ダッチオーブンは、最近アウトドアクッキングでよく知られている本体もふたも全て鋳物の鉄で作られた厚手の鍋です。

ダッチオーブンは、ヨーロッパからアメリカに渡った開拓者たちが、屋外やキッチンで料理する際に愛用していたといわれています。

ダッチオーブンを焚き火の上にかけ、豪快に肉や野菜を焼いたり、煮込んだり、あまり手間をかけなくてもおいしく出来上がるといわれています。また、ふたの上に焼いた炭をおくと、ダッチオーブンから食材を包み込むように熱が伝わり、オーブン料理もできます。そのような使い方ができる鍋のため、万能鍋ともいわれ、焼く、炒める、煮る、揚げる調理から、ケーキやパンも焼くことができます。
調理中の手のかからなさ、出来上がりの美味しさなどからダッチオーブンは「魔法の鉄鍋」と呼ばれることもしばしば。

この「魔法の鉄鍋」の良いところを残し、
お手入れのしやすさなどを改良しました。



魚焼きグリルの中は点火後すぐに高温になります。ですから、ダッチオーブンも外から強い火力でどんどん熱されます。でも、ダッチオーブンの中の食材は、優しい熱のあたり方で加熱されていきます。そのわけは、ダッチオーブンの素材と形にあります。
ダッチオーブンは厚みのある鉄でできています。厚手の鉄鍋は、アルミの鍋などに比べると、温まるまでには時間がかかりますが、いったん熱くなると、かなり長い時間、じっくりと中のものに熱を伝え続けます。
重い蓋は、水蒸気を外に漏らさず、圧力鍋さながらの機能を果たすのです。



グリルの火を消しても、グリルの扉を開けなければ、グリル庫内の温度はそれほど下がりません。ダッチオーブンの中は、温度が下がるどころか、しばらく上がり続けることもあるのです。そうして長い時間、食材をじっくり加熱し続けるのです。
加熱時間はガスオーブンの約1/2。
余熱も活かせ、ガス消費量も大幅にカット出来ます。









 


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