グレイスアートコムの額装について |
グレイスアートコムでは、大切な作品を長くお楽しみ頂く為に、美術館レベルの優れた作品保存品質額装を自社額装にてお届けしています。その内容について、簡単にご説明させていただきます。
マットについて
米国国立国会図書館の厳しい材料購入基準を凌ぐ品質で製造された、アートケア・アーカイバル・システムのアルファマット・アートケアを使用しています。特許のマイクロチャンバーのテクノロジーにより、公害・紙の劣化・副次的な作品自体の経年変化、などがもたらす有害な影響から積極的に作品を守ります。
*褪色防止、にじみ防止
*アルカリ性保持の為の緩衝剤を含有
*無酸
*リグニン含有無し
*特許の[新しい分子構造を持つ紙]マイクロチャンバー技術採用
額装された作品の永続性を高める他商品には無い特徴です。従来の保存用マットボードは、額装された作品を有害な要因から積極的に保護することはありません。アートケアのマイクロチャンバー技術のみが、有害物や額縁内部から生じる酸から作品を積極的に保護します。家庭用掃除機、内装剤に使われる接着剤・断熱剤からのガス、自動車や機械からの排気ガスなど空気中の酸化ガス、酸性ガスを分子構造のトラップで捕らえ、作品を褪色、変色、破壊する有害要素を中性化します。
グレイスアートコム使用のアルファマット・アートケアは、世界中の代表的な美術館、博物館、古文書・公文書保存所で使われています。
|
|
|
|
上記は最も一般的な有害ガス、ニトロゲンダイオキサイドに長時間さらされた状態を、実験室において短時間に再現させた結果です。どちらも同じ室で一緒に並べ同一の時間テストをしております。どちらのサンプルも光にはあてていません。実験結果はアートケア・アーカイバルシステムの実際の結果を証明しています。(日光などの紫外線によるダメージから保護するため、紫外線防止のガラス・アクリルとアートケア・アーカイバル・システムを一緒に使用すると保存性は抜群です。) |
具体例 |
|
|
米国国立国会図書館の |
|
|
ボード自体が劣化し、作品に有害とならない |
|
|
作品自体からの酸を捕らえ、中性化する |
|
|
ボードが外部・内部からの有害物から作品を積極的に保護 |
|
|
PAT |
|
|
ANSI IT9.15 1992 |
|
|
作品保護を第一に考え、グレイスアートコムでは以下の材料を使用して、額装しています。
(1)UVカットアクリル
作品を紫外線から守ります。ただし、現在販売されているUVカットアクリルは100%の紫外線をカット出来ませんので、できるだけ日光が当たりにくい場所に飾って下さい。(2)マットボード
バージンパルプの原材料から作られたアルファマット・アートケアを使用。アクリル面から侵入する有害なガスやモールディングや作品に使用されている素材からの酸化を防ぎます。
(3)中性合紙
作品と裏板との間に入れ、裏板からの酸などの付着を阻止します。(4)フレーマーズテープ
無酸で熱により溶解する接着剤を、酸を含まないフィルムに塗布したヒンジ用テープでアメリカではNo.1の売行きのヒンジテープを使用。接着剤が紙などの基底材にしみ込んだり、可塑剤の悪影響がありません。更に高度な保存額装や、お手持ちの作品の修復なども行っております。
詳しくはこちらをご覧下さい。また、お手持ちの作品の保存状態の点検やフレーム交換をご希望の場合には、
こちらをご覧下さい。