〜軟鉄鍛造とタングステンが生み出す直進性アイアン〜
このクラブの一番の特徴は、ヘッドの中心部に軟鉄素材より軽いマグネシウムを入れ込み、ヘッドの中心部を軽量化しているところです。
その軽量化した分の残りの重量をそのまま、ヘッドのトゥーとヒール側に配分することで、さらに慣性モーメントを高め、直進性を向上させました。

つまり、従来の軟鉄鍛造モデルより、ミスショットに強い鍛造アイアンに進化しています。

また、当時のプロおよび市場では、軟鉄鍛造なのに球が上がりやすいモデルとして評価され、多くのプロや一般のアマチュアに人気のモデルとなっております。

〜プロモデルをよりやさしく、より飛びやすくアレンジ〜
今なお日本のゴルフ界のトップを突き進む藤田寛之プロ。
彼が当時使用していたモデルをベースに、アマチュアが求めるやさしさと飛距離の要素を組み込まれた名器です。

特筆すべきは、従来軟鉄鍛造アイアンでは考えられなかったアイアンの飛距離にあります。
単純にロフトを立てただけではなく、高い球が打ちやすくなるよう、ヘッドの低重心化そしてセミグースネックにすることによって、球のつかまりやすさにまで意識し設計されてます。

今では主流になりつつある「飛ぶ軟鉄鍛造アイアン」。
その原点のモデルであるといっても決して過言ではないモデルです。

〜メジャー勝者が愛用したやさしさが垣間見える軟鉄鍛造モデル〜
このクラブのコンセプトは「操作性」と「高弾道」
軟鉄鍛造＝球が上がらない・飛距離が出ないというイメージが先行しがちですが、良い意味でそのイメージを壊してくれたモデルがこのクラブ。

上記二つのモデルと違い、キャビティバック形状のおかげでヘッドの重心が低めに設計する事ができ、球が上がりやすくなっています。
クラブの設計はあのロジャー・クリーブランドが開発。

当時はメジャーを制した男女のトッププロが愛用したことで、非常に人気のあったモデルです。

〜プロモデルなのにやさしいアイアン〜
このクラブのコンセプトは「抜けの良さ」と「ラフ対策」

クラブに、バウンス角を付けることで、芝の薄いライの場所でもクラブが抜けやすくなっており、引っかけやプッシュアウトといったミスショットが出にくくなっています。

また、スイートスポットが低めに設定されていることで、フェアウェイや悪いライからでもフェースの芯で球をとらえやすくなっています。

「軟鉄鍛造＝難しい」というイメージを壊し、幅広い層に使えるモデルとなっております。