髪の長さ・ヘアスタイルの全く異なる二人のモデルが、異なるアイテムを使って夜会巻きに挑戦!
分割画像と文字での解説を詳しく載せておりますので、併せてご覧頂くとより理解しやすいのではと思います。
これで、ゼッタイ全ての方に全貌を理解していただけると信じています(笑)



髪の流れを把握して頂きやすいよう、標準よりやや明るめに
撮影 しています。なお、音は入れていません。
【1】コームの夜会巻き

モデルの髪質・・多め・硬め・太め・
ややクセあり。レイヤー(段)を少し入れた、ストレートロング。

ここまで伸びると段々「アレンジしにくい長さ」になりマンネリ化してしまいますが、
コームを使った夜会巻きならわずか30秒で新鮮なスタイルが完成!

●髪を扱いやすくする準備として事前に髪を巻き、整髪料を使用しています(ストレートの方にオススメ)

  
●パールコームL着用。夜会巻き対応コームは、


標準よりやや明るめに撮影 しています。音は入れていません。
【補足】
 オニピンの打ち方

ここでは視覚的に分かりやすくするために、「オニピン」(下記画像参照)の代わりにカラーのU字ピン(ピンク、ブルー)を使用しています。

←黒いワイヤーピンがオニピン。襟足のたるみ防止や、夜会巻きの補助など、裏方としてバツグンの力を発揮してくれます

髪が長いと巻ききれなかった毛先が出ますが、気になる方はオニピンで固定して下さい。
今回の動画では、毛の流れを軽く整えてから最後にピンを打ち、固定しました(場合によっては数本使用)。

毛先を散らすとキュート・フェミニン・カジュアルになり、毛先をまとめるとクラシカル・エレガント・ノーブルな雰囲気になります。




【2】応用!U字ピンで夜会巻き

夜会巻きは、コーム以外でも作れます。ここでは大きめのU字ピンを使って視覚的に分かりやすくしてみました。
基本的な挿し方は、かんざしや補助に使うオニピンなど、他のアイテムでも共通しています。
ぜひマスターして下さいね♪ 和装でも活躍してくれそうです。



●モデルのヘアスタイル

シャギー(※)をたくさん入れた、ミディアムのウェーブヘア。

※シャギー・・・
毛先を揃えず不規則にそぐカット法。





ミディアムヘアは“アレンジ美人の王道”の長さ!
コームを十分に使える長さがあるだけでなく、「長すぎない」のもポイント。後れ毛があっても「ニュアンスヘア」になってくれます。いろんなアイテムでアレンジが可能♪

●このモデルの場合ウェーブがかかっているので「髪のひっかかり」があり、非常に扱いやすい状態。簡単アレンジでもサマになります。ストレートの方はカーラーで巻くといいですね。
●スパークルフラワー着用。

↓ 今までの分割画像解説も、再確認を! ↓
コツがギュッとつまっています。

セミロング・髪の多くないロングなら、MLサイズのフラワー・ソナタでカンタンに夜会巻きが完成!
コームは左から右へ挿してあるように見えますよね。でも違うんです!この挿し方に、ヒミツが隠されています。

【START!】
シャギーの入ったセミロングのスタッフ。
ねこっ毛で柔らかい髪質なので普段はルーズな雰囲気のアップが得意。
今回は初の夜会巻き挑戦でドキドキ♪大人っぽくなれるかな?

【2】

髪をやや右側でまとめて持ち、時計回りにぐっとねじります。この時、襟足がたるまないようにすると仕上がりに差が。(慣れない場合は、鉛筆などスティック状のものをねじり部分の軸にしながらねじっても。)

【3】

たるまないよう、上へ上へねじりあげていきます。
毛先は、カジュアルに仕上げる場合はねたままでOK。毛先を中に入れて大人っぽく仕上げても。スティック軸を挿していた人は、ここで抜いてね。

【4】
左手でねじった髪を、右手でコームを持ちます。コームは裏向けに持って下さい。飾りのストーンは右側、そり返らせた状態のコームになっているはずです。最初にこの方向に持たないと成功はありえない!

【5】

右から左へ挿し、あとで大きくひっくり返すのが基本。まず、右から左方向に、表面の髪をすくいながら挿します。
裏向いたコームを、表向きににひっくり返す次のステップが最大のヤマ場!

【6】

表面の髪をすくった後、根元の髪(左側の髪)を取り込みながらひっくり返します。ひっくり返す時、クシの先が地肌にぎりぎり当たらないくらいのところでひっくり返して。痛くならないよう気をつけてね(^-^;)

【7・完成!】

左から右にぐっと挿して完成。ひっくり返した瞬間髪ががっちり固定されるのが実感できるはず。襟足の緩みは、Uピンで補強するとすっきりうなじ美人に♪【2】のステップでねじりつつ補強していってもOK!

