銀河工房の木のおもちゃは、赤ちゃんから大人まで遊べ豊かな創造性を育みます。 出産お祝いに名入れおもちゃがオススメです。
wooden toys Japan



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● おもちゃは世代も国境も越える。
遊びの大切さとそれを助けるおもちゃの役割‥‥遊び道具のおもちゃは、言語や世代の壁をこえて親しまれる生活道具です。子供にとって同年代の友だちはもちろん、両親やまわりの大人達に遊んでもらうことは大切な栄養素になり、こころを育みます。おもちゃは遊びを支援し、心をつなぐ媒体になります。
● おもちゃと刺激
大きな音を発したりぴかぴか光ったり子供の関心を惹き付けてくれるおもちゃは 忙しいお父さんおかあさんにとって大切な子育ヘルパーでしょう。わたしどもが製作している木のおもちゃはそうした意味では刺激の少ないものです。このような低刺激の玩具を楽しむには 「アクション」「働きかけ」が大切です。そこに「会話」が生まれます。 コミュニケーションを豊かにする玩具は一見とても無口なものです。
● おもちゃからはじまる創造性
3歳くらいになると自分から創造するあそびをしている様子を目にします。 積み木あそびは代表的です。積み上げては壊し、また作る、を繰り返しますね。 おもちゃ遊びの大切さはここにあると思います。子供は『ただ』つくっているのでしょう、 けしてうまく作ろうとしているわけでなく、おもいつくまま、自然に 手がうごいてしまうのかもしせません。私たち大人は作意が入ってしまいがちですが 子供は無心に木片に向かえます。そこに創造性の大切な芽があることが 知られています。あそびの世界に入り込んでいる子供たちをゆったりと見守りたいものです。
● 木のおもちゃ‥‥ここが好き!
木の感触は時間がたつほど、味わいを増すものです。 おもちゃギャラリーには10年以上前のおもちゃもありますが、 なんともよい飴色になっています。子供の頃の時間を 共にした玩具が大切に残されて、また次の世代の子供たちに愛されつづけるのは 素敵ですね。
● 思い出の共有
子供の成長、発達に伴って常に玩具も遊びも変様します。すぐに飽きてしまわない玩具であってもその旬と言える時期はやはりあるものです。木の玩具はそこに日光による日焼けや手指の手あかが付着することで「ひとつしかない」玩具としての味わいが生まれ、愛着につながります。あめ色につやの出た玩具をめぐって親子の共通の思い出と共に様々なエピソードが語られることでしょう。
● 造形力
造型力が育つ幼児期に、パズル遊びは形への認識を深めます。紙やベニヤ製の(比較的簡単な)平面パズルとともに、立体の動物パズルにも挑戦してみましょう。 2次元的な形の理解を一歩すすめて立体的に構想する3次元的な想像力を育みます。 立体パズルの特長は、それぞれのパーツに裏表があることです。平面パズルと立体パズルの両方を遊んでいくとお子さんの成長の様子がよく解るようになります。
上でご紹介している動物パズルの場合、それぞれを組み上げる時、隣り合う小さな動物を探しますが、類似した形(曲線)のなかから、ぴったり収まる形をすばやく見つけるには、無意識に右脳を使うことになります。 楽しく遊んでいるうちに知らず知らず造形感覚や想像力がいつのまにか育つのです。
動物で動物ができていて、しっかり組み上げると(横に倒さない限り)どこを持っても崩れないのがこの立体動物パズルのもう一つの特長です。
● 形の認識と幼児
幼い子のパズル遊びを見ていると面白いことがあります。
『〜のように見える』という視点で捕らえれば、ピーマンの切り口がミッキーマウスみたい!というように、やわらかい感性で物の『形』を見ている事に気付きます。パズル遊びも幼い脳になんらかの刺激を与えて いるようです。
パズルする子供をさりげなく観察してみましょう。
その子らしい物の見え方はひと味違っているかもしれません。
● あそびの力を発揮するおもちゃ
「たかがおもちゃ、されどおもちゃ」
あそびなのだからという気楽さや、おもちゃなんだから楽しんでという気分が家族のコミュニケーションのきっかけになり得ます。忙しく心にゆとりを持てないときに子供と「あそぼう」と思っても、または「あそんで」といわれてもその気になれません。でも、ふと時間があいたり、もしくは時間を空けて、子供と遊んでみれば、お子さんとの心の距離がグンとちかづくのを実感するものです。あそびやおもちゃの影響力を感じます。親子の「おもちゃの時間」は心の栄養素を頂くひとときになります。
● おもちゃで「遊び力」復活
お父さんお母さんと遊ぶとお子さんは喜びますが、親にとって童心に帰って遊ぶのは意外とエネルギーが要り ます。そんなとき「えっ、こんなスタイルできるの?」という驚きも大人の遊び心のエネルギーアップ に一役買ってくれる様です。飾っておいても美しいけれど、遊びを通じて子供と親の共通のわくわく体験ができれば、生活道具としてのおもちゃの本来の力を発揮することになるでしょう。 おもちゃは子供に与えておくものではなく、共に楽しむコミュニケーションの道具です。その際、お父さんにも参加してもらいたいと思 います。実はお父さんの潜在的な遊び力は母親以上であることが多いからです!
● おもちゃあそびの原点
このような車は子供がはじめて出会う玩具のひとつでしょう。 今回はあえておもちゃの原点にかえって考えてみます。 最近は「ひとり遊び」の上手な子供が増えたと言いますが、玩具はもともとはコミュニケーシ ョンを豊かにする生活道具でした。「きりんさんがお父さんの背中をのぼっているよ」などと話ながらお互いに背中をころころさせてみてください。大人はマッサージのようで気持ちいいですよ。子供さんはくすぐられているような気分かも知れません。御家庭ごとの楽しみ方があると思います。