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はじめてのキュボロ(クボロ)

組立てクーゲルバーンやスカリーノは立体のように見えますが、それを使って遊ぶ
時の考え方は基本的に簡単な一筆書きのようなもので平面を斜めにみている感じです。
それに比べるとキュボロはパーツ1個に対して表面の道と内部のトンネルの2種類が
同時に存在し、きっちり内面構造を把握しながら作っていかなくてはならないため、
同じ一筆書きでも複雑に交差し絡み合った構造のため平面だけの感覚では表現する
ことができません。そのためそのすべてを使いこなすには小学生くらいからでないと
難しいかもしれません。
でも表面の道だけを使って遊べば、もっと低年齢から遊ぶことも可能になります。
理解できる年齢の子どもも大人も最初からきっちりトンネル構造が分かるわけでは
ないのです。
そこで、《本当に初歩的キュボロの遊び方》を少しお話いたします。

その前にちょっと復習から。
クボロの表面の道は一部の特殊なパーツを除き、全て勾配がありません。



そのため道をつないでビー玉を転がそうと置いてもまったく動きません。



これが前提です。

まずは表面の道を子どもと一緒ににつないでみましょう。1本の道が出来るはずです。



道が出来上がったらビー玉を置いて、自然に転がらないことを子どもと一緒に確認
します。



もちろんビー玉を指でちょっと弾くと弾いた分だけ転がってやがて止まります。
『じゃあ、こんな部品を置いてみよっか?』などお話しながら、



上写真のような上の面から下に向かってつながる穴の開いた部品を1本道につながる
よう置きます。



置いたパーツの穴からビー玉を落としてみると、コロコロコロ・・・
落ちることで得られたエネルギーにより、ビー玉はそのエネルギーがなくなるまで
転がります。さて、みなさんはどこまで転がりました?



この時のビー玉が止まった場所までで最初に作った道を切り取り、下につなげるための
穴の開いたパーツに置き換えて再度ビー玉を転がしてみましょう。

 

うまくいきました?

そうそう、ビー玉を転がしているのひょっとしてお父さんお母さんじゃないですか?
気持ちは分からないでもないですが、ビー玉を転がす¥のは子どもにさせてあげて
くださいね。《子どもと一緒に遊ぶ》ですから。
ここまでくればもう簡単です。後のつながりは皆さんで工夫してみてください。


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