無垢フローリングのメンテナンス方法

ギャラップの木材は、大半が無垢材です。メンテナンス方法によっては、不具合を生じる場合も御座います。
あらかじめ下記の点にご注意・ご了承の上、ご使用下さい。

 ● 日常のメンテナンス方法
 ● 汚れやシミが付着した場合
 ● 定期的なメンテナンス方法
 ● 床材施工について

●重要事項


 日常のメンテナンス方法
  • 日常のメンテナンスは、乾いた雑巾での乾拭きもしくは掃除機がけを行って下さい。
  • 水を含んだモップや雑巾を使用した水拭きを行うと、表面やフローリングの隙間から水分を吸収してしまい、
    表面の塗装の剥がれや木材の暴れ(膨張・反り)の原因になりますので、絶対にお止め下さい。
  • また、水をこぼされたり、塗れた物を長時間放置された場合も、不具合の原因となりますので、ご注意下さい。
  • 万が一こぼされた場合は速やかに拭き取り、風通しを良くする等、出来るだけ早く乾燥させて下さい。

汚れやシミが付着した場合
  • ギャラップでは、無垢の木目を生かした自然な塗装仕上を施しております。
  • 日常的な使用により塗装面が磨耗したり、汚れやシミが付着することが御座います。
  • ひどい汚れが付着してしまった場合は、その部分をサンドペーパーで削り落とし、同じ塗料で再塗装して下さい。
  • 補修されてすぐは再塗装された部分と、その周辺部分とでは色やツヤなどに微妙な違いが生じることがありますが、
    経年変化によって次第に馴染んできます。あらかじめご了承下さい。
  • お使い頂いております床材の塗料・塗装方法につきましては、各製品ページをご参照下さい。

定期的なメンテナンス方法
オイル塗装・ワックス塗装の場合
  • 半年から1年に1回を目安として、全体にもともとの塗装と同じオイルまたはワックスをかけることをお勧めします。
  • それにより、もともとの塗装の風合いを損なうことなく、メンテナンスを行うことが出来ます。
  • オイル塗装時に使用したウエスは、自然発火するおそれがありますので、使用後は必ず水に浸してから廃棄してください。
ウレタン塗装の場合
  • 汚れがひどくなってきた際は、フローリング用洗剤やウェットタイプのフローリング用お掃除シートなどを使用し、汚れを落とします。
  • 水性タイプのワックスを使用される際は、直接撒くような使用方法は絶対に避けてください。
  • フローリングの隙間から水分を吸収してしまい、木材の暴れの原因となります。
  • 磨耗により塗装膜が剥がれてしまった場合は、同じ塗料で再塗装して下さい。
  • 塗料によりツヤの種類が異なりますので、塗装される前にご確認下さい。

床材施工について
  • 通常、無垢フローリングは直ばりには適しません。必ず、根太ないし捨て貼りで施工して下さい。
  • 捨て貼りの場合は12mm以上の耐水合板を使用して下さい。
  • 湿気の多い場合は、根太と捨て貼りの間に、防水シートを敷いて下さい。
  • 接着剤と釘の併用で施工してください。
  • 接着剤は床施工専用で弾性を持つ、一液型ウレタン樹脂系接着剤かエポキシ樹脂系接着剤、
    釘は40mm以上のスクリュー釘をおすすめします。
  • 一般木工用ボンドは割れや床鳴りの原因となりますので、使用しないで下さい。

重要事項
上記内容を十分ご注意・ご理解いただきました上で、商品の選定・採用をお願い致します。
商品品質には万全を期しておりますが、納品時、材料・商品に問題があると判断された場合、
当社担当者が確認の上、お取替えさせて頂きますので、早急にご連絡下さい。
但し、当社で製材又は加工しているほとんどの製品は、手作業による加工を施している為、
お取替えの際、再納品にかかる納期は、約2週間程頂戴する場合が御座います。ご理解とご了承をお願い致します。
その他、ご不明な点、ご心配な点等御座いましたら、お気軽にご相談下さい。

GALLUP 株式会社リムジンインタナショナル 2012.4.1