

ごま畑から流通経路まで、自分の目で確かめる。
ごま油メーカーとして、ごまの産地を自分の目で確かめたい。
2年間で足を運んだ国は、アフリカ、アジア、南米など10カ国以上。
ごま畑から流通経路まで、竹本油脂のごま油事業部長が現地調査。

ごまはとても身近な存在にもかかわらず、一体どこでどのように生産しているのかイメージが浮かびづらい食品です。それはごまの生産地がアフリカや東南アジア、中・南米などの奥地で生産されていることが多いためです。
竹本油脂は3年前から世界の主要なごま生産地を訪ね、現地の調査を行ってきました。訪れた国はアフリカではスーダン、タンザニア、モザンビーク、ナイジェリア、東南アジアではミャンマー、中・南米ではパラグアイ、ボリビア、メキシコといった国々で、これらのほとんどの国から、ごま油の原料となるごまを輸入しています。

なぜ国産のごまを使わないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、日本のごまの生産量は年間で200t程度。これは竹本油脂の工場ではわずか1日分のごま油にしかならない量なのです。ごまはトレーサビリティがとりにくい農産物といわれていますが、現地に赴くことで生産地の管理状況を把握し、努めて安全性を追求しています。

アフリカ各国は品質チェックや、輸出業者による管理が行き届いています。手書きで項目を記録しているアナログ方式でしたが、トレーサビリティのシステムはかなり確立していましたので、きちんと農家や畑まで履歴をたどれます。また、南米のパラグアイのトレーサビリティは完璧といっていいレベルです。



ごまは栽培はほぼ無農薬ですが、むしろ気をつけなくてはならないのはポストハーベスト(収穫後に何らかの事情で殺虫剤を散布すること)です。これに関しては、現地で船積み前に、そして日本の港に入港してからも、コンテナ単位で第三者機関による検査を行なっています。項目は約500種類で、厚生労働省が定めるポジティブリストにのっとり、ありとあらゆる可能性を想定しています。

