バルブ形状と種類について

種類:T5/T10/T16/T20/S25/BA9sと種類は様々あります。

この種類を大きく2つにわけると[ウェッジ球]と[口金球]に分類出来ます。

ウエッジ球とは電球の端子部が平たくなっている物をウエッジ球といいます。

口金球は端子部が金属で出来ている物を口金球といいます。


球にはシングル球とダブル球があります。(T20/S25)
シングルは名前からイメージ出来ると思いますが、1種類の電球で1種類の光り方をするバルブです。
実際車両に使用されている箇所で、ポジション球やバックランプ球など・・・
ダブル球とは、ダブルなので1種類の電球で2種類の光り方をするバルブです。つまり光量が二段階に分かれるバルブです。
ブレーキ球がそうです。スモールランプを付けるとレッド。ブレーキを踏んだら更に強いレッドが光ります。

またウェッジ球の場合、電球そのものには、シングル球の場合、電球のお尻に金具が+と-でそれぞれ1つずつ(計2個)
付いていますが、ダブル球はその金具が+と-がそれぞれ2つずつ(計4個)付いています。

ダブル球の場合、車両側の差し込み口の方が、この+と-の並び方において、++--と並んでいるものと+-+-と並んでいるものがあり、
これが車種によって違います。LEDの場合、この並び方が電球側と車両側で合わないと点灯しません。
これは車両の配線図などを入手して調べるほかありません。
ただし、最近のLEDのダブル球は両極性(++--でも+-+-でもどちらが来ても点灯する)タイプのものが出ていますので、
並びが分からない場合でも、このタイプを選べば必ず点灯します。

シングル球の場合も電球側と車両側で+と-が合わなければ点灯しませんが、
点灯しない場合は電球を反対向きに差し込めば点灯します。

※上図はガラスと口金の形状を分かりやすく示したもので、フィラメントと口金の位置関係等は実物と異なる場合があります。
またメーカー等の違いにより寸法に若干の差がある場合があります。
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