海苔が生えて いるのを発見。
研究室に持ち帰り顕微鏡で覗くとカキ殻の中に糸状になった果胞子があるのを発見したのです。

彼女はこの発見を戦後、海苔の研究者であった九州大学の瀬川宗吉教授のもとへ手紙で報告。
それまで夏場の海苔 の生態が解明されていなかった日本に大きな研究結果をもたらしたのです。

その後、1950年にドリュー女史の研究結果を もとに熊本で人口採描法が成功。海苔養殖が一般的になったのです。

彼女の功績を讚えて、熊本の住吉灯台には彼女の記念碑 が建立され、毎年4月14日にはドリュー祭が開かれています。



昭和33年に三越オリジナルとして誕生した金缶海苔。
九州有明海をはじめとする国内優秀産地より採れる海苔 の中から、香り、やわらかさに優れた選り抜きの極上品だけを使用。
有明海の潮の満ち干で、毎日一度は天日にさらされた うま味とやわらかさは、ご贈答品としても喜ばれます。
手巻き海苔やのり巻きなどに便利な全型海苔を加えた詰め合わせです。

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2月3日の節分の夜に、その年の「恵方」を向き、家族そろって無言で、太巻(のり巻)を切らずに食べると、その年は、 必ず幸運がめぐってくると、関西地方を中心に古くから言い伝えられている風習があり、今では全国的に広まってきました。お試しになられてはいかがですか、願いがかなうかも・・・

恵方巻の食べ方はこちら



古代から日本人に愛されてきた海苔。西暦702年の2月6日に施行された大宝律令で、海苔は産地諸国の物産に指定されました。
そこで、あらためて海苔を見直し、感謝しながら、もっと多くのひとに食べていただこうと願いをこめ、2月6日を「海苔の日」としました。
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