一回り大きいフラワー・ワルツ《L》だと、ロングヘアもOK!要領は同じです。

髪を1つにまとめ、後ろにウイッグをプラス。コームがウィッグと髪の境目を華麗に隠してくれます♪(矢印の方向から挿してますが、安定すればどちらでもOK)。両サイドにコームを挿しても♪ 


どれくらい髪の長さが必要? 髪質に関係はある? 他に必要なものは? 注意点は?
【望ましい長さ】

セミロング〜ロング
髪がかなり少ない、またはかなりのシャギーが入っているセミロングの方は、少しコームが大きいかもしれません。その場合は、・・・・・・・・頑張って伸ばしてくださいませ!ウソです(^ ^)、ウィッグとの境目につけたりして遊びながら楽しんで髪を伸ばしてくださいね。

かなり髪の多い方や長い方は
一度で夜会巻きを完成させようとせず、サイドやバックの髪を残してから夜会巻きを作り、その後に残った髪を個々にねじってオニピン(後述)で留めるなどの工夫をしてみて下さい。
【髪質】 

特に関係ありません。

が・・工夫は必要です。
さらさら・硬い・くせ毛・量が多すぎる・・。悩みは尽きないかと思いますが、アレンジの前に髪をホットカーラーで巻き、整髪料をつけてからアップにするとぐっとアレンジしやすくなりますし、毛先が出てもキュートに遊ばせることができます。アレンジ前に髪の「ひっかかり」を作り髪のテンションを上げておく、という過程が実はもっとも大切なのです。

また、「ゴムの力を使った夜会巻き」や、髪を湿らせてからアレンジし乾いたらスプレーで固める!というお客様独自のアイデアも頂きました。このあたりの工夫は、鏡に向かう時間と比例して生まれてくるかもしれませんね。
無敵のヘアアレンジ!
を支える脇役たち
●オニピン(黒いワイヤーのU字ピン)・アメピン

●他のヘアアクセ(コーム、U字ピン、ミニクリップなど)
画像上がオニピン、下二つがアメピンです。

アメピンは後れ毛を留めるピンとして解説不要かと思いますが、オニピンはあまり知られていません。このオニピンこそが、髪をキレイに仕上げる影の主役なのです。
髪を少量すくい逆方向から挿し込む要領で何箇所か補強して下さい。コームだけでは心もとない夜会巻きも、オニピンで補強をしておけば安定感が出る上に、コームへの負担も軽減されアクセを長持ちさせる事にもつながります。

時間の経過とともに襟足の髪が緩んできて、「疲れた江戸オンナ」のようになってしまっている方、
襟足にもオニピンは絶大な力を発揮します!
ホットカーラー 事前のひと手間が後できいてきます。髪の細い方・直毛の方は特にお勧め★
ヘアスプレー・ワックスなどの整髪料 利用すればやはり「持ち」が違います。
後れ毛の処理は、コームにスプレーを吹きかけてからなでつければOK。
キレイになりたい気持ち 実はこれが一番必要かも(^^)
鏡に向かうと女性ホルモンがい〜っぱい出て、もっとキレイになれちゃいます♪
チェックしてくれる人 鏡も大事ですがそれ以上に、彼氏やダンナ様、友人など、褒めてくれる人やビシバシ意見を言ってくれる人たちがいたら、もっと頑張っちゃいますよね(^^)
あ、でも
「夜会巻きして落ちないオトコ」は、さっさと諦めましょう。

【ご注意下さい】
リトルムーンのコームは、夜会巻きを絶対的に保証するものではございません。お客様個人の髪の量・長さ・技量によってはご期待に添えない場合がございます事を、何卒ご了承下さい。(極力そのようなことがないよう当ページにて解説させて頂き、お問い合わせにも対応させて頂きます。)
どうしても出来ない、という方は美容院に持ち込み頂き、コツを伝授して頂くのもよいかもしれせん。

【このヘアアクセサリーを末永くお使いいただくために】
夜会巻き対応用に台座を強化しておりますが、夜会巻きは本来、「ひとつのヘアアクセの力だけでアップするには非常に圧力のかかるヘアスタイル」です。過度の負担は破損の原因になります事をご理解下さい。
着脱の際は(特にモチーフと台座の溶接部分に)ムリな圧力をかけ過ぎないよう、お取り扱いにはご注意下さいませ。

●ヘアアクセへの過度の負担を軽減するために、知っていただきたいコツ
一度にアップにしようとせずに、オニピンを必ず補助に使う、夜会巻きを作る髪を減らす(残りは個別にねじり上げる)、などです。プロの美容師さんによると、ゴムやオニピンだけで夜会巻きを作り、コームを夜会巻きの「補強兼飾り」といった位置づけで使うのがお勧め、との事。ご参考に。


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