パソコンやスマートフォンが普及し、文字を書く機会が少なくなりました。それでも年賀状や結婚式のご祝儀袋などは、手書きをする方が多いと思います。しかし手書きをする機会が少ない今、自分の字にコンプレックスを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。美しい文字、いわゆる美文字を目指して大人になってから習字を始める方が増えています。
履歴書に記載できる書道資格
習字といえば小学生の習い事というイメージがあるかもしれませんが、子供の頃に習っていた方が大人になって再度始めるケースも少なくありません。また、大人になってから初めて挑戦する方も多くいらっしゃいます。趣味として、あるいは自己啓発の一環として書道資格を取得したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。ひとくちに書道資格と言っても、様々な団体が独自の基準を定めて発行しています。そのうち履歴書に記載できるのが、日本書写技能検定協会の硬筆書写技能検定と毛筆書写技能検定です。学歴・性別・年齢などの受験資格は問われないので、興味がありましたら挑戦してみてはいかがでしょうか。
毛筆書写検定とは
文部科学省後援の毛筆書写検定は、制限時間70分〜150分で実技問題と理論問題を解いていかなければいけません。実技は半紙に漢字や漢字仮名交じり、ひらがな、カタカナなどの出題された問題に沿って文字を書いていきます。理論は、筆順や書き取りなどの問題が出されます。5級・4級・3級・2級・準1級・1級までの6等級あり、何級からでも受験できるシステムです。ちなみに、一般的には2級まで取得できれば十分と言われています。準1級・1級ともなると合格率は低くなりますが、初心者でも目指せる資格です。資格取得を目指すのであれば、まずは道具を揃えましょう。
初心者の方も久しぶりに習字をしてみようという方も、書道セットや半紙を通販でお求めでしたら半紙屋e-shopをご利用下さい。和紙の柔らかな風合いを大切にした漢字用の半紙や、かな用半紙をご提供しております。練習に適した機械漉き漢字用半紙、高級清書用の手漉き書道半紙、実用書に適した書道セットなど各種取り揃えておりますので用途に合わせてお選び下さい。