迷子 犬にならないために、首輪に電話番号の刺繍をしましょう。保護されたときに、必ず役立ちます。 (^^ゞ
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迷子が心配 
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≡ 迷子にならないために ≡
■愛犬には、首輪に迷子札を付けておきましょう。
迷子になってしまったら、なかなか簡単には、見つからないです。普段から迷子札をつけ、名前と電話番号だけ明記しておけば十分だと思います。善意の方が保護してくれたとき、また、警察、保健所、動物愛護センターへ通報してくれた場合にも、電話がかかってくる可能性が高いです。
また、実際に迷子犬に関わってみて気が付いた、大事なことがあります。それは、身なりを綺麗にしていると、保護してくださった方からの連絡を頂ける確率が高いのではないかということです。今、預かっている迷子犬「さくら」は、発見当初、あちこち歩き回ったせいか、毛並みも汚れており、また、首輪も汚れたものを着けていました。言いにくい事なのですが、汚れている犬が、とぼとぼと歩いていたら、多くの方は、野良犬と思ってしまうかも知れません。発見保護してくれやすい為にも、普段からブラッシングをし、汚れたら適度に洗ってある首輪を着けてある方が保護・連絡をしてくれる確率が高いようです。

■犬の失踪原因
1.玄関や門の閉め忘れ、また、庭で遊ばせておく際など、「まさか、こんな隙間から」ということろから逃げ出してしまう事もあるので、普段から十分に注意しておく。
2.散歩に出る際に、勢いで犬が飛び出してしまう。(結構多いです)
3.散歩途中や外に係留中での首輪、リードの外れ(これも、よくありますね!)
4.音によるパニック(花火、騒音、雷の音など)

飼い主の目が届かない所では、なるべく目を離さないように、また、扉を二重にする、玄関に柵を取り付ける等が良いかもしれません。

また、「まて!」「こい!」は、犬自身の安全のためにも、教えてあげてください。
≡ 迷子になってしまったら・・・・ ≡
■公的機関への届け出
・警察
犬は「落とし物」として処理されます。情報は下記の通り、出来るだけ詳しく伝えましょう。普通は、所轄管内の「迷子犬」の情報しか照会をしてくれませんので、全県下など、なるべく広範囲の照会をしてくれるよう、伝えることが大事です。
警察では、2週間を限度として、犬を預かってくれます。その間に、里親探しの機会を設けている場合もあります。この場合には、新しい里親の方が、拾得物の届け出をし、6ヶ月間を限度として、犬の所有権(占有権)が、法的に里親の方に移ります。

・最寄りの交番
普段のパトロールの際に心がけてくれるよう、依頼しましょう。

・保健所
非常にわかりにくい仕組みなのですが、警察と保健所は横のつながりがないことが普通です。また、保健所内拘留場所(犬の保管場所)は、衛生的に問題がある場合が多いです。
発見の通報があった場合の緊急連絡先などを伝え、発見時には、出来るだけ早く引き取り、健康に留意することが寛容です。また、保管期間も地方によって様々なので、発見からどの位の期間、預かってくれるかもあわせて聞いておきましょう。

・市役所、役場、動物愛護センター
犬が迷子になった場合、上記の警察、保健所などに保護されてから、一定期間で愛護センターに移管されることになります。愛護センターに移管された場合にも、里親探しの機会がある場合もあります。また、最悪の場合、3日間を過ぎると、最終的な処置がされます。
(この施設のことは、また改めて書きます。)

以上、これらの届けは、電話一本で行えますので、是非、漏れのないように、また、地域での規則の違いなどもありますので、担当者から詳しく説明をしてもらうことをお勧めします。

PS.事故にあってしまったことも考え「所轄の清掃局」にも一応尋ねてみなければならないことは覚えておいてください。
■届け出の際に必要なこと
・犬種
・性別(去勢の有無)
・毛の色
・大きさ
・首輪などをしていれば、その色・特徴
・鑑札や迷子札の有無
当たり前ですが、相談に乗ってくれる担当者が、犬に詳しいとは限りません。 出来たら特徴的な写真を添えて、出来るだけ具体的に、「体長何cmくらいの大型・中型・小型」という言い方で伝えることをお勧めします。親身になって相談に乗ってくれる方が多いように思います。
 
■迷子犬探し
すぐに行動・・・・迷子を捜すには、これにつきます。

第一に、いなくなった場所の付近にいることが、相当の確率で高いです。ともすると、飼い主を捜したり、他の犬についていったりしてどんどん行動し、やがて自分の知らない場所へと移動してしまうと考え勝ちですが、まず、落ち着いていなくなった付近を探しましょう。
次第に行動範囲が広がるのが特徴です。よって、とにかく時間との戦いになります。残念ながら、30分〜1時間と立ってしまった場合には、まず、協力者を探し、一緒に探してもらう手配をします。
 
1.子供の頃から飼っている場合、地理感があれば戻ってくる可能性が高いです。

2.仲良しの犬、いつも可愛がってくれる家に行っていないか、特に、発情期には異性の居る場所にいることが多いです。

3.自らの意志で脱走した場合には、他犬のマーキングの臭いを嗅ぎ回ったり、異性の犬に付いていったりしている間に全く見知らぬ場所に移動してしまうこともあります。

4.何らかのアクシデントによって飼主とはぐれてしまった場合は、たぶんパニック状態になっています。性格によって、飼主を捜し回りながらどんどん移動して行く犬と、一所にとどまる犬がいます。普段から、どちらの性格か見極めておくことも大事です。

日本犬の傾向
帰巣本能は旺盛なのですが、人に対して関心を示さないマイペース側面もあり、そのために、なかなか人に保護されにくく長期間単独で行動する傾向があります。

洋犬の傾向
人なつっこい性格の犬が多いので、おなかがすいたり、寂しくなったりしたら人に寄り付き保護されやすいです。小型愛玩犬、ゴールデン、ラブラドール等は保護されやすく、ハスキー、テリア系は保護されにくい傾向があります。コリーなどは、帰巣本能が薄い傾向があるため、探し方に注意が必要です。

オス犬の場合
マーキングの臭いを嗅ぎ回ったり、メス犬が飼われている家に現われたりと精力的に行動します。移動距離、スピード共にメスよりも行動範囲が大きくなります。近くに発情したメス犬がいると脱走しやすいので、この時期は特に注意が必要です。

メス犬の場合
比較的ゆったりと行動し、人に甘えたりエサをねだったりする場合があります。オス犬よりも行動範囲は小さいのが特徴です。


子犬の場合
何にでも興味を示し散歩中の犬や遊んでいる子供について行きます。近くを捜しても見つからない場合には、他の家で飼われてしまう可能性も考慮します。

成犬の場合
体力的に充実し、好奇心も旺盛で活動的なので、様々な物や臭いに興味を示しながら移動するため行動範囲は広い。移動のスピードは遅い。

老犬の場合
あまり物事に関心を示さず、行動も直線的です。トボトボと一本の道を直線に移動するめ、思ったよりも遠く離れた場所で発見される場合があります。
しかし、体力の衰えも早く日数が経過すると一ヶ所に定着しあまり行動しなくなる傾向があります。

一日の移動距離の目安
小型犬=約300m〜1km程度

中型犬=約300m〜1km程度
大型犬=約1〜5km程度

その他
普段、自分の意志では通れない(渡れない)道幅の大きな道や橋を、何かの拍子で越えてしまう場合、戻って来られないことがあることも、あわせて覚えて置いて下さい。

 
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