生涯をとおして猫を愛したことで知られる 江戸時代の浮世絵師・歌川国芳が1848年頃に描いた人気作品。 作中では東海道五十三次の宿場名をもじった名前のついた 55匹の猫が軽妙に描かれています。 こよなく猫を愛した国芳の愛情あふれるまなざしで描かれた猫は、ユーモラスでありながらも実に猫らしい描写が楽しめることから、現代においてもなお猫好きの心をとらえています。